高台寺・圓徳院 秋の特別拝観とライトアップ。 期間は平成21年10月23日(金)~12月6日(日)です。
ねねの道に面する入り口の長屋門
桃山時代を代表する画家、長谷川等伯の襖絵「山水図」32面(重要文化財)を公開しています。圓徳院での公開はこれが
最後となります。
午前10時~午後9時30分まで受付/午後10時閉門(日没後ライトアップ)
圓徳院は、豊臣秀吉の妻、北政所ねね終焉(しゅうえん)の地です。その由来と関連年譜を紹介します。
(圓徳院ホームページより)唐門前に咲く石蕗(つわぶき)の花
豊臣秀吉の没後、その妻北政所ねねは「高台院」の号を勅賜されたのを機縁に高台寺建立を発願し、慶長10(1605)年、
秀吉との思い出深い伏見城の化粧御殿とその前庭を山内に移築して移り住みました。
それ以来、大名、禅僧、茶人、歌人、画家、陶芸家等多くの文化が、北政所を慕って訪れたと伝えられています。
ねね58歳の時のことです。 これが今日の圓徳院の起こりです。ねねは77歳で没するまで19年間この地で余生を送り、
ここは北政所の終焉の地となりました。 唐門を入ったところの豊臣秀吉好みの手水鉢
そのねねを支えていたのが、兄の木下家定とその次男の利房です。圓徳院は利房の手により、高台寺の三江和尚を
開基に、木下家の菩提寺として開れ、高台寺の塔頭とされました。寛永9年、ねねの没後9年目のことです。
今年のライトアップテーマは「こころの宙(そら)」。
方丈南庭園
方丈西側の小部屋
真新しい襖絵
方丈と政所窯の間の「ねねの小径」石塀小路に抜けられます。
方丈から渡り廊下で北書院の入り口へ。
北書院庭園
10日現在のもみじの色付き具合は、まだ三分と言ったところです。
茶室前の桧垣の手水鉢 宝塔の笠を利用し、笠石を横にして、その面を凹字形に切り取り手水鉢としたものです。
笠石は室町時代の作と考えられています。
平日の雨降りの9時過ぎに行きましたので、貸切状態で贅沢をさせていただきました。
雨が降っておりましたので、フラッシュが雨粒に反射してしまいました。
庭園を出たところの石碑ですが、暗くて読めませんでした。
庭園を出て右手(西側)にある三面大黒天神、三面とは(大黒天・毘沙門天・弁財天)が一体になった仏像のことです。
ねねの道から見た大黒天入り口、中には観光客に人気のある都路里のカフェもあります。
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