Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

微妙なバランス(ビドゴシュチ)

2013-11-21 19:00:41 | ポーランド
今日も寒い朝。まあ、ピーク時ではないけれどね。
今朝の電車の遅延のりゆう、途中駅でのなんとかんとか・・この『なんとかかんとか』の部分は忘れてしまったのですが『お客様混雑』でもないし『お客様救護』でもないし・・いったい何だったの??という意味合いの説明だったと思う。

スリが捕まった?痴漢が捕まった?と一瞬思ってしまいました。

そうそう、ここのところネット上で繰り広げられている日本○ニセフ協会への批難。
kおばちゃんには批難する人の気持ちが良くわかりません。

確かに日本の協会は日本支部ではないのだけれど・・それはそもそも成り立ちから違うんじゃないかな?
かつて日本が戦後困窮していたとき、○ニセフからの支援を受けていた。そしてその支援に対する感謝の気持ちから立ち上げられたのが日本○ニセフ協会。お礼のつもりというか、善意をうけたお返しに自分達も寄付をしたいと始まったのじゃないでしょうか?
現在でこそクレジットカードで気軽にどんな通貨ででも寄付できるけど、当時は現金決済。つまり日本のお金を両替して送金しなければいけないという作業もあったわけだから、この団体を通して行われることが普通だったのだと思います。

ところが、時が流れお金の流れもシンプルになってきた今、出来てしまった組織を運営しなければ行けないという課題があるので、それのみが追求されている感じがします。
物凄い宣伝効果を出すために資金をつぎ込んでいるのも事実でしょう。

ただ、世界のお金の流れ、宣伝の仕方が変わってきたのだから組織自体も変化して言っても良いと思いますけどね。

運動を運営するのに資金は必要ですが、無駄を省く努力もしなくちゃいけないのだと思います。
壱円でも1ドルでも多く、皆のために役に立てて欲しいと思う気持ちは共通しているのだから。ね。

○5月29日(水)

ビドゴシュチの散策をしているkおばちゃん。なんだか妙にだだっ広い広場を後にします。

人の流れにくっついてゆくだけですけどね。


この通りテラス席のついたカフェがたくさんありましがた、まだちょっと寒いかな?

川のそばにこのような建物がありましたが、これも博物館のようです。


この先に、橋がかかっています。渡って見ましょう。

橋からさっきの旧市街の方向を眺めると・・・倉庫のような建物と、カフェレストランでしょうかをしているボートが目に入りました。


そして、あら。空中に何か浮かんでいます。

反対岸の方をバックに眺めるとこんな感じで浮かんでます。


この像・・どこかで見た事があります。そうそう、ビドゴシュチの町を調べていたときにHPに良く出ていた像です。

どうやらビドゴシュチの『有名人』と言った感じですね。
で、これも帰国してから調べました。

この像は2004年5月1日にポーランドはEU諸国の仲間入りをしたことを記念して造られたというものらしいです。
Jerzy Kędzioraの作品で、バランスを取りながら川を渡っている→つまりEUの仲間入りをした。ということを業減しているようですが、同時に『後戻りできない』という意味もあるとか。
重さは50キロ・・kおばちゃんより小柄です。



そしてこの彼の右ひざの先にツバメが一羽、とまっているのですがこれポーランド・フィルPomeranian PhilharmonicのでディレクターであったAndrzej Szwalbe氏へのオマージュだそうです。


微妙にバランスを取りながら、後戻りできないところをそろりそろりと渡る・・なんだかこれの表す意味は深長だと思ったkおばちゃんです。

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