Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

新しい劇場(エクス・アン・プロヴァンス)

2007-10-07 23:53:46 | フランス
今日もお休み!うれしいな。
昨日よりはお天気もよさそう。ということでお洗濯。

午後から出かけなきゃ行かないよう字があったのだが・・久しぶりに乗った電車の混みようッたら・・なんだか疲れてしまった。込んでるだけならまだ良い?のだが『うるさい』のだおしゃべり全開で。ここはアジアのバザールか??とにかくうるさかった・・たかだか20分しか乗らなかったがぐったり疲れてしまった。
朝のラッシュは静かなもんだ・・とあらためて思ったkおばちゃんです。

○7月4日

無事にホテルに着いたkおばちゃん、今回ばかりは『神様』に感謝してしまいましたよ。そうそう、kおばちゃんのたどり着いたのはAix-en-Provence(エックス・アン・プロヴァンスという表記とエクス・アン・プロヴァンスがあるが、今回は文字数の少ない方を選択します)という町。

ここも、古くはケルト人その後はローマ人の町として栄え、近世にはプロヴァンス伯爵領の首都として栄え1486年にはフランスの領土となったようだ。そしてもちろん世界遺産。
ただ、この町の歴史の中にローマの香りを感じるのはその名前Aix-en-Provenceだけかもしれな。「Aix-en-Provence」の「Aix」は、BC.2後半に Caius Sextius Calvinus と言うプロコンスルProconsul(ローマ時代の執政官が退職した後に、継続して権限を持たせるために与えられた職名)マルセイユからの運輸の中継地点として建設したこの町に、 Aix と言う名前が付けられたようで、Aix のもともとの語源はラテン語で Aquae Secustiae (水・セクスチウス)。それが変形した今日の「Aix 」となっていると言われているようだ。水の町なんですね。

そして、この町にくることこそ、今回のkおばちゃんの第一目的というかそもそも旅を計画するきっかけだったのです。

この町も中心部は大変入り組んでいるし、駐車スペースも限られていそうなので、kおばちゃん町の中心を離れた・・そして歩いて中心にいける・・もちろん安いお宿を取りましたです。本日から3泊!
フロントは、ちょっと階段をあがったとこ。それより、ホテルの駐車場はいっぱい!!駐車場の脇の通路にとりあえず駐車して、チェックイン。
フロントにいたマダムはてきぱきと受け付けてくれた。車の駐車のことを話すと、一緒に外に出て、駐車OKの通路を支持してくれた。大丈夫かな??ほんとに・・という思いもあったけど。
マダムは「あなたは日本人ね。じゃこのガイドあげるわ」とこの町のガイドと地図を探してくださった。

ここのホテルは、昨日のお宿とは違って規模は大きい。ホテルというよりリゾートマンションのようなつくり。規模も大きい。だが、kおばちゃんがチェックインしたときは他にお客さんもいなかったし、話しやすいマダムだったので、思い切ってきいてみることにした。それは・・

前にも書いたが、旅のきっかけになったこの町に来る目的は『今晩の演奏会』を聞くこと・・なのだが、実は場所が良く分からないのだ。町のHPなんかでも検索したのだが、行き当たらなかった。
そう、このエクス・アン・プロヴァンスは国際音楽祭(Festival International d'Art Lyrique d'Aix en Provence)が6月29日から7月22日の間かいさいされているのだ。そのチケットを、旅行にいけるかどうかまだ全然わかっていな4月早々に買ってしまった・・おばかなkおばちゃんだったのです。だって、その時点でも一番行きたかったものは『完売』だったんです。でもこれには理由があったことが後でわかりましたが・・

当然チケットを『買った』といってもネットで買っただけなので『本物』はまだ手にしておりませんです。そしてそのチケットを『手』にするには『開演30分前までに劇場にて引き換えること』という注意書きが書いてあったので・・kおばちゃん時間に追われて必死だったんです。だってもうとっくの昔にチケット代はカードから落ちてるし・・

それにして場所が分からなければ行きようがない・・ということで早速マダムに聞いてみました。
マダムは『ああ、ここね。新しい劇場ね』kおばちゃんは『新しい?』と疑問に思ったけど、マダムが『ここ、ここ』とさっき渡して下さった地図に『×』しるしをつけてくださった。

どうも中心部から外れた場所。マダムに『何分ぐらいかかるかしら?』ときいたら『歩いたら20分くらいかしら・・』と言われてしまった。

大変!急いで着替えないと・・とお部屋に向かったkおばちゃんです。
超特急でシャワーを浴びて、ドライヤーをかけるまもなく着替えて劇場に出発したkおばちゃんです。

そうそう、新しい劇場の名前は『Grand Théâtre de Provence 』旧市街のはずれ、新しく整備した地区にあります。とっても近代的な地区でした。
冒頭の画像はそのホールの内部です。

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2 コメント

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先にチケットを (torachan0303)
2007-10-09 13:47:17
買ってしまっていたんですね。それは、意地でも、たどり着かないといけませんねぇ。

新しいだけあって、きれいですね。素敵な演奏が聴けそうです。演奏会、雰囲気も大切ですものね。
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躍らされました・・ (kおばちゃん)
2007-10-10 12:29:40
『完売』の文字に躍らされました。
普通ベルリンフィルの出る音楽祭は結構人気でチケットなくなるんですけど・・後発だったのと、『日本人』にあまり知られてない・・というのと、日本のお休みに重なってない??というので当日でも余ってましたよ。
ほんと、東洋人のお客さんは見かけませんでした・・あ、ダフ屋の彼は別ですけどね・・
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