Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

間に合わなかった夕食(Bukfurdo)

2011-11-09 19:46:03 | ハンガリー
今日は一段と涼しい・・というか肌寒い感じ。確実に秋は近づいているみたい。

ここのところ世の中はTP○の話が多いのだが、世論が付いて言っていない感じ。世論というかマスゴミでしょうけどね。
ここで大きく『反対』の意見に力をいれて取材するとスポンサー企業に嫌われる・・とばかりに与党内の『反対意見』の取材ばかり。

農業がだめになる・・っていうけど、現在だってだめじゃん!なんて意見はないのでしょうかね?
もともとが農業所得保証と一体の話じゃないのかしらね?それに賛成して投票したんでしょ?農家の皆さん!保証だけ、お金だけいただいてって話ちがうんじゃないかしら?M党は最初から公約してたんじゃなかったでしょうかね?

農業が立派な輸出産業になるような発想ってないんでしょうかね?

とぶつぶつほざいているkおばちゃんです。
まあ、TP○中味がよくわかってないけど、ユーロ圏構想に立ち打つものっていうイメージじゃないのかしらね。

○5月4日(水)

ようやくブタペストの街中を脱出して高速道路に乗ったkおばちゃん・・先を急ぐので追い越し車線をぶっ飛ばします。ごめんなさい。


だって日没が・・kおばちゃんの命とりになりそうなので怖いのです。


暗くなる前に絶対到着したいという願いがありますが・・あそこまで日が傾いてしまいました。
当然です8時はすぐそこです。

100キロほど高速を走って・・一般道におりました。ここからもまだ80キロほどはあるとおおもいます。


でも、むなしく日没が・・すぐそこです。


おそらくCsornaと言う町あたりだと思います。とうとうナビ様が日没バージョンに・・そしてなんと国道にあたる85号線をそれろ・・というご指示です。

思った通り街灯も無い真っ暗な中、コルト君のライトだけをたよりに走る葉目になりました。対向車も殆どありません。
なにせ、昼間の遭難事件を体験したばかりですから恐怖心もひとしおです。路面だってもちろん舗装道路ではありません。本当にルートがあっているのかどうか・・だってわかりません。
こんなところで、立ち往生してしまったら・・今晩は野宿ですね。

googleさまのサテライトで通ったところと思しき所をみてみると・・畑のどまんなか・・


たまーに小さな集落を通り過ぎましたが・・家が数えられる程度!昼間遭難しかけたあのKisbárkányの集落と大差ないような場所でした。

それに、スピードは出せません。いつ夜行性の動物が飛び出してくるかわからないような道路です。
信頼感の無くなっているナビ様ではありますが・・これに頼らずに走るわけにもゆきません。だって道しるべもありませんから。畑のあぜ道のような感じがkおばちゃんにはしました。
目的地はBükfürdőという場所なのですが・・とりあえず近く町らしきBükを目指します。

なんとか、『町』と思われるBükに到着したのですが・・お宿のあるのがEurópa út,(ヨーロッパ通り)なんていうふざけた名前です。こんな田舎で・・
ナビ様がある方向を示すのですが・・ご託宣のとおり進むと工場の敷地のようなところに入ってしまい『フェンス』があって進めません。

困った!!Bükの町に到着したのはそれでも8時頃だったのですが・・彷徨い走っているうちに時間は過ぎて行きます!住宅地の中に入り込んだり・・と。


そこで、思い出したのがナビさまの機能。『宿泊施設』という選択をすると近くにある宿泊施設を何軒か候補にあげてくれるのです。
でBükの街中で使用して見ました。するとどうでしょう!10キロと離れていないところに『Thermenhotel・・・』と言う名称の付いたホテルがいくつかあるのを発見しました。kおばちゃんの予約のあるホテルの名前はみあたりませんが・・きっとそこの何処かにあるんじゃないか・・と適当なThermenhotelを選んで再出発!10分もかからずに到着したのですが・・・なんだかなあ??と言う感じです。Thermenplatz Thermenstraße とかいう住所表記になってきたんです。あれ??ドイツ語??なんて思ったら・・オーストリアの銀行まで現れて・・知らない間に国境を跨いでしまってオーストリア内に入り込んでおりました。

違う違う!kおばちゃんの今晩のお宿はハンガリー国内です。

ということで再びし切りなおしです。もう一度Bükを指定してルート検索したのですが・・ナビさまのご託宣に従っているのですが、来た時は5分だったはずが・・20分走ってももどりません。
ようやくまた振り出しのBükの町で彷徨いました。で・・やけくそで走っていたら・・なんだか『ホテル』の名前のいっぱいある道しるべを発見しました。
街中から離れるけれど・・今度はこっちを試してみよう。もうやけくそだ!と走り始めたら・・ようやく『ホテル群』のある場所に到着しました。

そんななかでkおばちゃんの予約したホテルの名前のついた幟を発見した時の嬉しさと言ったら!!ゲートを明けてロビーの前に駐車して・・フロントにいたお兄さんに名前を告げました。

ようやくチェックインです。フロントのお兄さんは『遅かったですね。夕食は終っちゃいましたよと・・』それはそうでしょう。なんていったってもう午後10時ですからね。
せっかくハーフボードで夕食が付いていたのに食べそびれてしまったkおばちゃんです。
デモなんでも良いです!何とか辿り着いたんですから。

荷物を降ろしてコルト君を駐車場に止めてお部屋に付いたときにはもうへとへとです。ホントンがい試練の一日でした。


結局散々彷徨い走ったBükとお宿のあるBükfürdő(Bの表記のある右側)の地理関係はこんな感じです。


そしてさっきナビ様が近隣の温泉地として検索しだした場所はLutzmannsburgというオーストリアÖsterreichの町で、そことの位置関係はこんな感じでした。


この町の温泉街はまさにハンガリーの国境沿いでgoogleさまのサテライトに寄るとこんなんです。


kおばちゃんのお宿のあるBükfürdőもその名前の示すとおり『温泉』が売りなので、1957年の石油の試掘削中に掘り当てたもので、温泉施設として規模はハンガリーで2番目ながら1992年にオープンしたばかりのようですけど、kおばちゃんの迷い込んだLutzmannsburgの温泉も1990年の試掘削中に見つかったものだとか。こちらの温泉のほうが新しかったのですね。

ただし・・宿泊料はハンガリーの2倍以上の価格になります。

そうそう、このLutzmannsburgから再びBükに向うときのルートですが、ナビ様はわざわざこんなルートを選んでくださったみたいです。


そして・・なんと5月2日に訪問したあの、リストの生家のあった村ライディングRaiding(Aの印の所)はこんな近かったんです。

昼間のエゲルサークの温泉で冷たいスープを飲んで以来何も食べていないkおばちゃん。とりあえず何かお腹にいれないと・・ということで日本から持参したもので今晩は我慢です。


ああ、そうそうお飲み物は今朝エゲルの美女の谷で仕入れたワインですけど・・これは実は満身創痍なのであります。


ボケていますが・・ラベルの右下がぼろぼろでしょ?
これはね、昼間Kisbárkányで遭難しかけたときに、轍をなんとかしようと、このボトルでひっぱたいたからなんです。
だって他に使えそうなものが思い浮かばなかったんです。

とりあえず、何とか無事?に一日を終えられた事を感謝して・・これが酔っ払わずにいられましょうか!!と一人酒盛りをしたkおばちゃんでした。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする