Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

国際法の父も・・(デルフト)

2008-05-16 18:27:54 | オランダ
今日は爽やかな感じの一・・だけども、5月の陽気どんなものだったか忘れてしまったkおばちゃん。春らしいのか、5月らしいのか感じません。残念。

今朝、駅前でキャプテン姿の女性がビラを配っていたので思わず手を出したkおばちゃん。何のビラかとおもったら・・宴会クルーズの広告でした。宴会クルーズって利用し辛いのよね。だって『遅刻』『中抜け』一切出来ないんだもんね。
でも、この季節海風に吹かれて宴会・・というよりお酒飲むの楽しそう!!

○1月8日(火)

デルフトの旧市街をさ迷い歩くkおばちゃん・・ま、いつものことですけれどね。
美味しそうなパンやさんがあったり・・とかなり心引かれたのだが・・第一目的、第一目的!時間が余ったらまたね・・と自分に言い聞かせながら歩いておりました。

出もホントに気持良い小運河のある町なみは、アムステルダムよりも心引かれましたです。

こんなものが見えてきたら 第一目的地はすぐそこ!!

そして・・第一目的地に到着!それが冒頭の画像。
でも、これだけじゃ何処か判りませんよね。ここはマルクト広場Markt。旧市街の中心にある広場で、オランダに数多くあるマルクト広場の中で最も古く広い広場のひとつだとか・・

冒頭の画像はマルクト広場に立って市庁舎Stadhuisを望んだアングルです。でもこの市庁舎は 13世紀のゴシック様式のもとのものは一度火事で焼失したそうで。跡地に1618年ヘンドリック・ケイゼルにより再興され、ルネッサンス様式だそうです。ここで、例の『彼』は結婚式を上げたそうです。

広場の周りはこんなお店が連なっていますね。

こんな感じなんですけど・・

もったいつけてるようで申し訳ないけど・・って判っちってすかね『彼』がだれか・・
でも、その彼は43年の生涯の殆どをこの広場を中心とした半径500メートル、いや、もしかすると100メートルの中で生活していた・・ときいていたので、ちょっとこの広場で感慨にふけったkおばちゃんです。

夏場はもっと賑わってるんでしょうね。

そしてその対面にあるのはさっき。↑でも見えた建物。

これは新教会Nieuwekerk。『新』と名はうって入るが、1381年建立のゴシック様式の教会。窓を彩るステンドグラスが美しく、108.75mの鐘楼から鳴り響くカリヨンの音色も美しいそうである。
そして、この教会はkおばちゃんのここへ来た一番の目的の彼が洗礼を受け、オランダ建国の祖オラニエ公ウィレムとその子孫が眠る場所として由緒ある教会だそうなのだが・・・とりあえず外観だけ『参拝』して終わりにしてしまったkおばちゃんです。だって時間が気になるんだもん。けっこう小心者なので・・

そしてこの教会の前にこんな像が立っておりました。


どなたかしら??kおばちゃんの目的の『彼』ではなさそう・・なんて思いとりあえず写真だけ。
台座にはこのようなお名前が・・

後で(またですけど)調べましたら、このお方ヒューゴ・デ・フロートHugo de Groot氏と仰る方。このお方は「国際法の父」と呼ばれるお方。11歳でライデン大学し、文学部で神学や文学をお勉強するほどの『天才?早熟』だったようですね。当時のオランダの置かれていた時代背景である、イギリス東インド会社とオランダ東インド会社の対立等による法解釈の一環として『国際法』という概念が生まれ、その礎を作ったのが彼、ヒューゴ・デ・フロート氏だったようですね。違うかな??

まあ、こんなに小さな町デルフトではあるけれど、アントニ・ファン・レーウェンフック氏といい、ヒューゴ・デ・フロート氏といい、後々に影響を与える『学問の士』を生み出す土壌が会った土地だったのね・・なんて感心しているkおばちゃんです。

この広場から裏に周ったら、こんな道しるべもありあました。

さあ、先を急ぎましょ。
コメント (2)
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