Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

境界の教会(ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ)

2008-03-22 23:04:26 | スペイン
桜も開花し、今日は暖かい日・・なのだけど、kおばちゃんには地獄の日々。
なんせ花粉が・・ヤクも切れてきたので今日は病院へ・・大変ね。

こうやっていても結構苦しい。あんまり薬にたよりたくないんだけどね。

そういえば、ここのところオークションの話題がマスコミをにぎわせている。
実はkおばちゃんの友達もある『もの』を売りたくて、今話題のクリステーズにも問い合わせて、ちょっとオークションのシステムを調べたばかりだったから、なんとなく興味深く見ている。

この、オークションというシステム、『しがらみ』に縛られたくない人にはうってつけだとおもう。かく言う私の友人も、その売りたい『もの』の世界で一応鑑定書をもらっているのだが、ある人物の機嫌をそこねてしまったらしくて処分に困ってオークションを利用しようとしているらしいが・・・さて結果はどうなったのか帰国してから会ってないので『結果』は聞いていない。

○1月4日(金)

ゴンザレスを後にして・・一人ぼっちのkおばちゃん。さあ、ここは何処だ??
そう、このゴンザレスの見学ツアー、入り口と出口が違うところになっているので、知らない場所に出てしまったのだ。
kおばちゃんのイビザ訓が待っているのは・・アルカサスと呼ばれている場所の地下駐車場。その一角から離れてはいない筈・・なんだけどね。

通りの方に出てみると・・ゴンザレスの駐車スペースがあった。ああ、ここに止めれば『タダ』だったのね・・なんてちょっぴり後悔。まあ、仕方ないです。

通りに出て直ぐのところ(ゴンザレスの隣)に建っていたのは冒頭の画像のたてもの。何だろう・・と思いながら写真に撮ってみた。(よく分かってないkおばちゃん)この街中では、目に付く立派な建物。もしかするとゴンザレス家のおうちか・・なんて思ったりもしたのだが・・違った。

これはこのヘレス・デ・ラ・フロンテーラのカテドラル。キリスト教の大聖堂だ。建物的には、モスクや古い教会の跡地に17世紀に建てられたもので、ゴシック、バロック、新古典主義の様式によるものらしい。
内部は非公開なのか・・だれも出入りしていなかった。

こんな感じでちょっと人を寄せ付けないような雰囲気がある。

そしてこのカテドラル、カテドラル格上げされたのは、1980年3月3日前の教皇ヨハネパウロ2世のときだったようだ。カテドラルとは?というと、司教が長を務める聖堂(教会堂)のこと。内陣中央に設けられる司教が座るための椅子すなわち司教座(ラテン語で cathedra)に由来しているそうである。つまり、その地方の教会(カトリック)の大本営、平たく言えば一番『偉い』教会なんでしょうね。

そういえば、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラという町の名前、意味があるらしい。
『ヘレス』という町は南スペインでもにJerez de los Caballeros(騎手) 、Jerez del Marquesado などがある。前者のCaballerosとは騎手という意味らしいが、後者の意味は??誰か教えて!
そしてここ、Jerez de la FronteraのFronteraという境界というか境というような意味らしい。そう境の町なのである。何との境か?イスラム世界、イスラム教との境のヘレスという意味がこめられているらしい。

このカテドラルもイスラム世界と対峙する存在なのかしら・・なんて思ったkおばちゃんです。

カテドラルの隣はゴンザレス・ビアス社。

ビアス社の創業者マヌエル・マリア・ゴンザレス・アンヘル氏の像?

そんなものをキョロキョロ見ながら歩いていたら見たことのある風景が!

やっと振り出しに戻りました。

さて・・・どうしよう・・とちと思案したkおばちゃんです。
コメント (2)
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