Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

憾みの木の株(ウィーン)

2006-07-04 17:57:24 | オーストリア
今日はまあまのお天気。段々夏本番かな?

昨日友人に誘われてあるイベントに行ってきた。なんだか判ったような判らなかったような内容ではあるのだが・・・その中で気になったことが・・

講師の表現したい目的・・というのはなんだか良く判らなかったが(発想の転換を促す助けのようなことは言っていた)、その手段としてバッハのバイオリン曲の解釈・・というか表現解釈のようなことをやったんだけど、まあ、内容的にはよく外人の先生がレッスンするような内容。つまり、この音楽をあなたはどういう風に(内容的にイメージを膨らませて)表現したら良いか・・ということを逆の立場で、自分はこういうストーリーで表現している・・というようなことだった。

聞いてる分には、ふーんこの人はこういう解釈でこう表現してるんだ・・て理解できて面白かったのだが、質問コーナーになってがっかりしたのは、質問者の質問の内容。

あなたの楽器は何をつかっているのか・・とか弓をそんな風に持つのは何か音楽的な意味があるのか・・というような実践的な方法論。なんか、それって今までの講釈に関係ないような気がするんだけど・・。それに、よく言われる『日本人は音楽に内容がない。技術があるだけ』って言う言葉を裏付けるようでなんか悲しかった。気持ちの入った演奏だったんだけどね。

あ、kおばちゃんの場合気持ちはあるんだけど表現する技術がありません!もっと悪いか!

ということで


●6月4日(日)続き
お散歩も終り、ホテルに戻り今日の夜のお出かけの目的に歩いて出かける。
目的地は、国立オペラ座Wiener Staatsoperに出かけた。

今日の出し物はオペラではないくバレエのコッペリアCoppélia。楽しい演目でkおばちゃんは結構好きです。作曲はドリーブLéo Delibes、序曲は良く聞く曲。フォルクスオーパーVolksoper Wienでも良かったんだけど、ちょっと演目が楽しくなさそうだったのと、こちらの天井桟敷のお気に入りの席がインターネットでとれたので・・

オペラの場合は日本人のお客さんが結構見受けられるが、バレエだと格段に少ない。でも、がらがらではなく結構お客さんが入っていた。ね!

まあ、お高いはずの席にカジュアルな服装の人が多かったから直前の安売りチケットで入ったのか・・と思われる。kおばちゃんのお気に入りの安席はオケピットが丸見えのところ。

1組のカップルとご一緒でした。本番中秘密裏に撮影をさせていただいたりして・・(フラッシュは焚いておりませんのでご勘弁を)

冒頭の写真も有名な『人形振り』の踊り。

そして見ていて、ああああ!痛そう!と思わず思ったのが・・・



このシーンの少し前、左下(下手袖)に移っている木の株に激突したバレリーナがおりまして・・
バレエの事はあまり詳しくないので、なんと言う踊りか知らないが、回りながら躍っていて足を思い切りブツケ、袖に一時引っ込んでしまった。

その彼女はそれから少したって舞台に復帰したけど、kおばちゃんの目には元気がなさそうに映りました。その彼女は上の写真の左半分(下手)側で黒いお帽子の男性に支えられております。

体も痛かったけど、心も痛かったのかな?なんて思ったkおばちゃんです。

休憩時間にはオペラ座の屋上?に上がって外の景色を眺めました。(天井桟敷だから近いのよ)

         

やっと綺麗になったオペラ座でした。

バレエがはねた後、夕食を・・ともおもったけれど「ダイエット」と持参してきた荷物を減らすため、ホテルに帰って・・そう湯沸しがあるのでカップスープを頂きました

知人から電話があったと伝言があったので、一応はかけ直したけれど留守電だったのでほっとしたkおばちゃんです。だってこの人と会うと、絶対深夜になるのがわかっているので。今日は寝たい!!

久しぶりにバスタブに浸かって・・また、バタンキュー。
ああ、楽しい1日でした。
コメント (3)
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