FORZA世界史inBLOG

世界史の復習をサポートするブログです

大戦間史のヨーロッパ

2012年11月08日 | 年代暗記法

1919年 ヴェルサイユ条約・・・行く行く(1919) ヴェルサイユ

1921年 ロンドン(賠償金)会議・・・工夫の(921) 結果、ロンドン会議

1923年 ルール出兵・・・ふみ(32) 倒しは許さないルール出兵

1924年 ドーズ案・・・(24) く結んだドーズ案

1925年 ロカルノ条約・・・ニコ(25) ニコ安全、ロカルノ条約

1926年 ドイツ国際連盟加盟・・・フム(26) フム納得ドイツ加盟

1928年 ブリアン・ケロッグ不戦条約・・・ふや(28) けたケロッグ不戦条約

1929年 大恐慌・・・行き着く(1929) 先は大恐慌

1931年 ウェストミンスター憲章・・・くさい(931) セリフの「王冠への忠誠」

1932年 オタワ会議・・・ミニ(32) マムな貿易、オタワ会議

1933年 ヒトラー政権成立・・・散々(33) 迷惑なヒトラー政権

1935年 ドイツ再軍備宣言・・・見事(35) な再軍備

1935年 第7回コミンテルン大会・・・さー来(35) いファシズム人民戦線

1936年 レオン=ブルム人民戦線内閣成立・・・魅力(36) 的なレオン=ブルム

1936年 ラインラント進駐・・・草むす(936) ラインラントにドイツ進駐

1938年 ミュンヘン会談・・・戦は(1938 嫌だとミュンヘン会談

1939年 独ソ不可侵条約・・・ポーランドを割く(39) 独ソ不可侵条約

1940年 パリ陥落・・・死を(40) 待つパリ陥落

 


プラトン的な自分とニーチェ的な自分

2012年11月08日 | 何かの足しになれば

「存在」について対照的な志向を示した二人の巨人の話です。倫理や世界史でプラトンの「イデア」について学習します。「イデア」とは不変の真理のこと。たとえば「机」を紙に書いてみてください。多種多様な「机」が存在するにもかかわらず、誰もが「机」をイメージできます。その誰もが共通して持っている「机」こそが、机のイデアです。したがって、そのイデアは個別に存在する机の中に含まれていることになります。

つまりプラトンが言う「存在」とは、イデアすなわち「不変の真理」のこと。誰かに出会ってその人の影響を受けても、決して変わることのない自分が存在する。それがプラトンのいう「存在」です。決して変わることのない自分がいる。そうプラトンは説くのです。


 一方、19世紀に登場したニーチェは、「変化することによって存在する」といいます。古代ギリシアの哲学者ヘラクレイトスの言葉がニーチェを理解するヒントになるのですが、それは「人間は決して同じ川に入ることはできない」という有名な言葉です。一回入った川は全体としてみれば変わってないように思えますが、そこに流れている川の水は、一回目に入った水ではない。なかなか示唆に富んだ言葉です。

ニーチェは存在が立証できるのは、その存在が常に新しく変化しているからだ、というわけです。彼は、そのように不断の変化を続けている人間を「超人」といいました。つまり「過去の自分」を越えていくことを続けることで、自分の存在を感じる人間のことです。過去の自分、現在の自分、未来の自分、これらは刻々と時間とともに変化している。そうであるからこそ人間は存在しているといえるのだ、とニーチェは言うわけです。誰かと出会ったときに、その人から受けた影響を自分のものにして、新しい自分が存在することを感じる。そんな存在の仕方がニーチェ的です。


あなたはプラトン的に存在しますか?それともニーチェ的ですか?


模試の結果から今後の学習について

2012年11月08日 | 進路指導

 河合塾第2回記述・S台ベネッセ共催模試の分析をしました。
①上位層60以上と中堅層55以上では、とくに「時間的・面的広がり」がある問題で差が出ている。このことはおそらく入試問題を解いた経験値の差であろう。「教科書のテーマ」ごとに分かれた問題集ではなく、広範囲のテーマを含むセンター試験の問題やマーチ以上の大学の入試問題を解くこと。
②偏差値55と50の差は、基礎知識の定着の差。関西方面の大学の入試問題は、範囲が狭くテーマが絞られた問題が多いので、それらを解いて知識の確認をするとともに、Forza赤本復習編を使って用語の整理と定着を図ること。
③偏差値50と45の差は文化史の学習量の差。したがって、ギリシア・ローマ文化史から絶対王政の文化史、イラン・インド文化史、イスラム文化史、中国文化史をForza赤本復習編でやること。忘れてもいいから一度覚えること。文化史以外では偏差値50レベルとの差がないので、これが終われば、③で書かれている内容に進める。


 以上のことから、偏差値45から55までは、それほど労力をかけなくても、一気に成績を上げることができる。55のレベルから60以上いしていくには、問題を多く解くことを要するため、多少時間がかかる。


もしの判定結果と今の自分

2012年11月08日 | 進路指導

高校3年生は、模試の返却もひと段落して、担任との面談が本格化している時期だと思います。志望大学の決定に、模試の判定をある程度基準にしているでしょう。しかし、まず思い出してほしいのは、その模試はいつ受験したものか?ということです。1ヶ月以上前の模試の判定ですから、その間の1ヶ月間で自分がどれだけのことをやれたか?によって、判定の結果と今の自分とが大きく違っているはずです。
 したがって、この時期に大切にしたいことは、どれだけのことをやってきたか、という自覚をもてるようにすごすことです。最近の生徒諸君をみていると、受験期を迎えて盛り上がってきた感じを受けません。あと1ヶ月間は「やったもの勝ち」です。過去の模試の判定で自分の実力を考えることも必要ですが、それ以上に「自分はやってきた」という自覚をもてるようにしたいものです。


ミスをなくすために

2012年11月08日 | 高3用 授業内容をもう一度

できない問題はできなくても悔しいことはありません。できたはずなのに失点してしまうと悔しいのです。 


 センター試験では「知らない用語」は出題されません。もちろん「わからない」ことなど出題されません。このことは大前提です。それにもかかわらず、100点を取ることができないのはなぜでしょか。おそらく多くの人が「ミス」をしてしまうからです。あとで解答を見れば「あ~、そのことだったのか?!」という間違いばかりでしょう。このようなミスによる失点は、多くの場合、3問で10点程度といったところでしょう。 
 ミスを無くすにはどのようにすればよいのでしょうか。以下にその項目をあげておきます。


① 選択肢の中の「知らない用語や史実」に気持ちがいってしまうが、もう一度、着想を変えて設問を見直す。簡単な      
  基本事項をチェック
する。
② これだ!と思った選択肢をみつけても、その他の選択肢を一応確認する。
③ 時間をかけてリード文中の下線部を読み、その設問が何に対する問いなのかを確認する。センターの場合、たと             
  えば「情報の歴史」などとリード文に書かれていても、聞かれていることは全く関係のないものがほとんどです。


センター試験選択肢のチェックポイント

2012年11月08日 | 高3用 授業内容をもう一度

センター試験「世界史」を解く上での注意点をあげておきます。ここでは「選択肢の判別」について。


①選択肢のチェック・ポイントは、人・時間・場所。選択肢にこれらがあれば要チェック。
②選択肢の多くは、「~A~、~B~。」という文の構成になっています。チェックポイントは、文の前半「~A~」が正しいか後半「~B~」が正しいか、さらにAとBとの関係は正しいか、の3点になります。
③選択肢の一つが「こんなの知らない?!」といった感じでも、その他の3つは基本事項である場合がほとんどです。
④選択肢文中の波線が正しいかどうか、を問う設問がたまにあります。この設問は「波線部」は(  )と同じ。つまり空欄補充の選択肢を答える問題として解きます。もちろん空欄に入る語句は基本事項ばかりです。