観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

コアジサシがひらり

2022-06-08 23:25:08 | 夏の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の干潮時間 6時28分 潮位132cm

今日の満潮時間12時07分 潮位181cm

 

今日は、とてもさわやかな日で、涼しく心地よい風が藤前干潟には吹いていました。

こんな日がしばらく続くと良いな、と思って外を眺めていると、数羽のコアジサシが野鳥観察館前のすぐ護岸沿いをひらひらと飛んでいました。

魚を狙って飛び込む姿も見られました。

護岸沿いを魚を探しながら下流へ向かって飛んで、しばらくすると上流まで戻り、護岸沿いを飛ぶというのを繰り返していたようです。

 

さらに、今日は潮が悪かったので、あまり干潟は見られませんでしたが、オバシギ4羽が導流堤で休んでいるのが観察できました。

また、ホウロクシギ3羽も確認されています。

遠くて分かりにくいのですが、オバシギ↓。

 

 

また、野鳥観察館の周りでは、ハシボソガラスの子どもが親鳥に大きな声で鳴きながら餌をねだっている姿を頻繁に見かけました。

ただ、親鳥は餌を子ガラスにあげることはもうしていないようでした。

自分で餌を食べることを覚える時期なのでしょうか。

じっくり見ると、子ガラスは羽の色と目(虹彩)の色が親鳥(成鳥)より淡い色で、口の中の色が真っ赤であることがよく分かりました。

 

 

6月3日(金)に観察できた主な野鳥 カワウ269、ダイサギ15、コサギ1、アオサギ29、マガモ5、カルガモ19、ヒドリガモ2、オナガガモ1、キンクロハジロ1、スズガモ2、ミサゴ1、トビ1、ホウロクシギ4、ウミネコ1、コアジサシ12

 

6月4日(土)に観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ1、カワウ506、ダイサギ23、コサギ1、アオサギ12、クロツラヘラサギ2、マガモ4、カルガモ8、コガモ2、ヒドリガモ3、オナガガモ1、ホシハジロ1、キンクロハジロ1、ミサゴ3、ホウロクシギ4、コアジサシ14

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ161、ダイサギ26、アオサギ19、マガモ7、カルガモ21、ホシハジロ1、キンクロハジロ1、ミサゴ3、トビ1、オバシギ4、イソシギ1、ホウロクシギ3、コアジサシ7

ハシボソガラス、カワラヒワ、スズメ、ヒヨドリ、キジバト、ドバト

 

明日の干潮時間 7時43分 潮位114cm

明日の満潮時間13時39分 潮位190cm

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子スズメたち

2022-06-02 21:55:33 | 夏の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間 6時38分 潮位229cm

今日の干潮時間13時31分 潮位 38cm

 

今日は、干潟が出ると、クロツラヘラサギ1羽が飛来しました。

5月19日以来の確認です。

 

また、今日もホウロクシギ4羽は観察できました。

ホウロクシギを観察すると、みなさん、その長い長いくちばしに驚かれます。

 

そして、最近、野鳥観察館の周辺では巣立ったばかりの子スズメたちでにぎやかです。

一生懸命、親に餌をねだる子スズメもいました。

今日はほぼ一日に渡って、野鳥観察館周辺で餌を探し、水たまりで水を飲み、砂浴びをするスズメの姿を観察できました。

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ1、カワウ734、ダイサギ33、コサギ1、アオサギ50、クロツラヘラサギ1、マガモ5、カルガモ9、コガモ11、ヒドリガモ4、オナガガモ2、ホシハジロ4、キンクロハジロ1、スズガモ1、ミサゴ2、ホウロクシギ4、チュウシャクシギ9、コアジサシ19

ツバメ、スズメ、ハシボソガラス、ムクドリ、キジバト、カワラヒワ

 

明日の満潮時間 7時08分 潮位223cm

明日の干潮時間14時06分 潮位 46cm

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春の藤前干潟クリーン大作戦、ありがとうございました。

2022-06-01 22:57:09 | 夏の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

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藤前干潟

今日の満潮時間 6時10分 潮位233cm

今日の干潮時間12時58分 潮位 33cm

 

今日から6月です。

野鳥観察館のすぐ脇に咲いているアジサイは鮮やかさを増してきました。

今日も、干潟にはホウロクシギ4羽の姿が。

長いくちばしがカッコイイです。

しかし、急いで渡らなくて大丈夫でしょうか。

 

 

さて、昨日のブログでもご報告しましたが、5月28日(土)は春の藤前干潟クリーン大作戦を無事開催することができました。

春の藤前干潟クリーン大作戦の開催は、昨年、一昨年はコロナ禍で断念したので、3年ぶりの開催となりました。

中堤会場、複数の学区会場が、不発弾がみつかった影響で開催できませんでしたが、藤前会場には本当に多くの方に参加いただきました。

 

受付準備の様子↓。

いよいよ受付開始。受付開始前からすでに参加者が集まっていました。

藤前会場はごみが少なめでしたが、みなさん、熱心に目を凝らしてごみを探していました。

 

また、いつも中堤会場で行っている土岐・庄内川の水質調査も実施しました。実施は、中部大学上野研究室の学生さんと名古屋自然保護官事務所のアクティブレンジャーさんにお願いしました。

CODのパックテスト↓。

透視度の計測↓。

調査結果はパネルにまとめてもらいました。

 

また、マイクロプラスチック(5mm以下の小さなプラスチックごみ)についても、パネルで紹介し、拾うことを呼び掛けました。

一見、ごみがないように見えても、マイクロプラスチックのことを知ると、実はまだまだごみがあることに気づかれた参加者の方も多かったようです。

熱心にひとつひとつ拾っていらっしゃる方もいました。

中部大学ボランティア・NPOセンターのメンバーの中には、マイクロプラスチックを拾って、5mmの方眼用紙に張り付けていた学生さんもいました。

 

一方、参加者のみなさんが集めたごみを集積場で一袋、一袋、しっかりチェックして、分別し直してくれている中部大学ボランティア・NPOセンターの学生さんたちもいました。

藤前会場で集められたごみ↓。

今回の藤前干潟クリーン大作戦は、7会場で開催し、合計1,045人の参加があり、収集したごみ袋の数は637袋(45Lのごみ袋)でした。

参加、協力いただいたみなさん、ありがとうございました。

次回は10月22日(土)の開催を予定しています。

 

※春の藤前干潟クリーン大作戦は、中日新聞、読売新聞に掲載されました。

中日新聞はこちらから

読売新聞はこちらから

 

また、藤前干潟クリーン大作戦翌日(5月29日(日))には、庄内川河口(野鳥観察館より少し上流)で不発弾の撤去作業が行われていました。

無事、撤去されたとのことです。(掲載写真は来館者の方から提供いただきました。)

ただ、不発弾はもうひとつみつかっており、こちらも準備が整い次第、撤去されるとのことです。→詳細は名古屋市HP

 

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ1、カワウ231、ダイサギ14、コサギ1、アオサギ20、マガモ5、カルガモ10、ヒドリガモ2、ホシハジロ1、キンクロハジロ1、スズガモ1、ミサゴ2、アオアシシギ2、ホウロクシギ4、コアジサシ11

 

明日の満潮時間 6時38分 潮位229cm

明日の干潮時間13時31分 潮位 38cm

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