観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

7月の渡り鳥調査隊を実施しました。

2020-07-18 22:58:42 | 夏の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の干潮時間10時24分 潮位 52cm

今日満潮時間17時09分 潮位230cm

 

今日は7月の渡り鳥調査隊を行いましたが、午前中は雨でした。

できれば外で観察および調査の体験を行いたかったですが、ほぼ館内で実施しました。

今日は小学生がたくさん参加してくれましたし、みんな熱心に観察し、種ごとの数を数えてくれて嬉しく思いました。

観察と調査の時間が終わる11時半頃に雨がやっと上がったので、少しの時間でしたが野鳥観察館の前に出て、護岸の岩場で魚を狙うササゴイを観察できました。

その後、みんなでみつけて数えた鳥を発表しあいました。一番多いカワウもしっかり数えてくれました。

 

ほぼ館内の渡り鳥調査隊でしたが、その分集中して観察、カウントをしてもらえたようで(望遠鏡が一人一台ずつあること、座って観察できること、スタッフの声がよく届くことなどから)、その点は良かったと思います。

また、夏鳥であるコアジサシやササゴイも見てもらえてスタッフとしては嬉しく思っています。

参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

次回の渡り鳥調査隊は8月29日(土)に実施します。→詳細はこちら(PDF)をご確認ください。

名古屋市内の小中学校はもう夏休みが終わっていると思いますが、ご参加お待ちしています。

もちろん大人の方も歓迎です。

 

そして、今日の渡り鳥調査隊でも見られたササゴイですが、7月16日には4羽を護岸で観察できたそうで、様々な姿を見せてくれていました。

飛び上がった瞬間、冠羽が逆立ったササゴイ↓。何かを警戒していたのでしょうか。

魚を捕らえているところも見られました。

また、稲永公園の木にとまっているササゴイも観察されたそうです。

頭カキカキ↓。

(※ササゴイの写真は来館者の方に提供いただきました。)

 

今日の渡り鳥調査隊などで観察できた主な野鳥 カワウ687、ササゴイ1、ダイサギ14、コサギ2、アオサギ32、マガモ10、カルガモ146、ホシハジロ1、キンクロハジロ2、スズガモ25、ミサゴ2、トビ1、ケリ13、アオアシシギ3、イソシギ1、ソリハシシギ2、ウミネコ115、コアジサシ2、ツバメ14、ハシブトガラス15、ムクドリ1、ドバト5、スズメ1、ハシボソガラス1

(※イベント前後に観察できたものも含んでいます。)

 

 

明日の干潮時間11時08分 潮位 38cm

明日満潮時間17時50分 潮位242cm

コメント
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