観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

シジュウカラがいっぱい

2019-06-27 20:25:57 | 夏の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間 7時44分 潮位104cm 

今日の満潮時間13時40分 潮位182cm

 

藤前干潟周辺はお昼頃からよく雨が降っています。

台風3号が発生し、東海地方に接近しているとのことで、大雨が心配されています。

みなさんもお気を付けください。

 

今日は、雨が降っていて視界が悪く、野鳥観察がしづらい日でした。

しかし、干潟では、コアジサシ2羽が観察でき、1羽が1羽(恐らく今年生まれの幼鳥)に給餌をしていました。

この辺りでは繁殖地がほとんど無く、繁殖が難しくなっているコアジサシ。

そんな中だからこそ、このコアジサシを見て、とても嬉しく思いました。

 

また、野鳥観察館前では、カワウが大きなアカエイを飲もうと必死になっているのを観察できました。

でも、飲み込むには少し大きすぎるようで、水面からアカエイを持ち上げることもできない様子でした。

この後、カワウはアカエイをくわえながら、見えないところへ泳いで行ってしまったのですが、アカエイを食べることはできたでしょうか。

 

さて、野鳥観察館横にあるクチナシは、今が花の見ごろです。雨が降っていなかった昨日は、周辺に甘い香りが漂ってきていました。

今年の稲永公園ではシジュウカラの繁殖が順調なのか、ここ最近はシジュウカラの群れが常に野鳥観察館周辺にいます。

複数の個体の鳴き声が頻繁に聞こえますし、野鳥観察館前の水たまりを訪れているのが観察できます。

昨日は10数羽が一度に水たまりに訪れ、次々と水浴びをしていきました。 

 

また、コゲラも最近、野鳥観察館周辺で頻繁に観察できます。

折れた枝の先で羽繕いしていたコゲラ↓。

幹を登っていき・・・、

樹皮を突いているのも観察できました。

 

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ434、ササゴイ2、ダイサギ27、アオサギ20、マガモ26、カルガモ53、オナガガモ1、スズガモ2、ミサゴ3、ハヤブサ1、シロチドリ1、ソリハシシギ7、コアジサシ2(親が幼鳥に給餌)、ウミネコ2

 

明日の干潮時間 8時39分 潮位 87cm 

明日の満潮時間14時55分 潮位195cm

コメント
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