観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

今日はミサゴ

2018-01-28 17:50:06 | 冬の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間 9時11分 潮位111cm

今日の満潮時間14時59分 潮位193cm

 

今日は薄曇りで、午後15時頃からは雪が降り出し、庄内川河口の視界は真っ白になることもありました。

今日はお天気が悪かったので、昨日より来館者は少なかったですが、お隣の稲永ビジターセンターでは、名古屋市が行うオーストラリア・ジロング市との湿地交流「中学生派遣事業」の説明会があり、派遣されることになった中学生が訪れていました。この中学生たちは3月にオーストラリア・ジロング市へ行くそうです。

 

今日のお昼頃、野鳥観察館前を見ると、下流へホシハジロとキンクロハジロの群れが流れていました。この群れは、ほとんどがホシハジロで、キンクロハジロは数羽でした。

そして、毎年、同じ傾向なのですが、藤前干潟周辺に飛来するホシハジロはメスよりもオスが多いです。

ほとんどのカモたちは頭を背中にうずめてお休みモードでしたが、護岸で羽繕いをしたり・・・、 

泳いでいるカモもいました。こちらはホシハジロのオス3羽↓。

こちらはホシハジロのオス(左)とメス(右の2羽)↓。

 

野鳥観察館前の松林では昨日に引き続き、今日もビンズイが餌を探していました。今日は8羽の群れでした。 

 

そして、雪が強くなってきた16時前頃、 野鳥観察館の近くの松の木にタカのような影が降りるのをみつけました。

今日もオオタカが!と思いましたが、よくよく見ると頭とお腹が白色・・・。ミサゴでした。

もう夕方で薄暗かった上、雪の降る中で、視界は悪かったですが、こんな近くでミサゴを見られるのは藤前干潟では珍しいです。急に天気が悪くなって、ここに避難してきたのでしょうか。すっかり暗くなってもこの場所にいたので、今晩はここで過ごすことにしたようです。

 

ということで、今日はオオタカは観察できませんでしたが、稲永公園の林の中に、羽がいっぱい落ちていると来館者の方に教えていただきましたので、見に行きました。一か所にこんなにたくさんの羽が・・・。食痕のようです。

緑色の光沢(翼鏡)のある風切羽や、ちりめん模様の羽があったので、コガモのオスの羽ではないかと思われます。オオタカに捕食された可能性もあると思います。

 

明日、月曜日は野鳥観察館の休館日です。

月曜日の干潮時間10時21分 潮位111cm

月曜日の満潮時間 4時42分 潮位207cm
            16時02分 潮位207cm

火曜日の干潮時間11時15分 潮位 91cm

火曜日の満潮時間 5時32分 潮位225cm
            16時55分 潮位220cm 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする