観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

カラシラサギが飛来しました。

2016-07-27 23:10:43 | 夏の藤前干潟

藤前干潟
今日の満潮時間11時24分 潮位202cm
今日の干潮時間17時10分 潮位117cm

 

今日は曇りで蒸したものの、さほど暑い日にはなりませんでした。

今日は俳句の会のグループや、稲永公園にゲームのキャラクターなどを

集めに訪れた家族連れの来館などがありましたが、

この家族連れの方は、ゲームがきっかけで稲永公園に来たからこそ

野鳥観察館の存在を知ることができたと話してくれました。

 

今日は潮が悪く、お昼頃に満潮時間を迎えました。

しかし、夕方近くになり、干潟が出てくると、ホウロクシギ2羽、アオアシシギ9羽が飛来しました。

さらに、庄内川の下流の干潟で、比較的珍しいカラシラサギをみつけました。

昨年は5月末から6月にかけてカラシラサギが確認されていましたが、今年は今日が初確認です。

 

 

さて、今日も藤前干潟周辺で行われたイベントのご報告です。

(今日も野鳥の写真がなくて申し訳ありません。)

今日は、野鳥観察館の隣の稲永ビジターセンターにて、藤前干潟ふれあい事業実行委員会主催の

小学生低学年を対象とした「干潟を音であそぼ」というイベントが開催されたのでお手伝いに行ってきました。

 

 

干潟にある材料(カキ殻、ヤマトシジミの貝殻、ヨシ、乾燥させた泥)を使って

みんなそれぞれ「ウィンドチャイム」と「マラカス」を作りました。

 

また、今回の講師であるtacobowさん(プロの打楽器奏者)の打楽器演奏を聴いたり、

作った「ウィンドチャイム」と「マラカス」で、干潟の風や波、鳥、カニなどの音をみんなで奏でてみたりしました。

 

 さらに、この音に合わせて、鳥やカニ、トビハゼの動きを表現することもしました。

みんな上手に打楽器を鳴らしたり、干潟の生きものたちの動きを表現してくれており、

音を楽しみながら、干潟や干潟の生きものに親しんでもらえたのではないかと思います。

 

なお、今日は報道取材が入り、イベントの様子がテレビやラジオのニュース番組で流れました。

このニュースは以下のサイトから数日間は、閲覧できるようです。

http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20160727/3946351.html

 

7月23日の日記 「夏休みのイベントのお知らせ」でご紹介したとおり

藤前干潟では、今後も様々なイベントを行いますのでぜひご参加ください。

 

明日の満潮時間12時56分 潮位197cm
明日の干潮時間18時36分 潮位135cm

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする