観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

鳥類調査

2008-10-13 13:41:55 | 秋の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間 10時47分  潮位  66cm

今日の満潮時間 17時01分  潮位 254cm

 体育の日の藤前干潟は、晴れのよい天気になり庄内川河口部はハゼ釣りの人や、野鳥観察の人たちで賑わいました。

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 今日は尾張野鳥の会と名古屋鳥類調査会合同の調査があり藤前干潟周辺で53種、7,100羽の野鳥がカウントされました。一番多い種類はスズガモで1,771羽その後コガモ1,289羽、カワウ968羽と続きました。やはり冬鳥のカモの仲間が増えてきて夏場1,000羽以上観察されていたカルガモは639羽と減ってきました。

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 庄内川上流部のアシ原の中の水路ではコガモが458羽カウントされ、他にはアオアシシギ12羽、コアオアシシギ2羽、オオハシシギ1羽、セイタカシギ1羽カウントされました。

干潟に比べると観察しづらい場所ですが干潟とは違った鳥達も観察できます。

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アシ原の上空ではチュウヒが舞い、チュウヒに驚いたカモやアオアシシギが飛び立ちます。

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これから冬場にかけてはチュウヒの姿をアシ原でよく観察されるようになります。

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昼過ぎ満潮時間が近づいた頃、何時ものようにカワウの追い込み漁が始まりました。

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カワウノ群れの後には、サギの仲間達やウミネコが飛び回りカワウの追い込んだ魚を狙っています。

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今日カウントされた藤前干潟の野鳥 カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、トビ、オオタカ、チュウヒ、ハヤブサ、キジ、シロチドリ、ダイゼン、ケリ、トウネン、ハマシギ、オバシギ、コアオアシシギ、アオアシシギ、オオハシシギ、イソシギ、ダイシャクシギ、ホウロクシギ、タシギ、セイタカシギ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、キジバト、カワセミ、ショウドツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、ノビタキ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、53種 7,100羽

火曜日、水曜日は観察館は振り替え休館日及び第三水曜日の為休館日です。

14日、火曜日の干潮時間 11時23分  潮位  66cm

14日、火曜日の満潮時間 17時28分  潮位 260cm

15日、水曜日の干潮時間 11時58分  潮位  72cm

15日、水曜日の満潮時間 17時56分  潮位 263cm

16日、木曜日の干潮時間 12時33分  潮位  84cm

16日、木曜日の満潮時間 18時24分  潮位 261cm

コメント
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