“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

満一年

2015-12-13 23:51:45 | 日記
こんばんは。
年の瀬、様々なことが秒読み段階に突入しはじめている慌ただしい時期となりました。

数日前、さる所で目にした鷲田清一先生の文章の一節に、対話とは同じ気持ちになるために試みられるのではなく、他者との微細な違いを知るためになされるものであり、何かを失ったような気持ちになるということは対話の功績だ、という趣旨のことが書かれてありました。

一年前の今日、私が感じた衝撃は、多分そういう意味を大きく含んでいたのだと思います。

早すぎるようでもあり、やっと一年か、という気もします。この一年、これまで以上にいい加減にならざるをえない面もたくさんありましたが、過去から繋がる“わたし”という存在については、見ないことにせずにある程度向きあうことができたのではないか、自分を疎かにしなくて済んだのではないか、と思います。


昨年の一日に感謝の気持ちを寄せつつ、今年も横濱漢字の会12月定例会ならびに忘年会に参加させていただきました。来年以降は仕事の都合上、この時期に皆様にお会いするのが難しくなりそうなこともありました。
fuji-moca様、Jさん、Kさん、Iさん、Mさん、Fさん、…………会の皆様、ほんとうに有難うございました。

やるべきことが見えて、しなければならないと思ったら、年齢にかかわらずひたすら取り組むのみ。お話を伺う中で、そのことを改めて自分に問い直しました。

また一歩ずつ、自分の決めたことに取り組んでいきます。
おやすみなさい。