“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

今日はエイプリルフール

2012-04-01 23:01:57 | 日記
今晩は。

4月になり、新年度になりました。
今日はエイプリルフールですが、
冗談で済まされなかったことで毎年思い出すのは、
今日は香港の名俳優レスリー・チャンさんの命日だということです。
ほかにも魅力的な俳優さんは沢山いるものの、
彼のような人はもう二度と現れないように思います。

しろねこはといえば、
これも冗談ではないのですが、
赴任して1年目の職場のトップが提案したある仕事のことで、
先日待ったをかけたために、
えらく怒られるという目に遭いました。
しろねこからすると、
その仕事をしろねこの職場に導入するには現状に照らすと無理があるので、
慎重にしてほしいと願い出たつもりだったのですが、
「何もないところからどうなるか分からないものを善意で立ち上げる」彼のロマンのようなものを、
しろねこはぶち壊したようです。
黙って服従するのが勤め人という考えの人も多いですが、
どう考えても、しろねこの中では疑問の渦が消えなかったので、
発言して怒られたこと自体に
悔いはないんですけどね…(事前に上司何人かに相談してのことなので、無断で飛び越えてもいないし)。
しかし、今後職場はどうなるのやら。

さて、また模試や入試漢文からの抽出です。

■『国老談苑』
・「銓品」(せんぴん)=(人物を) 評価する。
・「器識」(きしき)=器量と見識。
・「諫官」(かんかん)=皇帝をいさめる官。
・「具奏」(ぐそう)=文書をつけて報告する。
・「散秩」(さんちつ)=名目だけの官位。

■『金楼子』
・「悒悒」(ゆうゆう) =心が痛む。
・「営営」(えいえい)=あくせくする。
・「翠紗」(すいさ)=緑色の薄絹。

■『寓圃雑記』
・「宰牲」(さいせい)=豚などの肉を調理すること。