今回は、滋賀県と福井県の続・百名城の3つの山城に登る。まずは、滋賀県の米原にある鎌刃城。ネット情報によると、この山は、クマ、マムシ、スズメバチに、ヒルまでいると言う。探検隊のような格好をして新幹線に乗る。
米原駅で降りて、タクシーで番場の源右衛門と言う喫茶店へ。もう喫茶はやっていないのか閉まったままだ。ここにパンフレットやスタンプがある。
登山用のスパッツを履き、ここから登山がスタート。名神高速道路の下、43ガードを通って、山に入る。先行者が降り、ちょっと安心する。(見える壁は名神高速道路)
山道はいくつかあるようだが、私の選んだ登山道は、所要約40分、登ると、北の大堀切が見えた。このお城は尾根に沿って、南北に長く、数多くの郭(曲輪)がある。
どんどん登って、水の手の大石垣へ。山の上に、まとまった石垣がある。
この城の郭には、親切にも、すべて番号が振ってあり、今どこを歩いているかがよくわかる。
そして、一番高い主郭へ。本丸である。前面に虎口がある。ここが続・百名城スタンプにもなっている場所だ。
一番南まで行き、土塁と大堀切を覗く。けっこう大きい。
途中に、展望台がある。この展望台は、階段ではなく、ハシゴだ。年配の先行者が降りれないようだ。しばらく待って空いてから登る。登ると琵琶湖がよく見える。
このお城、戦国時代は、京極氏や浅井氏の境目の城で、争っていたそうだ。そして浅井氏の配下の堀氏が城主のとき、浅井・信長の戦いで、堀氏が織田方につき、信長の配下になり、湖北の拠点としていたが、天正2年、突然改易され、廃城となったそうだ。歴史的にはあんまり面白くはないな。