今日から登山のサブタイトルは「ゆっくり百名山」と名付けました。いろんなSNSでは、スピード自慢の登山記が多いですが、私は逆張り、初心者、女性、高齢者向けの遅いスピードの登山記にしました。
裏銀座の翌週に、薬師岳に登る。先週は水晶岳の山頂から、来週はあそこに登るんだと、自分に語りかけた、その山である。今回も団体ツアーだ。緊急時事態の影響もあって、現地集合、といっても富山空港に10時15分。飛行機はこれも減便されていて、この当たりの時間帯は1便しかない。
とにかく集合して、マイクロバスに乗り、折立へ。折立は登山を始めてからよく聞く名前がだ、今回が初めて登る。
最初は、聞く通りの急登だ。1時間半ほどかな、きつい。そして展望の開けた地点で休憩。薬師岳は見えないが、展望がきくのはいい。やがてなだらかな登山道になり、長い長り登りを登る。有峰湖も展望できるようになった。
4時間近く歩いだだろうか、参加者の一人が、足がつりそうだと。先頭のガイドさんが手当てをしているうちに、我々元気なものは添乗員と先に行く。山小屋は早立ち早着きが、原則だ。スタートがお昼過ぎだったため17時頃の到着になる。管理人から叱られないように、先を急ぐ。
17時前に、霧の中、太郎平小屋になんとか到着。やれやれ。部屋で支度をしていると、遅れた参加者も入ってきた。明日は、薬師岳本峰に登山する。天気はどうかな、悪そうだが・・