資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

ほっこり百名湯巡り~芒硝泉の粟津温泉

2022年03月20日 | 温泉&健康資格とその活用

 北陸の続・百名城巡りで、せっかくだからと百名湯の一つ、粟津温泉に入浴した。「のとや」という旅館だ。粟津温泉は、加賀四温泉の一つ。加賀四温泉とは、山中、山城、片山津、そして粟津だ。このうち粟津は、バブルの頃でも大きな投資はせず、バブルがはじけてもケガは少なかったそうだ。そして、地元客が多いそうだ。

 そして温泉に入る。内風呂と露天風呂がある。夕方、夜寝る前、朝と都合3回入浴する。

 温泉分析書は、脱衣所ではなく、ロビーに金色で貼ってある。写真には写りにくい。

 さて、泉質を分析しよう。泉温は、57℃、高温だ。ペーハーは、7.7、弱アルカリ性だが、分析書には中性となってる。溶存物質は1.886g/kg、で療養泉を満たしている。ただしその量は8g未満と少ないため、低張性だ。ほかに特殊性分は入っていない。成分の主は、ナトリウムイオンに、硫酸イオン、塩素イオンだ。これで、ナトリウムー硫酸塩・塩化物泉(低張性中性高温泉)となる。

 他に気になったところは、適応症の欄、浴用の適応症の他、飲用の適応症が書かれている。慢性胆嚢炎、胆石症、慢性便秘、肥満症、糖尿病、痛風、慢性消化器病、となっている。ただ、どこにも飲用の施設がない。帰りに仲居さんに聞いたが、知らないという。どうしたものか。飲泉は保健所の許可がなかなか出ないそうだが、それかな。

 そして美肌の効果では、弱アルカリはクレンジング効果、硫酸塩は肌の蘇生効果、塩化物は保湿効果と、リンスインシャンプーの温泉だ。確かに肌がコキコキとなるが、乾燥肌にはなっていない。角質が取れて、保湿しているせいだろう。

 今までいくつか温泉巡りをしてきたが、名湯には、この塩化物・硫酸塩泉はけっこう多いね。旧泉質では芒硝泉。まさに、名湯百選という泉質でした。

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