私はエネルギー業界を専門とする中小企業診断士だ。今、再生可能エネルギーのコンサル業務を行っている。東北地方のある地域の施設だ。内容はお客様の関係で詳細に書けないが、なかなか面白い。先日、現地出張の帰りに新幹線に乗った。乗車直前のせいか、普通車、グリーン車とも満席だ。グランクラスしか空いていない。この車両を逃すと次は1時間後だ。
しょうがないので、話のタネにグランクラスに乗る。このグランクラス、北陸新幹線で乗ったことがある。今度はどうかな。10号車のドアが開くと、お姉さんがお出迎え。グランクラスは横3席で、二人掛けと一人掛けになっている。私は一人掛けを選んだ。同じ並びは外国人夫婦だ。そして席に着くと、おしぼりと、食事のメニューが来る。時間が早かったため、食事は1時間後にして、お茶とお茶菓子を戴く。私は珍しくハーブティを選ぶ。金沢の五郎島金時のカステラが付く。
席は、ゆったりしていて、パソコンを使うと、どうも姿勢が悪くなる。パソコンは諦めて、現在学習中の資格の学習を行う。労働安全コンサルタントだ。
この資格、テキスト学習を一度ざっと読んだため、試しに昨年の過去問題を解いてみる。安全一般が15問/30問の正解、法令は4問/15問、これは悪い。合計で19問/45問=42%だ。まあ初回はこんなもんかな。これから演習問題を解いていき、実力をアップさせる。合格ラインは60%のため、8月に1サイクル行って正解率50~60%へ、9月に2サイクル目で60~70%くらい、最後の3サイクルで70%を目指す。試験は10月下旬だ。目標が具体的になって来た。9月には自分の気持ち、どんな状態になっているか。
私は講演会ではガマンカーブというカーブを提唱している。誰でも初めは持ちベンションは高い。しかし時間の経過とともにだんだん下がってくる。そこをしばらく我慢すると、モチベーションは再び上がってくる。これは2サイクル目になると、解答ができるようになり、正解率も上がるからだ。このカーブに乗って学習していると、ゴールは合格。途中我慢できずに諦めると、この試験はそこでお終いとなる。
そうこう考えているうちに、食事は如何とお姉さんが来た。そして軽食と、飲み物は今度はコーヒーだ。和食だが結構凝ったメニューだ。頂いているうちに、大宮に近くなってきた。あっという間のグランクラスであった。また乗りたいな。