資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

国債か消費税か

2010年07月10日 | ビジネス・経済
いつまでも経済がわからない日本人 「借金大国」というウソに騙されるな
三橋貴明
徳間書店

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 三橋貴明氏の本に凝って、5冊目を読んでいる。明日は参議院議員選挙、今まで読んだ二十数冊の経済本から今後の日本経済の課題を書く。

1.日本の課題
 財政破たんとは、資産が暴落して、負債だけが多く残ることをいう。日本の課題は、財政破たんではなく、デフレである。日本は世界一、二の黒字国、日本政府の借り入れは、外国人からではなく、日本人が貸している。従って、財政破たんは起こり得ない。
 デフレこそ、諸悪の根源である。失業、自殺、給与の低下、民間投資の停滞、希望のない社会、少子化、全ての根源である。

2.まず応急対策
 国債を発行するも、消費税をアップするもどちらも政府にカネが入る点では同じ。ならば、余ったカネを集める国債の方がマイルドな政策だ。まず、国債をデフレギャップ分30兆円発行する。国内にカネが回るように公共投資を行う。構造改革など効率化するものはしばらく凍結、雇用の確保を優先する。デフレギャップを解消し、景気を高揚させると税収も増える。インフレになった時点で、国債の発行をやめる。

3.次に恒久対策
 インフレ時点で、インフレ対策として、構造改革を再び開始し、効率を上げて、人手不足を解消。この時点で暖めてあった消費税をアップする。これで、恒久的な財源となり、国債も徐々に返還する。

 上記の対策をやってくれる政党に投票しようと思う・・そんな党ないか。


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