先日6月24日(金)、城郭検定20回開催を記念した、特別講演会に参加した。直木賞作家の今村翔吾先生だ。今村先生の作品と言えば、「塞王の盾」。歴史小説で石垣の穴太衆と鉄砲の国友衆の物語だ。読んで面白く、作品のエピソードを聞きたかったところ、講演会があるという、運よく抽選に当たって、参加できたものだ。
講演は1時間、その後は本の即売とサイン会があった。作家と言うと、気難しそうな印象だが、今村先生は違った、明るく、気さくな方の印象を受けた。サイン会は本を買った人だけのようだ、私は、もう買って読んでるからパス。
今村先生は、現在、全国の書店を行脚中だと、4か月間をかけて全国を廻っている、今日久しぶりに東京に来たそうだ。30分ほど前にはNスタに出演していたそうだ。(自宅に帰ったら配偶者に石垣のテレビやってたよ、と言われた)
開催場所は、赤坂だが、その関係でこの会場にしてくれたのかな、とも言っていた。確かにTBSのスタジオは目と鼻の先である。
講演内容には、著作権があるようなので、詳しくは省略。講演中、石垣の穴太衆を引き継いだ会社があるという。詳しく取材しているそうだ。粟田(あわた)建設と言う、滋賀県坂本の建設会社である。
私も調べて見たが、確かにある。穴太衆積第13代継承者(亡くなってる)、第14代石匠、第15代石匠、がいらっしゃる。伝統を受け継ぎ、嬉しい限りだ。ホームページはこちらです。
この会社のホームページには面白いことが書かれている。ある現場で、穴太衆の石積とコンクリート製とを荷重をかけて実験したことがあるそうだ。壊れたのはコンクリート製、おお。
最後に、今村先生、城郭検定、俺もやってみようかな、だって、ライバル出現だ!!