自宅にチラシが入ってきた。「千年辿る家系図」というチラシだ。いま家系図を作る方が増えています!だって。裏面には、サービスレベルごとに4段階、3万円~60万円まで、60万円もかける人っているんだろうか。よっぽどの名家なんだろうな。
実は、私、このチラシの会社じゃないが、家系図を作成してもらったことがある。ネットで調べて、ある行政書士さんにお願いした。サービスレベルは、このチラシで言う二番目の定番、というレベルに相当する。成果は、巻物と木箱、そしてDVDになって私の部屋に置いてある。
気になるのは、このチラシ、どこにも行政書士のことが書かれていない。厳密に言うと、官公署に提出する書類は、有料の場合、行政書士などの独占業務になってる。もっとも今は申請書などは誰でも書けるから、別に頼まなくてもいいが。
この家系図は、田舎の役所まで行って、戸籍を調べないといけないから、これは頼んだ方がラク、従って、行政書士は、うまい仕事を見つけたもんだ、と思っていた。今は郵送もできるから、メリットあるかどうかわからないが。
私も行政書士の資格だけは持ってる。もちろん開業はしてない。そしてあんまり資格の知識も使ったこともない。行政法の許可と認可の違いとかで、別の資格講座で使ったくらいかな。
行政書士さんは、今は、外国人の入国関係で仕事が多いそうだ。これもチラシになってるくらいだから、世の中にニーズはあるんだろうね。