梅雨で計画していた登山が雨でまた流れた、日本地図を見渡して、降ってない山はないか、と探す。あった、北海道、また北海道だ。行くか、南アルプス北岳などは山小屋予約で結構な費用になる、それじゃ北海道もおんなじだ、と層雲峡に二泊、あいだの日、大雪山の黒岳に登る。
黒岳は、ロープウエーとリフトを乗り継いで、七合目までラクに登れる。この日は、何とか雨は降らないお天気のようだ。写真は黒岳、右側が結構な崖になってる。
七合目までにも、高山植物がある。ヤマブキショウマ。
ゴゼンタチバナ、この花は燕岳、森吉山とも、沢山咲いていた。
花弁が大きいチシマノキンバイソウ。
そして、七合目の登山口に到着、ここから登山がスタートする。
黒岳は、結構な勾配で、しかも道が悪い。
カラマツソウ、モミジカラマツに似ている、葉っぱが違う。
ウコンウツギ
七、八、を過ぎて九合目に到着。スリーシスターズ(オーストラリアの姉妹岩から私が名付けた)が見えて来た。
ハクサンチドリ
1時間20分ほどで黒岳山頂に到着。今日は、周囲がガスってる。黒岳は二度目の登頂、前回は、縦走で旭岳まで歩いた。
まだあんまり登山者はいない。休憩した後、石室へ向かう。エゾツツジ。
砂礫地帯に入って、高山植物の女王様、コマクサも咲いてる。
イワブクロ
石室が見えて来た。雪もかなり残ってる。大雪山の最高峰、旭岳は雲の中。
エゾノツガザクラの大群落。
キバナシャクナゲも群落。
チングルマ、エゾノツガザクラの大群落、見たことのない規模だ。
こちらはチングルマの大群落。凄い景色が次々に現れる。
チングルマたち。
石室で休憩、まだ時間があるため、コーヒーとお菓子で。ヨツバシオガマ。
雪渓付近のエゾノツガザクラとキバナシャクナゲ。
石室の上から、縦走路を見渡す。
黒岳方向、山頂には登山者が見える。
山頂で休憩していると、シマリスが私の脚元に来た。
下り、キンバイとカラマツソウが咲き乱れている。
ゴールの七合目に到着。ボードに黒岳に見られる動物たちが載っていた。写真を撮りながら、ゆっくりと下山、休憩込みで所要5時間、お花畑が見どころだった。大雪山黒岳、特に石室付近のお花畑は凄い。また登りたいな。