資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

秀吉は会議エキスパート~清州会議から

2014年09月19日 | その他ビジネス系資格とその活用
清須会議
クリエーター情報なし
幻冬舎


 先日NHKのBSで、何という番組かは忘れたが、清州会議のドキュメントを専門家が集まって議論する番組があった。外交交渉の専門家、経営コンサルタント、心理学者などである。清州会議は映画にもなったが、実際は、映画とはちょっと違うようだ。

 その中で出た、会議のテクニックで印象深いものを紹介。まず、柴田勝家の主張に対して、秀吉は、「YES~BUT~」。これはまず賛同しておいて、それから反論するというテクニック。相手も一応賛同されているのだから反論しにくい。柔らかく相手を受けるうまい手だ。

 次は「マジックスリー」。これは、信長の跡継ぎを、三男を第一案、次男を第二案として膠着状態になったとき、第三案として信長とともに本能寺で死んだ、信長の長男の子、まだ三歳の三法師を跡継ぎにと、秀吉が出した案。一案、二案でまとまらず、三案が飛び出し、膠着状態の皆がそれに飛びつく。これをマジックスリーというそうだ。なるほど。

 最後に、「中座」。秀吉は、三案を出した後、体調が悪いと中座する。その間に、丹羽長秀は、信長の仇を討ったのは秀吉だと、秀吉の見方をする。つまり、有利な段階で、中座をすると周囲が推してくれる。秀吉がいない間有利な方向で決着したたのである。

 すると、秀吉は会議の天才、会議エキスパートだったんだな。そう言えば、会議エキスパートという資格試験があったが、あれはその後どうなったかな。一度受験したことがあるが。知ってる方教えて下さい。

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