アメリカ、中国、そして日本経済はこうなる (WAC BUNKO)日下公人、三橋貴明ワックこのアイテムの詳細を見る |
標記の本は、日下公人氏と中小企業診断士三橋貴明氏の対談である。この本の趣旨は、リーマンショック後、アメリカ、中国は財政出動によって景気を保ってきたが、もうじきそれが切れる。残って、回復するのは、日本である。というものだ。
印象に残ったのは、最終章の若者文化。日本のマンガ、アニメの質は世界一で、世界中で見られているアニメの8割は日本製である。子供と動物がヒーローになるポケモンはキリスト教国では救われるらしい。キリスト教では動物は天国に行けないからだと。
涼宮ハルヒのハレ晴れユカイは、北欧やヨーロッパ、中東、東アジア、アメリカ、南アフリカ等世界中のユーチューブで出ている。しかも日本語の歌で。
しかし、日本ではあまり報道されない。コンテンツは世界中に発信できる。インターネットの時代にぴったりだ。
日本のコンテンツ文化を支援する企業診断をやってみたいものだ。
そして三橋氏は変わった人だ。中小企業診断士と思っていたが、2チャンネルでデビューして、今度の参議院選挙にも自民党から出馬するらしい。最近殺害予告もされたという変わった作家だ。