民の見えざる手 デフレ不況時代の新・国富論大前 研一小学館このアイテムの詳細を見る |
この本、売れているらしい。本屋のビジネス本の中では、飛びきり高く積み上がっていた。大前氏の主張の要旨は以下の通り。
○縮み志向ニッポンと心理経済学~世界トップ100に日本人はわずか4人。日本の消費者はお金があっても使わない。
○拡大する単身世帯需要を狙え~自分たちの顧客は誰なのか、夫婦+子供2人はマジョリティではない。
○新興国&途上国市場に打って出る~中国より魅力的なインドネシア、ウラン濃縮・原発建設・再処理でロシアビジネスは一石三鳥
○人材力と地方分権で国が変る~国力は人口より人材力で決まる、間違った人材の採用はダメージも二度
○そして個人はグッドライフを求めよ~定年後のライフプランなき50代日本人、老後は会社にいた時間よりずっと長い。
最後の章は、私見を入れる。以前ブログにも書いたと思うが、定年後やりたいことを20以上挙げられるか?私は、ちょうど20になった。そして、定年して死ぬときに資産を残さない。いざというときは年金、生命保険がある。
要は、長い定年後、豊富な趣味を持ち、お金をジャンジャン使い、個人が生活を楽しむと、国は富み、景気も上向く。いいことずくめである。
よし、私も定年後これを実行しよう。ちょっと見方を変えると人生が楽しくなってくるようだ。