京都探訪その2、ホテルで朝食を取り、午前は京都国立博物館へ。伊藤若冲が来ているという話だ。入場料は520円、ずいぶんと安い。2階の3部屋が伊藤若冲だ。祭日の割にそれほど混んでいない。美術検定のブログにもあったが、正月に開館する博物館も年々増えているそうだ。
京都国立博物館
ロダンの後ろ姿
昨年東京で開催された若冲フィーバーには遠く及ばない。着色された鶏の絵が1枚だけある。残りは墨のモノクロだ。記念に「若冲ワンダフルワールド」という画集を購入、帰ってじっくり見よう。
若冲のポスター
博物館の前は三十三間堂だ。御朱印も欲しいから入場する。入り口で通し矢はどこでやるんですか、と聞くと、入口と反対側ですよ、建物に矢が一本刺さっていますよという。御朱印をもらった後、さっそく見物に行く。
その場所は、太閤塀をみてUターンする。進んでいくと、行けるのだが、工事中で行き止まりになっているため、皆途中で引き返すようだ。
通し矢の説明版
太閤塀
手前から向こうに向かって通す
そして、建物の軒下に矢が一本刺さっている。帰りに係員に聞くと、外国のお客様が来た時にデモンストレーションでやった時、間違えてしまった、そのままにしておこうということだそうだ。そんなに昔の話ではないそうだ。
遠くから見るとよくわからないが
近くに来るとわかる
江戸時代の通し矢とは違うが、似た大会を今でもやっている。毎年1月15日前後の日曜日だそうだ。参加資格は新成人と弓道の資格保有者、弓道には詳しくないので、何かはよくわからないが。この日は面白いものが発見できたな。午後の座禅体験に続く。