資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

第8回ほめる達人を目指す~ほめ達検定

2016年10月25日 | その他

このコーナーは、来年出版される予定の資格本の原稿の一部ををアップしていきます。出版予定の資格本は、年代別(ex20歳代・・)に有用な資格とその活用方法を解説していくものです。第8回は、40代の資格、ほめ達検定です。

(1) ほめ達検定とは
 一言で言うと、「ほめる力」を学び、検定する試験である。日本ほめる達人協会の開催する研修と検定を受験する。同協会のホームページによると、検定試験は3級、2級、1級と分かれており、たとえば検定3級では、事前の準備や勉強は必要がなく、セミナーを受講することにより学べ、同時に検定も合格できる。とはいえ、決していい加減なものではなく、成果の実証実験も行なわれている本格的なモチベーションアップのための検定である。
 経営者や管理職者はもとより、教師や会社員、子育て中のお母さんや学生など、すべての人に役立つ資格である。この詳細は、インターネット「ほめ達検定」で検索してもらいたい。

 筆者は、ほめ達検定3級を取得しているが、この検定の実力をテレビ出演時に披露する機会があった(正確には機会はあったが使えなかった)こと、ほめ達オブジイヤーのこと、そしてこの検定の研修・検定の受験記を解説したい。

(2) ほめ達と笑っていいとも出演
 その日は朝、新宿のスタジオアルタへ。7階に上がると、何と出演者の個室がある。(写真)小さいが3部屋あり、ここに入ってしばらくは台本を読む。私ら3人は資格の解説者だ。色々な資格の問題が出て、タレントさんが答える。その解説を我々3人がするという趣向だ。しかし、なんだがアドリブが多そうで、台本に空欄が目立つ。私はビジネス資格が得意で、バラエティ向きじゃないんだがな、と思いつつ、それは後の祭り。

 そしてリハーサル。ほめ達検定のところで、ディレクターから、アドリブで誰かタレントを、上手にほめることは出来るかと聞かれる。大丈夫と答える。ということで、結局、爆笑問題の太田さんをほめることにした。リハーサルもOKとなり、本番まで一時間、太田さんをほめる言葉をジェスチャー入りで暗記する。コーチングのテクニックを使い練習。噛まないように、何度も何度も練習。生放送だから、噛んでしまったらおしまいだ。ようやく口から滑るように出てくるようになったところで、本番の舞台裏へ。

 舞台裏の隙間から、スタジオが良く見える。タモリとこの日のゲストフジイフミヤさんが話している。始まって、なぜか、私以外の二人に話が集中する。こりゃあ困ったな、思っている頃に私に振られる。ほめ達検定のところで、時間切れ。あ~もったいない。他の人もここが見せ場と思っていたらしい。
 気象予報士に20回落ちたことは、リハーサル通り。「不合格キャラ」になるんだな、と理解する。ヒナ鑑定士など、初めて聞く資格の解説もやらされる。資格も持ってないのに答えたのは、テレビ局の編成上の都合。


 日曜日に連絡があって、火曜日の夕方、主演が決定。夜遅く、メールで問題が到着。それから予習。朝のリハーサル時にはまた、違っていた。テレビ局とは、こんなスピードで、仕事をしているのか、すごい! 私の業界とは文化が違う。昨日は、終わった直後から、メールとFacebookが、大賑わいだった。これからしばらくは、会う人ごとに言われるね。営業もしやすくなりそうだ。

 (3) ほめ達アワード2015
 珍しく、ほめ達検定事務局からメールを戴いた。ほめ達検定取得者の方へ、ほめ達of the year2015を選ぶため、推薦してください、というもの。ほう、そんなことやっていたのか、マスコミなどでは全然でないな、という感想。 ちなみに、2014は、◆スポーツ部門 羽生結弦選手   ◆文化・教育部門 株式会社公文教育研究会様   ◆政治・行政部門 鳥取県 様   ◆ビジネス部門 株式会社北陸銀行様   ◆芸能部門 該当者なし   ◆特別賞  国際ホテル株式会社様   ◆総合グランプリ 株式会社ロッテリア様

  だそうな。どうしてこうなったのかは不明だが、おそらく、受賞された企業内で「ほめること」を会社として取り組んだんじゃないかな。そして2015、ウ~ム。私は芸能部門で松岡修造さんを推薦。理由は書店に置いてあった日めくりだ。「ほめくり」という。日めくりをほめる言葉で埋めたカレンダーだ。

 そして後日結果が来た。総合部門は、予想通り「松岡修造さん」だった。他にスポーツ部門は、ラグビー日本代表チーム、特別賞は映画のビリギャル、となった。なかなかのもんだね。2016年もやるそうだ。考えておこう。 

(4) ほめ達資格受験記
 土曜日に「ほめ達検定3級」を受験した。この検定は検定とネーミングされてはいるが、実質は講習会である。この講習会、マスコミにも取り上げられてかなり人気がある。私も9月に申し込んで12月にやっと入れた。会場は東京駅近くの貸ホール。2百名くらいだろうか。男女半々。所要約2時間半。

 初めに講師から約1時間、ほめることの意義などの講義。人を批判するときは、狭い見方、そしてすぐにレッテルを張る。そしてそれを責める。これではいけない、ほめるときは人を広く見ないとほめれない。

 休憩の後、試験。といっても1問ずつ解答が出される。1問目は自分が言われて嬉しい言葉を30個、5分で書きなさい。私は25問だった。3問目はあなたの周りの人を一人選んで素晴らしい点をたくさん書き出しなさい。私は4分で3つ。まだまだだ・・ こんな感じで、進行していく。隣の方をほめる研修もある。隣の方と会話も弾む。そして終了後、全員合格で、合格認定証と認定カードをいただく。なかなかいい研修会だった。次は2級に挑戦しよう。

 (5) ほめ達関連資格
 類似した資格としては、コーチングがある。コーチングは40歳代への推薦資格にしているのでその欄をご覧いただきたい。両方受講した筆者の感想としては、ほめ達のほうが、理論が少なく、とっつきやすく、そして低価格だ。ビジネスは「コーチング」、プライベートは「ほめ達」というところかな。



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