上品なパパイヤさん

今日はわりかし生活臭のある写真をお見せします。

というのはですね、はびさんとメールのやり取りの中で、
メキシコでは道端に転がってるくらい安い果物が、日本では高いんだよね～、
という話が出ました。
まあ気候を考えれば順当なことなんでしょうが、
やはりこちらの値段に慣れていると、日本のお値段にはびっくりします。
しかも、サイズだって全然違うんですよ～、ということで、
はびさんが論より証拠、写真を撮って送ってくださいました。
日本の皆さんには見慣れた風物でしょうが、これ↓



パパイヤ一個３９８円、マンゴー（しかも緑色？？？）１５８円。
げふ、４０ペソと１６ペソ？　一個？
どちらも、大事そうにていねいに包まれて……
金のおリボン（？）まで。
パパイヤなんて、小さくて全然パパイヤに見えないんですけど？
お値段だけじゃなくサイズもお上品なパパイヤさんですね～、ということに。

というわけで、こちらのスーパーでも写真撮ってきました。
と言いたいんですが、まず、マンゴーは季節外れで、ありませんでした。
メキシコにないものが日本にあるって、どういうこっちゃ（笑。

パパイヤもやや季節外れで、まああることは年中あるんですが、



こちらも小さくて高いです、比較的。
野菜や果物がキロ１０ペソ超えるなんてサギだ～、と叫びたくなる私ですが、
残念なことにここ数年、じわじわとインフレで値段は上がってます。

パパイヤの隣はメロンです。
こっちも高い……と思ってしまうお値段ですが、
ま、メロンは日本じゃ冗談としか思えないくらい高価なんですよね、確か？

ついでにスイカも。



こちらはキロ当たりは少し安いですが、
ひと玉３ｋｇくらいあります。
うちみたいにふたりだと、ちょいでかすぎて大変。

今はパイナップルの時期らしくて、立派なのが山積みでした。



お値段が山に隠れちゃってますが、キロ８ペソ７５センターボです。
パイナップルは、買うのはいいけど、食べるまでの処理が大変なんですよねえ。

オレンジも、時期になるとワゴンからあふれて床に転がるほどになります。
昔ダンナがドイツで知り合ったロシア人が、
ソ連（当時）じゃクリスマスにはひとりあたり一個のオレンジが配布されて、
それが楽しみで、という話をするので、意地悪なうちのダンナは、
道端で屋台からあふれるオレンジの山の写真を見せたとか。
見せんなよ、そんなもんッ！
かわいそーに、そのロシア人、涙ぐんで無言だったそうです……。

え、私も似たような意地悪してるじゃん！って？
そ、そんなことはないですよぅ～～！

（某所で食べ物ネタでいぢめられたからっていぢめ返してるわけではありません、念のため。
　第一、いぢめの張本人はここ見てないしな～）