なにわ筋をこえて、堀江を歩く。堀江をあまり知らない友人が、玉出の派手な看板に驚きながら
歩く
それから公園にぶつかって、今度はぼくが驚く番だった
夜中まで空いていて、時折ぼくに中華の風を思い起こさせてくれていた ’HongKong Style Cafe&Bar 白’
が閉店してしまっていた。
本日、北堀江の椿が閉店しているのと同じレベルのショックだった。
思い出とともに消えてしまうのは、悲しいことだ。
くるりと一周して、犬の美容室やら犬の服の店があるのを思い出し、堀江は犬の散歩をさせている
人が本当にたくさんいることを思い出す。需給バランスの一致がこういう店の増加につながっているのだろう。
ぼくらは結局、ケーキがありそうだったEnjoy! Cafe に入ることにした。
まだ時間的に、レストラン風にここで夕食をとる人が大半だったのだけれど、運よくまだ席は空いている
ようだ。ただ、1Fの空きは予約席だったらしく、2Fに通されることになった。
前回の訪問時は、1Fだった。平日昼間だったせいもあるけれど奥様方の社交場になっている様子だった。
いまは夜。内装はそのままに、夜の様相をみせる店内は若い男女、それもカップルじゃなく数人とか
ガールズトークをしている人たちで、賑わっている。
2Fはロフト風だったけれど、特にまだ暑いわけではなくなんだか不思議な部屋だなと…座布団にちゃぶ台のような
テーブルに座る。ぼくはガトーショコラ。それに珈琲。
友人のカフェ・オレにはこんな模様をつけてもらって…かわいさに思わず笑ってしまう。
RinNonなら喜んだろうか?
ガトーショコラを口に運んできたころ、隣のテーブルに男2・女1のグループがやってきた。
なんだかにぎやかだ。これから休日の夜をそうやって陽気に過ごすんだろう。
携帯でまたもうひとりを呼び出している。ぼくらにも一応気を遣っているのか、そんなに
うるさく騒がないので、ぼくたちも気にせず会話を続ける。
最近いいことがなくて、うまく眠れないこととか話す友人に
逆に仕事が忙しくて、でも引越で時間をとられて疲れて寝てしまったぼくとか
2Fの部屋はくつを脱いでくつろぐだけに本音で語りながら、まじめにくつろいでしまう。
ぼくらはそろそろおいとますることにして、降りていく。山小屋みたいな看板が、階段の麓に
あって マハトマのポスターも前のままにある。
店の外はようやく暗くなっていて、風が少しふいている。
Bob Dylan でなくても、なんだかいい時間になっていることを感じる。
ぼくらは立花通りを東に進んで四ツ橋筋のほうに戻っていった。
★Enjoy! Cafe
大阪市西区南堀江3-4-1
06-6541-8232
http://www.39thanks.jp/enjoy/shop.html
It Doesn´t Stop by Maia Hirasawa
CMで使われて、だんだんだんだんmajor になってきたこの人。
たしかにこんな夜とか、昼間の太陽が燦々としてるのに、過ごしやすいときなんかに
上手に、ぼくらの思う気持ちを歌にして表現してくれるのかもしれない。
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