
GWはあと2日。
昨日の遊園地の疲れもなんだかとれたような感じの朝に、ついに
KYOKOさんがこういった。
きょうは万博にいきましょう
彼女の前にはぼくやRinNonが万博に行きたくない理由やら、ニュースの
できごとなんか関係ないのだ。
出足がゆっくりでまだ上海人が様子見しているので入場者がそれほど
多くない…そのニュースだけで彼女は動きだすのだ。
立ち上がって演説しかねない勢いで彼女は用意をし始める。
ぼくらはため息をひとつついて、それに従うしかないのだ。
KYOKOさんにとって、行けばわかるのなら行こうということなのだ。
アントニオ猪木的なのだ。
ぼくは小さな声で「ダーッ 」って言ってみたけど、特に誰も賛同しなかった。
こうして結局ぼくは今回の滞在中に、もう万博にいくことになってしまった。
昨日、歓楽谷ですでにお金がなくなってきていたこともあり、銀行で換金して
いくことにした。
終わってみると、すでに3人は万博のimformation(水城路沿いにちゃんとある)
でチケットと万博タクシーの予約を済ませて、あの、SRVに乗って待っていた。
盧浦大橋から見た万博会場。今回は地下鉄で市内に入ってきたので
よくわかっていなかったけれど、もうすっかりできあがっていた。
当たり前なんだけれど。
この景色はそれはそれで、昨日の遊園地のように何回も並ぶのかと
思うと何のために来たのかよくわからない気分にもなるけれど、
こうやって万博行き専用のタクシーにのって、橋の上から眺めることで
なかなか気分も盛り上がるものだった。
それはそれで、もう何年も待っていたからだろうか?
あのころ想像したものが、想像した時間は、もうやってきてしまっていた。
タクシーは入口手前で降車。乗りいれできるのはここまでらしい。
武装警察がいっぱい警備しているけれど、そんなに人出はないので
のんびり構えている。
とことこと4人で歩いてついにゲートのところまでくる。
あとで確認したがわりと西のほうのゲートだった。
ここから入ると、欧州エリアになる。
向こうのほうにアメリカ館がある。まずそこからいこうか。
会場内に入ったのに、まだ向こうのほうに見えている。とにかく敷地がでかい。
愛知万博の約2倍というけれど、そもそも愛知万博に行っていないもの
少なくとも花博より、吹田万博よりもずっとずっと大きな敷地の中、きょうは
それだけ回ることができるだろう。別にきょう全部回りきるつもりがないぼくらは
ゆっくりと歩きだしていた。
振り返るとゲートが見える。まだここを満杯にしている様子はなさそうだ。
4月最終週の20万人テストのときは壊れるほど人が押し寄せたという
けれど…
まず飲み物などを買いこんでおこう。
ふとみるとFamily Martがちゃんとあった。得体のしれない業者の入った
日本の遊園地や万博から考えればすごくわかりやすくていい。
中に入ると値段は市中価格よりやや高いかもしれないけど、それほど
暴利をむさぼっているようには見えなかった。
ここで高くしすぎて評判落とすことは今後の商売に影響するからだろうか。
そう考えると中国の万博はなかなか商売上手だ。
ふとみると伊利やCoca Colaなど知った会社の売店も並ぶ。
たしかに外部業者をいれて彼らの宣伝も兼ねたwin-winなスタイルは
日本人の変なものを高い値段で食べさせられる習慣に慣れたぼくらには
すごく新鮮だった。そしてこの面白さは中に入ってもずっと続くのだ。
(上海万博HP)