
5時すぎに目をさまし、いつもの上海行きと同じようにざっと詰め込んで
おいたトランクに、最後の仕上げをおこなう。
6時前。起きてくれたKYOKOさんの運転で、駅まで向かう。
上海から一時帰国したばかりのKYOKOさんと入れ違いで上海に向かう。
それはお互い思うことはたくさんあるし、周りで騒ぐ以上に考えるものは
あるけれど、それでもぼくらにとって上海というのは特別なのだ。
しかも今回は仕事だ。出張でいく上海は4年ぶりだ。
6時前。停留所の前にはすでにかばんを置いた旅行客と、そのトランクの
列ができていた。いつもこの時間は少ないのに、夏休みだからだろうか?
今回のぼくには同行者がいる。
おおひらさん。なんとぼくよりずっと年上なのに海外にでること自体が初めて
だという。Globalism か、多極化した世界か…などと議論かまびすしいこの
時代にそもそも海外にでたことがなかったというのが驚異的なのだけれど
でもそういうものなのかもしれない。家から一歩もでなくても世界を感じ考える
ことはできるのだし。
そのおおひらさんはすでに、もう先に来て待っていた。
こうして上海に日曜日に乗りこむ出張が始まった。
ONE PIECE OP 13 [HD]
なんとなく旅立つ曲にはこんな奮い立つようなのがほしいと思うことが
たびたびある。けっして、この時間ほんとうはOne PIECEを観たかったのに
などというわけではないんだけれど