Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

外灘には灯台がある。

2007年10月03日 | 上海chouchou(みる・くらす)

 本日最大のイベント。外灘へ。外灘の新しいレストランやバー
   ではなく、昔からあるけれどすごく景色のいいところがあるらしい
   とのことで。。人民公園から歩いて西蔵路へ。

南京路付近のビル建築も一息ついたようで。
左の森ビルもできたんですね。



中山東二路を抜け、南へ。外灘側に降りるのが難しい。いったん
南端へ抜け、歩道橋から行くことに。今回の場所は行きづらい

タクシーを降りるとそこは外灘のはずれ。特にごちゃごちゃした
旧家の多い町並み。
夕方だけに人が多い、それに観光客もなだれこんできて人が
増えている。よって露店も多い。。



ああ、こおろぎの季節なんですね。きれいな竹のかごに入って
売り出してます。



歩道橋を渡って外灘へ。南の端のほうとはいえ、レストランなども
あって人でごった返しています。



すっと横に抜けたところに博物館の表示。たしかに1Fは歴史の
ものが置いていました。博物館兼レストラン。。村上春樹の小説
みたい・・いるかホテル・・
ここが今回の場所「ATANU」です。バーとありますが昼間はカフェ
です。



中は灯台のように見える塔の横にある階段で3Fの屋上に向かい
ます。急勾配・・



3Fに出て初めてその景色のよさ、ここがどんなにすごい場所
なのかわかります。雑誌の写真に載るようなものはすべてここで
撮影しているんだとやっとわかりました。すごい。外灘3号や8号
なんてメじゃない! 



外灘は人の山というより波・・上からけんかしているのもわかり
ました。そりゃこんだけいれば腹立つこともあるわなあ



3Fは欧米人の姿が多い、他には中国人。金持ちそうな人たちか
カメラをもって写真を撮ってやろうという人。カメラマンなのか、
プライベートな方々か・・





上を仰ぎみると灯台。1907年にスペイン式の信号灯として
最も東にあるものとして建造された、とあるので実際灯台だった
ことになります。いまはそんなことして働いている感もなく、はるか
頭上には祝日にはなぜか飛ぶ凧が。。



そして灯台の上から写真を撮ると・・うわ、すげー。
僕の、そして僕のカメラで撮ってもすごくきれいなものが撮れて
しまう。

すごい!

外灘旧市街側、手前の降りてくる高速がなかなかアングルに
入らないんですよね、ここに来ないと・・
この高速の降り口、もうすぐ取り壊されるという噂も・・
誰か真相を教えてください。これははずしてほしくないなあ




浦東側の景色。これも絶景。珍しくうまく撮れた(^◇^)





そしてラッキーなことにだんだん日が暮れていて夜景モードに。
テレビ塔(東方明珠塔)や外灘のライトアップは結局18時半。
それまで徐々に他の場所から夜景のライトがついていきます。

まず後ろにある中山東二路側・・



そして延安高速側を川を背にして望む。
まずは最近できたde la Coastを見ながら・・



続いて外灘1号(まだ再開発されてない)と高速の降り口を
バックに。



そしてさきほどの風景。夜景になるとまた違った顔。。
満足。そしてこのとき灯台にはにわかカメラマンと、本格的に三脚
を構えたカメラマンがずらり。。みんな狙ってました。そりゃそうだ



最後に浦東側の夜景を。。露出時間を多めにしましたが
悲しいかな素人ではここまで。。でも息をのむきれいさ、って
伝わるかなあ?





大満足の景色でした。
外灘の灯台は最高です。けんかしてるもの、仲良しのもの
みんな感傷的にしてしまう。そして息を呑ませる。
人間はこんなきれいなものを作れるんだ・・


★ATANU
  中山東二路1号甲
  +86-21-3313-0871


上海の女の子はきびしいのだ。

2007年10月03日 | 文化って大変だね


「ねえ。きれいに撮れてるの?」
「大丈夫だよ、新しいの買ったんだし」
「ホント?きれいに撮れてなかったら承知しないわよ」

上海のカップルってこういう図が多いです。
チューしていちゃつくのも欧米なみに多いのだけど、
こうやって自画像を撮らせる女の子のなんと多いことか・・・

おじさんはなんか足を組んだりカッコつけて撮らせてること
多いんだけど、若い男の子は女の子の注文に応じるのに
忙しい。。

上海人の女の子はキビシイ! 



ガウディを学ぶには。。

2007年10月03日 | 上海chouchou(みる・くらす)
 今度は少し歩いて、人民公園の中にあるガウディ展へ。
   MOCA(上海近代美術館)に、当然これはMOMAを意識してる
   んでしょうね

かつてこの3Fにあるレストランにも行きました。ロケーションは抜群。
さすがに人民公園の中です。

今回はガウディ展。そんなにたくさんの展示があるわけではなく、
いままで建築したものは映像で見るということで、エルメス展のほうが
よかったと奥さんの友人は語る・・だそうですがどうでしょうか・・

まずは入口の看板「ガウディの世界 建築、幾何と設計」という
感じですかね



入口にはガウディの設計思想を表しているのか、ねじれの模型が
どーんと・・すみません。わかりません。奥のサインもガウディのもの
らしいんですが・・ 





1Fは聖家族教会の模型と映像で見るガウディの建築群。
子供はつまらなさそう。。まあ建築だから奥さんの独壇場ですね。

そして2Fに椅子の展示。ガウディって椅子も作ってたんだ・・
先頭の写真もそうだけど個性的ですね。
荒木飛呂彦風というか、サイケというかなんというか・・





これは1Fの聖家族教会の模型。なんと緻密なことか。。
僕には無理だなあ  



そしてここでも撮影は自由。面白いのは中国人の学生と思われる
人はみんな、こんな風に大アップで写真を撮るんです。詳細も撮り
漏らさないぞということでしょうか?
というより下がって全体を撮る人が少ない。。

中国で仕事している頃、全体を見るマネージャーが少なく、職人肌
の作業者が多いことを思い出しました。
広い視野は??聞いてみたくなりました  





tea timeにはトランプと。

2007年10月03日 | こんなことがあるんだ。へえ

 家族で大笑いの対比のひとコマ。

人民公園の中、MOCA(近代美術館)へ移動の途中。
池のほとり、向こう側には有名な地中海料理「BARBAROSSA」。
欧米人がお昼の歓談中です。

こちら側ではみんな中国人がトランプの時間。

お休みの日の昼下がりの過ごし方もお国柄。。

向こうの欧米人はどう思ってるんでしょうね。

そして日本人は・・・なにしてるんだろ? 


Hermesって芸術なんだ・・・

2007年10月03日 | こんなことがあるんだ。へえ

 昼ごはんのワインのせいで、容器ながらもくらくらする頭と、
   疲労気味の肉体をひきずって、次に予定どおり展覧会へ。
   まずは美術館でエルメスの展示会。なんだろうそれは?

まずは食後すぐタクシーにのる。江蘇路×武定路の交差点。
このあたり古い建物が多くてしゃれてます。



だんだん美術館の時計塔が見えてきました 



美術館に入ると共産党主催の全国美術展らしきものが1Fで。2Fが
エルメス展でした。迷うことはなくエルメス展のチケットを購入。

こういう美術展で驚くのは完全に撮影自由なこと。著作権もなにも
あったもんじゃない。警備員はいるけど撮影が自由だとあとに
思い出に残りやすいんだけどね

エルメスのスカーフのデッサンやそのデザインを利用した芸術作品
でした。というよりスカーフのデザインまでの習作なんでしょうか?

このちょうちんがきれい・・ 


エルメスともなると見る人もかっこいい。写真の女性の他にも
欧米人や中国人ですらっとしたかっこいい人が颯爽と写真を
いっぱいとって勉強してました。



ほらね、颯爽と欧米人の女性が歩く。強い上海にはかっこいい
女性がよく似合う(太宰風) 



ひとつひとつの展示がシュールだったり暖かだったり。。



幾何学模様を強調していたり。飽きさせません。さすがエルメス。
スカーフと高額商品だけではなくデザインも当然洗練されてる
中での産物なんですね 





このスカーフの展示。気になった文言は
’THE RYTHM OF CHINA'
今後中国のリズムが僕の中でもっと大きくなるんでしょうか?
それとももうそのリズムでしか動けなくなってるのか・・・
気になるフレーズです。 

そして世界も・・  



出口もエルメスカラーのオレンジでした



美術館は僕のいる間に小粋な演出をしてくれました。感謝





花屋もおひま

2007年10月03日 | 中国つれづれ。

タクシーに乗って移動。。

昼下がり。中心地は人が多いけど、このあたりは
休憩どき。。花やさんもひまそうです・・・

いいことありそうなんだけどね

結婚式も多そうだし。

でも昼寝中・・

昼寝優先。。


たまにはゴージャスなイタリアンを。

2007年10月03日 | 上海chouchou(たべる)

 今日はゆっくり昼ごはんを食べたあとは展覧会へいくことに。

老房子とはいかないまでも、古い洋館の並ぶ江蘇路を武定路に少し
入ったところ、イタリアンの店に到着。

今までにも何回かイタリアンにいきましたし、ここもすごく特徴がある
かというと、そうはないのですけどね。
ネットでのほ評判がすごいわけでもなく・・・ただ6月ごろオープンした
のかまだ行ったことがないので、百聞は一見にしかず、行くことにし
ました。

タクシーをおりて、まず入口付近の景色。きれいな洋館が多い南側。
写真撮ってませんが、背中側にはマンションが多いです。





これが入口。少し入っていくと、先頭の写真にある洋館が
出現します。



中はこんな様子。昔こんな店に行った記憶が・・・どこだっけ?
威海路のあたりだったか・・?
欧米人がここでも多い。マスタらしき人がイタリア人なのか、しきりに
お客さんに話しかけてくれる。よい感じです。



値段はそれなり。130元くらいの(だったか?)3品あるSET-Bと
子供用に2品のSET-A。ワインを頼むとこんなグラスにいれて
くれました。こういうブランデーグラスは石原裕次郎だけのもの
かと思ってました。口くちゅくちゅしてテイスティングもしたりして。
いまここではっきり言います。

僕はくちゅくちゅしてもわかりません! 



庭はとてもきれい。子供が走り回って遊んでいましたが、端のほう
には実際に子供が遊ぶ遊具が。さすがに小学生対象のものは
なかったのですが心にくい配慮です。
値段は確かにはりましたが、景色を考えればまあまあではないで
しょうか。 





★MEDITERRANEO (地中海意大利餐庁)
住所 武定西路1317号 (江蘇路 近く)
電話 021-5238-9633


上海から世界陸上を思い出す

2007年10月03日 | 中国つれづれ。

 上海にかえってきてゆっくり過ごすことに。
    昼ごはんはリクエストでイタリアンがいいというと、奥さんの見たて
    でGO。ひさしぶりにタクシーの後部座席に。

昨日帰る時に、奥さん以外の3人は気づいてたのですが、タクシーの
運転手が会社を問わず、同じオレンジ色のTシャツを着ています。
聞いたところ、スペシャル五輪のものだそう。

私かなり勘違いしていました。前回重量挙げの女の子と思っていたのは
今回のスペシャル五輪の選手だったんですね。それにスローガンも
スペシャル五輪のものですね。すみません・・ 
( 上海駅から、再び。

スペシャル五輪。パラリンピックが身体障害者の五輪なのに対し、知的
障害者の五輪だそうです。日本ではまだあまり有名でないけれど、ここ
上海ではすごい報道のされようです。

北京五輪の準備も兼ねているのかもしれませんが、胡 錦濤国家主席
をはじめ、各国首脳、アーノルド・シュワルツエネッガー知事、ジャッキー
・チェン、チャン・ツイー、ヴィッキー・チャオ、カレン・モク・・・

芸能人いっぱい。これでもかと中国の勢いを示す立派な開会式でした。


そんなにすごい催しだったんですね。
うちの奥さんはゆうべ、上海に帰ってきてからずっとウズウズ・・
「これから開会式の会場にいきたいなあ」
「芸能人や政治家はどこに泊まっているのかなあ」
僕と子供たちの冷めた視線をよそに、バイタリティの無駄遣いをしてました。

とにかくすごい演出!
本番の五輪はどこまでいくんだろう・・
大阪の世界陸上。閑古鳥が鳴いていた日もあるようだし、競歩での
誘導ミスや、選手村手配の失敗とかいい噂は何も聞かず。ようそんだけ
失敗して五輪に立候補したなあとすら思います。

このTシャツひとつとっても徹底されてる中国。
よくよく見るとバスの運転手も外灘の船の会社の人も交通機関関係は
みんなおそろいのオレンジTシャツでした。

こういう盛り上げもあります。
社会主義で統一指令ってのもあるかもしれないけど悪くないです。