私にとって「無音リリース」で投げていらっしゃる方々は羨望の的であります。何時の日にか私もと思いはするものの、人一倍大きな着床音をボウリング場内に響き渡らせているのが現実です。これでも投球フォームの改善により幾らかはましになったとは言え無音には程遠いものがあります。
ところで何故無音リリースかというと、放物運動から水平運動への移行がよりスムーズに行われることにより、推進エネルギーや回転エネルギーのロスが少なくなるということが挙げられます。またバウンドなどによって発生する不確定要素の発生も抑制できます。それに何より「カッコイイ!」というのが最大の理由です(笑)
着床音を小さくするためにはボールのレーンに対する着床角を小さくする必要があります。このためにはボールの落下速度を小さくすることと水平方向の速度を大きくすることが求められます。
言うまでもなくボールは自然落下運動をしますので、落下速度が最小になるのは鉛直方向の初速度がゼロの時です。すなわち水平方向に投射される場合となります。それと投射される位置が低くなるほど着床点での落下速度も小さくなります。
一方水平方向の速度はリリースされるまでは振り子運動だと仮定するとこれも振り子の最下点で投射した時に最大となります。
以上から無音リリースに近づけるためには、より低い位置から振り子の最下点でリリースできれば良いということになります。
理屈上はそうなると思われるのですが、いざそれを実現するとなると様々な問題を克服しなければなりません。
先ず第一は、低い位置からのリリースするということです。理想は以前ご紹介した”Mike Fagan”の投球動画(「投球フォーム改造~最終段階!?」)のようにレーンに付くか付かない位のぎりぎりのところでリリースするということでしょうが、私の場合ボールの中心が脛(膝と踝の中間)辺りを通過しております。これをもっと下げるには更なるフォームの修正が必要となります。
次にリリースのタイミングです。スイングの最下点でリリースできればベストでしょうが、これはこれで難しいものがあります。先ずは一定の位置でリリースできることが重要でしょう。私の場合以前から着床点が前後にばらついていると指摘されておりました。これを克服するために「ドット・ボウリング」にしてみました。これでもまだ駄目なのでサムホールを本当に抜けるだろうかと言う位いにきつく調整しております。それでも不思議と抜けてくれるんです。これで握りしめが無くなり、ほぼ一定の位置でリリースできるようになってきました。
今後の課題としてはフラットスポットをもう少し長く取れるようになれればと思っております。これでもスイングとフットワークの同期の調整を半年以上かけて、やっと僅かばかりのフラットスポットを作ることが出来るようになったのですが・・・。
気の遠くなるような悪戦苦闘となるでしょうが、これが確実にできるようになった段階でリリース位置を下げていくことにより無音リリースが出来るようになるかもです。
と自分では考えておりますが、色んな無音リリースの動画を参考にさせていただき、自分なりにアプローチしていきたいと思っております。
無論、一番身近にいらっしゃる藤川大輔プロの無音リリースが最大のお手本ですし、多くのアドバイスもいただいております。しかしながら指摘された事項を克服できないもどかしさもあります。無音リリースの前にやることがあるだろうと言われれば、その通りでしょう。しかしながら、無音リリースは憧れでもありますので、是非とも到達したい目標として掲げたいと思っております。
アベレージ200アップはどうなったと言われそうですが・・・(汗)
こじつけかも知れませんが、無音リリースもその一里塚だと認識しております。
<2022/11/10 無音リリース関連記事追記>
「全ては無音リリースに収斂しているのか!? 」「「無音リリース」を目指して(1) 」「「無音リリース」を目指して(2) 」「「無音リリース」を目指して(3) 」
ところで何故無音リリースかというと、放物運動から水平運動への移行がよりスムーズに行われることにより、推進エネルギーや回転エネルギーのロスが少なくなるということが挙げられます。またバウンドなどによって発生する不確定要素の発生も抑制できます。それに何より「カッコイイ!」というのが最大の理由です(笑)
着床音を小さくするためにはボールのレーンに対する着床角を小さくする必要があります。このためにはボールの落下速度を小さくすることと水平方向の速度を大きくすることが求められます。
言うまでもなくボールは自然落下運動をしますので、落下速度が最小になるのは鉛直方向の初速度がゼロの時です。すなわち水平方向に投射される場合となります。それと投射される位置が低くなるほど着床点での落下速度も小さくなります。
一方水平方向の速度はリリースされるまでは振り子運動だと仮定するとこれも振り子の最下点で投射した時に最大となります。
以上から無音リリースに近づけるためには、より低い位置から振り子の最下点でリリースできれば良いということになります。
理屈上はそうなると思われるのですが、いざそれを実現するとなると様々な問題を克服しなければなりません。
先ず第一は、低い位置からのリリースするということです。理想は以前ご紹介した”Mike Fagan”の投球動画(「投球フォーム改造~最終段階!?」)のようにレーンに付くか付かない位のぎりぎりのところでリリースするということでしょうが、私の場合ボールの中心が脛(膝と踝の中間)辺りを通過しております。これをもっと下げるには更なるフォームの修正が必要となります。
次にリリースのタイミングです。スイングの最下点でリリースできればベストでしょうが、これはこれで難しいものがあります。先ずは一定の位置でリリースできることが重要でしょう。私の場合以前から着床点が前後にばらついていると指摘されておりました。これを克服するために「ドット・ボウリング」にしてみました。これでもまだ駄目なのでサムホールを本当に抜けるだろうかと言う位いにきつく調整しております。それでも不思議と抜けてくれるんです。これで握りしめが無くなり、ほぼ一定の位置でリリースできるようになってきました。
今後の課題としてはフラットスポットをもう少し長く取れるようになれればと思っております。これでもスイングとフットワークの同期の調整を半年以上かけて、やっと僅かばかりのフラットスポットを作ることが出来るようになったのですが・・・。
気の遠くなるような悪戦苦闘となるでしょうが、これが確実にできるようになった段階でリリース位置を下げていくことにより無音リリースが出来るようになるかもです。
と自分では考えておりますが、色んな無音リリースの動画を参考にさせていただき、自分なりにアプローチしていきたいと思っております。
無論、一番身近にいらっしゃる藤川大輔プロの無音リリースが最大のお手本ですし、多くのアドバイスもいただいております。しかしながら指摘された事項を克服できないもどかしさもあります。無音リリースの前にやることがあるだろうと言われれば、その通りでしょう。しかしながら、無音リリースは憧れでもありますので、是非とも到達したい目標として掲げたいと思っております。
アベレージ200アップはどうなったと言われそうですが・・・(汗)
こじつけかも知れませんが、無音リリースもその一里塚だと認識しております。
<2022/11/10 無音リリース関連記事追記>
「全ては無音リリースに収斂しているのか!? 」「「無音リリース」を目指して(1) 」「「無音リリース」を目指して(2) 」「「無音リリース」を目指して(3) 」