山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

牽制ルールについて

2019-04-30 | ボウリング
 ここ数ヶ月、折を見て会員月例会などの健康ボウリングクラブリーグ以外の試合に参加しております。そこで最初に戸惑うのが牽制ルールです。試合前にセンターのスタッフに確認しましたところ1レーン牽制で良いですよとのことでした。
 がしかし、皆さんの投球を眺めていると1ボックス牽制のようなので、念のため1ボックス牽制で投げておりました。私の連れ合いは1レーン牽制(クラブリーグでのルール)でしかやってきておりませんでしたので、いきなり古参の方から注意を受けてしまいました。ですから、慣れるまではアプローチに上がるタイミングを合図してあげなくてはなりませんでした。
 そこまでは良かったのですが、私が1ボックス牽制で投げていると再びクレームが付きました。「そんな先まで気にする必要はない!」からさっさと投げろということのようです。話を総合すると2レーン空けろということのようです。そんなローカルルールがあるんだったら「試合前にチャンと説明すべきでしょ!」と少しムカつきながらもジッと抑えて言われるとおりに投げました。
 以前の私でしたらブチ切れていたことだと思います。成長したなー(笑)と我ながら感心しました。

 先日も健康ボウリングの仲間とダブルス戦に参加しましが、彼も1ボックス牽制に気を使いながら投球していたにも関わらず、隣のボックスから注意を受けてしまいました。試合後も怒りが収まらない様子でした。このようにして、上達したいと思って努力をしている人をくさしてしまうことにもなりかねません。

 センターは1レーン牽制を推奨しているのにローカルルールを持ち出して、他人にクレームをつけるということはそちらの方がルール違反なのではと思ってしまうのですが?
 皆楽しくボウリングを楽しめばいいのに色々な独自のしきたりを作って、それを守らなければ仲間ではないといった排他的な集団を形成していては、その後の発展は望めなくなってしまうのではないでしょうか。

 そもそも牽制ルールは投球者同士がぶつからないように同時投球の禁止からきているはずです。ところが日本においては従来から1ボックス牽制が主流のようです。理由は良く知りませんが、自分の視界に他のレーンの投球者が入って集中できないということがあるようです。

 そこで色々と調べてみましたところ、どうも全日本ボウリング協会(JBC)と日本プロボウリング協会(JPBA)のルールの違いからきているようです。JBCでは1レーン牽制、JPBAでは1ボックス牽制となっているとのことです。

 プロボウラーの試合ならばいざ知らず、センターの試合ですからJBCのルールを適用して然るべきだと考えます。これは同時投球による危険性を排除するために設けられているものであり、至極合理的であると考えます。更に、遅延の禁止ということもあり、1レーン牽制を適用した方が望ましいものと思います。

 1レーン牽制では他者の投球が視界に入って集中できないといったことは言い訳にならないと思います。アーチェリーなど一列にひしめき合うように並んで射ちます。目の前の選手に如何に自分のペースを邪魔されないようにするかということも必要です。

 この件でインストラクターと話していますと、他県の試合では1レーン牽制でジャンジャン投げていますよ。佐賀だけが気にし過ぎじゃないのかなーとのことでした。世界では1レーン牽制が主流ですし、30秒ルールというのもあるくらいですからとも。
 ということでルールはできるだけ少なくして、最低限必要なものだけにするというのがベストだと思います。よって1レーン牽制に統一することを支持します。

 もしローカルルールを適用したいのであれば、事前に説明し参加者全員の了解を取った上で適用していただきたいと思います。試合中にクレームをつけるのは少し筋違いなように思っております。

 新参者は勇気を振り絞って上級者の大会等に参加しております。事前にルールを確認するなど情報収集することも必要でしょうし、マナーを守ることも大切です。古参の方々もこのような新参者に対して暖かい目で見守ってくれる余裕をもって欲しいと思います。
 もちろん、クレームをつけてくる方は極々一部です。多くの先輩方は暖かく迎え入れてくださってます。しかし、新参者にとってはその一つのことで躓いてしまうことにもなりかねません。
 ボウリングを盛り上げ、楽しいボウリングライフを送って行くために一言申し上げた次第です。

 各地の牽制ルールやこれにまつわるトラブルなどありましたらコメントいただければ嬉しく思います。


<2022/02/17追記>
 参考:「牽制ルールについて(2)

<2022/07/23追記>
 参考:「牽制ルールについて(3)




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