眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

なんとなく猫

2019-01-23 20:05:51 | 短歌/折句/あいうえお作文
なんとなくわかる気がするばあちゃんを見上げてしゃべる猫の言い分

なんとなく人間のいるとこへ行きみつけてしまう猫の座布団

なんとなくはじまりそうな1月がはじまってまた終わりに向かう

店先を通路に使うまだら猫なんとなくまた大きくなった

どうしても話し出せないなんとなく話してみたいことがあるけど

なんとなく思い返せば名曲か猫がくわえて行った捨て曲

なんとなくわかりなさいと顎を突き出して伝える猫のおかわり

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ラーメンのある町

2019-01-23 00:22:02 | 好きなことばかり

「ラーメン屋を開こう」
 思い立ってラーメン屋を開いた人がいる。思ったほどに上手くはいかず、行き詰まって店を畳む人がいる。努力を積み重ねて、繁盛店を作り上げる人がいる。思っただけでは始まらない。思わなければ何も始まらない。始めることは思うよりも骨が折れる。思うだけなら自由でいい。
「ラーメン屋をはじめよう」
 ほんの一瞬だけなら、誰でも思うことだろう。
 味、香り、麺のちぢれ具合、スープの色、丼の重み、麺を啜る音が聞こえる。空想の中で、人はラーメン屋へ行くことができる。暖簾の長さは70センチ、黒く汚れて破れかぶれの雑巾みたい。
「いらっしゃい。お客さん、ラーメンは好きかい」
「まあまあです」
 威勢のいい大将が、トッピングのリクエストを聞いてくる。
 もやし、葱、特製チャーシュー、メンマ、煮玉子、人参、キクラゲ、白菜、椎茸、ナルト、ほうれん草、しじみ、あさり、蛤、小松菜、ピーマン、青梗菜……。
「もうええわ」
 ラーメンの主役は、麺とスープ。主役を食うくらいなら、何もいらない。
「葱とメンマで」
「うちのチャーシューは分厚いんです。一切れ入れると丼を突き抜けて天井にまで届くんです」
「じゃあ、チャーシューも」
「おおきにー!」
 しゃっ! しゃっ! 大将は麺を湯切りする。その顔は切腹を前にした侍のように真剣。
「お待たせしました」
 うわー。顔に出そうなくらいまずい。自分の味覚を疑うほどだ。一口啜る度に、まずさが押し寄せてくる。残したら、どんな顔をされるだろうか。なるべく一口を小さくして、地道な運動を繰り返して量を減らしていくか。それとも苦い薬と思って一気に頬張るか。まさに雑巾のようなラーメンだ。
「よかったらこれを入れてみてください」
 大将が突き出した味変の小瓶。何かわからないが死にかけの蛇のような色をした液体がたっぷり入っている。
「どうも」
 これはもう試すしかない。

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クライ・ベイビー

2019-01-22 21:22:30 | 自分探しの迷子

 空耳だったらよかったのに。列の中から男は時折叫び声をあげていた。待ち切れないというのか。たったそれだけのことで不満をぶちまけねばならないのだろうか。列を成す人々が一層強く固まっているのが見なくてもわかる。受付は三つほどあったが、男がたどり着いたのは僕のいるカウンターだった。怒りは収まっていない。待たされたことも、名前を書かされることも、同じように不満を顔に出し、声に出し、時に意味不明のことを口にした。酔っているに違いない声の大きさは、周りにいる人の顔を強ばらせていた。僕はなるべく男を刺激しないように冷静な対応を心がけた。「うるさい! 俺に命令するな!」命令なんて……。そんな風に伝わってしまうかな。男はカウンターに備え付けのボールペンを投げつけた。それは直接私に向けたものではなかっただろうけれど。きっとかまってほしかったの。私は独り白い目に晒された男のことを哀れにも思いました。かわいそうな子。かわいそうな赤ちゃん。聞いてほしかったの。わかってほしかったの。ただ泣くだけならよかったのに。あの頃ならね。だけど、あなたは言葉を知ってしまいました。立派に力を持ってしまいました。人を傷つけたり、怖がらせたりもでる。なのにあなたは何もわかっていない。わしは驚いた。
 ふと顔を上げると女が表で手を振っておったのじゃ。雨の中に立ちながら、わしが気づくまで。雨か。わしはその日雨が降るとは聞いておらんかった。だが、確かに雨じゃった。わしがようやく気づいて手をあげると彼女は一礼して帰って行った。わしが彼女を見かけたのはそれが最後じゃ。初日から熱心に働く真面目な人だった。彼女が去ったのはこの街の雰囲気が思っていたのと違ったことが関係していたそうじゃ。わしの記憶は今でもあの雨の中のままじゃ。それにしても。いつからふっておったのかのう。わしが気づいたのは、どれほど遅かったろうか。もう手遅れだ。ボールペンが投げられた時、それは俺にとっての合図だった。
「もう帰ってくれ!」
 俺の仲間がそう叫んでいた。一瞬のターン。がまんの時は終わった。立ち去るがよい。愚か者よ。言えば通ると思うんじゃねえ。酔ったら許されると思うんじゃねえ。自分の言いたいことばっかり言うんじゃねえ。今更言い訳なんかするんじゃねえ。帰れ帰れ! 俺の仲間がそう言ってんだ。本当は仲間でも何でもねえ。こういう時だけの仲間だ。とにかく、今日はもう帰れよ。ここに君の居場所はない。お気の毒ですが。僕はもうさよならしか言えないよ。もう赤ん坊とは違うんだ。
 もしもあなたが赤ん坊だったら。
 みんなはうれしく思うだろう
 優しく思うだろう 懐かしく思うだろう
 愛おしく思うだろう
「ぼくがここにいるよ」って泣いていたら

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今はいない

2019-01-22 19:25:43 | リトル・メルヘン
昔むかしあるところにおじいさんがいたのだけれど、今はいませんでした。
「御免ください」
 旅人がおじいさんの家をたずねたけれど、誰からも返事はありません。
「誰かいませんか?」
 けれども、返事はありません。
「おじいさんはいませんか」
 おじいさんが家に住んでいたけれど、今はいないのでした。
 タイミングのわるい時に来てしまったな、と旅人は思いました。
 そして、今度はおじいさんのいる時にたずねるとしようと決めました。
「また来ます」
 旅人は、無人の家に向かってそう言うと帰って行きました。
 めでたしめでたし。

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声多き人々

2019-01-22 00:11:57 | 短歌/折句/あいうえお作文
爆音が
一月を行く
おのれより
街を賑わす
スペックに酔い

「バイオマス」


そんなこと
こんなことみな
角を立て
四季を彩る
殺し屋の国

「そこかしこ」


ワンタン麺
食べてまとまる
しあわせに
古ぼけた新
年の集まり

「渡し舟」


エンジンが
怖じ気付いたら
待っとくれ
一月はまだ
あくびの時間

「エオマイア」


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100万円ソング 

2019-01-21 18:55:28 | 夢追い
「もう終わったの?」
 突然思い出してはっとした。ちゃんと歌えば100万円。課外授業の途中に知った企画だった。先生にそんな余り金があったとは。「まだだよ」間に合ったか。彼はギターが弾ける。コンビ結成を持ちかけるとあっさりと話はまとまった。たいして仲良くもないその場限りの2人。彼に弾けて僕に歌える歌が求められた。どちらもちゃんと。「これで行く」アイデアではない。ギタリストはもう曲を決めてしまった。決断が早い。エントリーを済まして彼は黙々と弦に向いていた。相談も打ち合わせもない。他人は他人というわけだ。何だこの歌。みんな英詞じゃないか。適当に歌ってやる。適当な替え歌を作って歌ってやるぞ。どうせみんな知らないんだから。上手げに歌えばいいんだ。
 もうコンテストが始まっていた。みんな座って歌うのか。先生も、弾く人も、歌う人も、聴く人も、みんな座っているのが見えた。(ああいう感じか)想像していたのと随分違っている。あのまとまった空間ですべてが簡単に決まってしまうのだ。僕らの出番はラストだった。適当な歌を考えながら、自信が吸い取られていくように思えた。譜面を手にしながら、何も見えていなかった。誰も知らない歌、デタラメの歌……。いったい何が受け入れられるというのか。後悔とプレッシャーに押しつぶされそうだ。手も膝も他にもどこかわからない場所が、震えている。恐怖が共鳴してもう倒れそうだ。歌が終わる。乾いた拍手。指先の口笛。人気のコンビだったようだ。僕らの番は次の次だ。拍手が鳴り止むと同時にほとんどの人が席を立った。みんな終わったというように歩き出している。あれっ。急に現実を見たような気がした。
「やめようか」
 相棒はあっさりと頷いた。
 歩きながら先生にキャンセルの合図を送った。コンビを解いて先を行く人々に追いつかないようにゆっくりと歩いた。すっかり失望していた。思いつきのような企画に、見届けずに帰る人々に、勝手に曲を決めた相棒に、軽く乗り出した自分に、やり遂げない自分に、くだらない一日に……。(もっと学ぶべきことがある)河川敷を通りかかると裸の男が大きな声で愛を叫んでいた。人か魚へかわからない。わかりますよ。駆け寄って共感は示せないけど、そんなこともあるね。工事のため前方の道が塞がっていた。思い詰めていたせいか、迂回ルートは見えない。行かないと。
 中華料理屋を突破するしか道はない。扉を開け奥へ進んだ。そのままの勢いで浮遊して座敷へと突っ込んだ。淀んだ空気抵抗。宴会か。靴紐が小皿に垂れて接触しないように細心の注意を払う。「君は何だね」幹事風の男の眼鏡が光った。「前の道が通れないんですよ」事情を説明するが理解された様子はない。チャーハンが油を含んだまま不安げに固まっている。箸やグラスを持つ人々もざわついている。「それにしても危ないじゃないか!」だから、前が通れないんだって。こちらは重力と戦いながら進んでいるのに、横からごちゃごちゃ言われたら余計に危ないじゃないか。「本当に通れないのかね」幹事長は席を立った。表に出て確かめるようだ。また、失望をくれるのか。(好きにしてくれ)もう少し、あと少し。よーし、抜けた! 座敷を抜けて中華料理屋を抜けて工事中の道を抜けて、公園通りに出た。薄い明かりの中で桜が咲いているが見えた。早いな。


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スパイシーデー(折句)

2019-01-21 12:02:37 | 短歌/折句/あいうえお作文
あらん限
りに振り絞り
くわされた
わさびのような
スパイシーデー

「アリクワズ」


頭から
妙に毛羽立つ
シャツを着て
破れかぶれの
カレーうどんを

「あみじゃが」


語るには
肩身の狭い
身の上を
一層茶化し
ショー化した冬

「鏡石」


ふふふふふ
つとめて笑え
遠き日の
メインディッシュは
鯖の缶詰

「フットメザ」
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待った(折句)

2019-01-20 22:35:22 | 短歌/折句/あいうえお作文
あみじゃがを
お頼み申す
じゃが待てよ
奴のお好きな
カールにするか

「あおじゃが」


ワッフルが
たたきつぶれた
しっとりと
布団に落ちて
根っからブルー

「渡し舟」


箸転げ
何処へ向かう
俺を置き
真冬の方へ
進むとですか

「バイオマス」


挟もうぞ
将の横顔
追いかけて
輝き出した
ストリート棋士

「箸おかず」

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ぶち壊し

2019-01-19 21:17:58 | 短歌/折句/あいうえお作文
酔いどれの今夜ギターをぶっ壊すアンコールなら虫の音を聴け

感情を殺してしがみつく俺に俺は伝える「これは仕事だ」

穏やかな作り笑いをぶっ壊し今日感性はこっちのもんだ

終点ですよとささやく声色に脆く壊れた夢のフィナーレ
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ぶら飛車入門

2019-01-18 17:15:43 | 短歌/折句/あいうえお作文
チャランポラン
試すさばきの
手は尽きて
無傷のままの
四間飛車穴熊

「チャタテムシ」


茶柱の
高みを信じ
手を読めば
無筋の先に
新手筋あり

「チャタテムシ」


古本や
月に開けば
遠き日の
名人がとく
3七の銀

「フットメザ」


あれやこれや
棋風に乗って
ぶら飛車が
倒さんとする
一頭の熊

「秋舞台」
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ショート・チャレンジャー

2019-01-17 21:23:25 | 好きなことばかり
「もうやめたんじゃなかったのか?」
「これで最後だ」
「さっきも聞いたぞ」
「本当にこれで最後にするから」
「駄目だ。消すんだ。ほら。これでもなめてろ」
「ちょっと待ってくれ。本当に本当にこれで最後だから」
「それだって何回も聞いたぞ」
「信じてくれ。他に言うことがない」
「お前は自分で立てた目標を自分でぶち壊しているんだ」
「ふー……」
「そんなことなら最初から何も言わない方がましさ」
「……。ふー」
「そうして煙を吐いている間、お前は何も考えていない」
「ふー……」
「空っぽの自分に満足を覚えているんだよ」
「……。ふー」
「他にすることはないのか。くやしかったら反論してみろ」
「ふー。……」
「そんなことばかりしていると体にわるいぞ」
「……」
「もっと自分の未来のことを考えろ」
「わかってるよ。いつだって痛めつけてるんだ」
「わかっているならとっとと消すことだ」
「ふー……」
「ここがどこだかわかっているのか?」
「……。ふー」
「自分のしていることがわかっているのか?」
「俺は弱いんだ」
「そうだ。お前は弱い。弱すぎる」
「……」
「お前は弱虫の中の弱虫だ!」
「ふー……」
「お前は負け犬の中の負け犬だ!」
「ふー……。ふー……」
「くやしくないのか!」
「俺は弱い」
「そんな弱気でどうする」
「だからこそ強くなりたい」
「だったら今すぐそれを消せ」
「これが最後だから。最後まで吸わせてくれ」
「だったら仕方がないな」
「……ふー」
「俺がこうしてやる!」
「何するんだ!」
        ジュー…………。
「これでいいんだ」
「ああ」
「そして目の前の現実を見ろ」
「だけど俺の闘志までは消えやしない」
「そうだ。本当の闘いはこれからだ」
「とうとう俺に火がついたようだぜ」
「それでいいんだ。それでこそチャレンジャーだ」
「俺は必ず打ち勝ってみせる」
「よし! ゴングだ。行ってこい!」
「俺は勝つ!」
「さあ、行け! お前の好きに打ち込んでこい!」
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ファースト・ドラゴン

2019-01-17 19:57:14 | 短歌/折句/あいうえお作文
かきあげを
かき込みながら
観る将が
息踊らせる 
新年の竜

「鏡石」


老いという
特技が生きる
新年に
だるまを叩く
魔導師の杖

「お年玉」


かけすぎた
魔法のあとの
行き先を
たずねてつつく
チーズフォンデュ

「かまいたち」


おとといの
トドの行方を
知るために
立ち上がるベル
マークの勇者

「お年玉」


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ポジティブ・シンガー

2019-01-16 18:41:07 | 短歌/折句/あいうえお作文
Aメロで
終わり続ける
毎日を
意気揚々と
明日へつなげ

「エオマイア」


空色の
コンピュータが
担ぎ出す
しあわせを呼ぶ
恋人はジョー

「そこかしこ」


水を得た
0.7が
西へ向き
愛と星座の
無常を歌う

「ミレニアム」


L字型
お席について
まあいっか
一回切りの
アンサンブルだ

「エオマイア」


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さよなら鼻毛(アクロスティック)

2019-01-15 21:05:57 | アクロスティック・ライフ
永遠に焦がれるように
どこまでも伸びていく鼻毛
仕方ないや
苦しくても
寂しくなっても

映画のワンシーンのように
どこまでも鼻毛は伸びていく
しあわせを置き去りにして
来る日も来る日も伸びていく
定めなのよそういうことよ

餌をあげたわけじゃない
どういう原理で伸びていくのか
知らされていない知りたくもない
クイズに出されても知りたくない
さっぱり興味なんてないんだよ

AIにコントロールされていた
どこまでも伸びていく鼻毛
システムに逆らうことはできない
靴紐をしめて歩き出した道
寒くないね12月と言うのに

エピローグにたどり着きたくて
とめどなく前進する鼻毛
沈む夕日に照らされて
悔し涙が通り過ぎる
参加賞はなぜか園芸鋏だよ

怨恨の線を追って
ドローンに引かれた鼻毛
出発したのは遙か氷河期
繰り返される争いの中
さよならを見送ってきた

絵に描いた鼻毛だったなら
友が弱音を吐いているのは
師走の喧噪に負けていたから
腐っていても仕方がないさ
蔑む奴らは放っておけって

Sになって気まぐれに
飛び出していった鼻毛を
紳士たちは追いかけもしない
口から吐き出された白い息が
魚になって街を泳いでいる


 アクロスティック「江戸仕草」
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新しい雨

2019-01-14 22:39:25 | 短歌/折句/あいうえお作文
お年玉
もらいそびれた
テンプルを
流れ伝わる
新年の雨

「おもてなし」


濡れ衣を
タップで払い
売り込んだ
泣き歌は本
気のラブソング

「ヌタウナギ」


からくりの
歓楽街に
見境の
衣装を脱いだ
新年の罪

「鏡石」


老いという
問いに答える
少年の
ダンスをみつめ
待つ雨上がり

「お年玉」


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