「王手がかかるのは嫌じゃないか」
地下鉄飛車ってそもそも嫌だなと思った。
また、形勢に自信がある終盤戦で逆転負けする時には、よく端が絡んでることに最近気がついた。逆に、形勢がわるい時、居飛穴相手に端攻めすると意外と勝てたりすることもある。特に、時間の短い将棋では端攻めは有効だ。穴熊や美濃囲いの弱点が端であることは間違いない。
(端を攻めただけだ何とかなっちゃう)
(どうかしてしまう)
中央辺りをみている時に、突然端を攻められたらびっくりするのではないか。視野が狭くなる。(大事なものがみえなくなる。ハンカチが落ちていても見落としてしまう)迷う。(時間を使う)嫌になる。弱気になる。怖くなる。
恐怖や迷い。これはミスが出る要因になる。
「端攻めって何かよくわからないじゃないか!」
色々利いている。玉が近い。色んな攻め。色んな受け。謝る手。手抜く手。逃げ出す手。上に逃げる手。下に逃げる手。攻め駒を攻める手。頑張る手。17の歩って何で取るの? どの場合は受かるの? どうならつぶれるの?
よくわからないから、逆転も起きやすいのは当然だ。
(問題があったら端を攻める)
というのは正しい。元手がかからないことも大きい。
端というのは、一番端っこだけど一番複雑かもしれない。端攻めに対する理解を深められたら、確実に香車一本くらい強くなるのではないかな。
~自信がないと(意志が曲がり)返事ばかりになる
「意図、線が通っていることが大事」
攻めは連動性、一貫性が大事だ。
さっきはと金を作り、次は桂頭を攻め、今度は飛車を追う。その場その場で適当にみえる手を指していたら上手くいかない。部分部分は正しくても筋が通っていなければデタラメになるのだ。
行き当たりばったりと臨機応変は違う。
自信がなくなると自分の手を指せなくなる。常に迷子の中にいるような状態で、前に指した手のことも忘れ、相手の手に返事ばかりするようになってしまう。よい手を指すためには、自分をしっかり持っていることが大事なのだ。
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