グループとは、部活やサークルのようなものでしょうか。お同じ趣味や世界を共有できることは、老若男女問わずに楽しいものです。
はてなブログでは、ただ記事を書くよりも、グループに参加してから書く方がいいようです。探すにも探されるにも、何についての記事かわからないものよりも、ある程度テーマが絞ってあると便利な面があるでしょう。
「グループは誰でも参加できる」
確かにそうは書いてありますが……。
まずは雑談でもとアプリから参加のところをタップすると、画面が切り替わって真っ白いページに飛ばされます。処理中か? と少し様子をみているといつまで経っても、ページは白いままです。調べてみると、どうも現在アプリで問題が生じているようです。
(誰でも参加できるが今はできない)
気を取り直して、今度はアプリを経由せずにログインして、グループ参加を試みました。(対処法の中にもあったはず)
すると瞬時に画面が切り替わって、インディードのページに飛ばされました。
「お前はもっと働け」
そういうことか……。誰でもというのは、建前みたいなものだったのだな。でも、妙な話です。
(ん? インディード)
インディードは、最近、僕が見たことのあるページでした。誰もがインディードに飛ばされるはずがないではないですか。おでかけネットに飛ばされる人もいるでしょう。
「お前はもっとどっか行け」
などと言われます。
退屈なブログのページに飛ばされて、
「お前はもっと眠くなれ」
と言われる人。
月までも飛ばされて、
「お前はもっと外から地球を見つめ直せ」
と言われる人。
思い切り火星まで飛ばされて、
「もっと孤独の意味を知りなさい」
と言われる人。
意に反してグループに参加できなかった人々が、飛ばされる先々で様々なことについて考えさせられる。そんな風景が想像できてしまいます。まさに狐に化かされたような気分ではないでしょうか。
実際にはてなブログのグループには、どのようなものがあるのでしょう。雑談・日記を書くグループ、小説を書く人、落語研究会、ミステリー・サークル、コーヒー好きの仲間、ドリブラーを応援したい、UFOを観る人たち、将棋同好会、noteを書いてよかった人、パンク・ロックが好きだ……。公式のとは他に、有料のPROでは自らグループを立ち上げることができるとのことで、それならほぼ無数に存在してもおかしくはありません。
「早く私も参加して、グループ人間になりたい」
そう感じるのも自然でしょう。しかし、逸る気持ちを抑えて、じっくりと自分の記事を書きためておくのはどうでしょうか。
そして、いつか環境が整備される時を待って、
「待ってました!」
とばかりにグループに参加し、記事を投稿するのです。
飛び切り面白い記事を書く必要はありません。
あまりに自分で納得して満足できるようなものを書いてしまうと、それはそれで怖い話もあるのです。
実際にそれを読んだ人の反応が、
「何か眠くなるな」
だったら、それでもあなたは平気でしょうか。
(骨折り損のくたびれもうけだ!)
と吐き捨ててペンを投げてしまうかもしれません。
そうならないように、適当なところで切り上げることも考えておくとよいでしょう。
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