眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

そこに置け、そして打て

2018-03-01 23:13:42 | 短歌/折句/あいうえお作文
挑戦の
コーナーをすぎ
春風を
つかまえたワン
トラップシュート

折句「チョコバット」短歌
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俺たちの報酬(アクロスティック)

2018-03-01 22:02:33 | 短歌/折句/あいうえお作文
長時間
酷使に耐えた
20時さえ
通過したのに
取り分ないの

折句 「チョコバット」短歌
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勝負うどん(アクロスティック)

2018-03-01 19:30:19 | 短歌/折句/あいうえお作文

 子供の頃、初めてどん兵衛さんを食べた時の感動が忘れられない。こんな美味しい食べ物があるのなら、世界はきっと生きるに値するのだと思った。それを作った人たちも素晴らしい人なのかもしれない。久しぶりにどん兵衛さんを食べた時に、一瞬だけ当時の感覚を取り戻すことができる。どん兵衛さんが好き。どん兵衛さんなら、毎日食べることもできる。けれども、当たり前のように毎日は食べたくはない。少し時間を置いて、またどん兵衛さんを食べたいのだ。


味のある
桂馬がいばる
道場で
うどんが熱い
ふーふーふーふー

折句 短歌「揚げ豆腐」


 どん兵衛さんが留守番電話に入っていたのは、ワールドカップの年だった。父の転院先から母の声で、どん兵衛さんが入っていたのだ。夕ご飯はどん兵衛さんを食べたという報告だった。それだけかと僕は思った。もっとしっかり食べた方がいいと思った。当時はそのような状況ではなかったのかもしれない。それからしばらく、僕はどん兵衛さんから距離を置いていた。自然とそうなった。ワールドカップは何度でも巡ってきた。記憶は時に触れて塗り替えられていく。けれども、何度でも思い出すことがある。初めてどん兵衛さんを食べた時の感動は、まだ胸の奥に残っている。






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何か足りない

2018-03-01 12:24:51 | 短歌/折句/あいうえお作文
何かが欠けていて何かが上手くいない。問題はその何かだ。何かではなく何かであり何かでありつつ何かでもあるような何か。何か普通で何か得体の知れない何か凡庸で何か底知れぬ何か。何かは何か何かとは何か何に対して何を問うべきなのか何何は何で何何何が何なのか、何がどうして何で何のか。何もかもが混乱の最中にあり何が何やらわからなくなるのだ。「何が何やらわからん!」と叫びたい気持ちになるのだ。
さて何から始めようと君は自分に問いかける。始めるための何かがまだ欠けているような気がする。


お頭に
ニットをつけて
立ちなさい
いいえわたしは
実力不足

折句 短歌「鬼退治」
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おとがめなし(アクロスティック)

2018-03-01 12:03:45 | 短歌/折句/あいうえお作文
あっぱれな
桂馬を見上げ
殿様が
受ける一つも
歩のない仕打ち

折句「揚げ豆腐」短歌
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よかったらどうぞ(アクロスティック)

2018-03-01 02:42:05 | 短歌/折句/あいうえお作文
大盤に
虹がかかった
高鳴りを
1枚とって
試聴する君

折句「鬼退治」短歌
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