Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

ジグザグ

2009-08-24 | テディベア

CONOID CHAIR (George Nakashima) 1968

 

模型、Tさんの作品、彼女はテディベアの中でもチーキーがおすきとのことで、チーキーが座っています。

 

Zig-Zag (Gerrit Thomas Rietveld) 1934

 

模型、Oさんの作品、写真では見えませんが、背面の組み接ぎ部分もきちんと表現されています。

 

Hill House Chair (Charles Rennie Mackintosh)

 

模型、背もたれの部分のカーブを出すのに苦労したとのことでした。

 

100年以上前くらいに作られたらしい中国の携帯用の座椅子と模型、これは現物が小さく構造が複雑なので、1/5スケールではなく1/2スケールです。

 

実物を折りたたんだところですが、1枚の板を3段に切り込んだ組み木のような仕組みで、うまく畳んだり組み立てたりできるようになっています、まるで、むつかしいパズルを解くような感じです。
模型もちゃんと折り畳めるようになっています、すばらしい。
この椅子を選んだ作者はパズルがだいすきで、5日間、一生懸命集中して取り組んだそうです。

 

How High The Moon (倉俣史朗) 1986

 

模型、スチレンボードでこのスティールメッシュの質感を出すのはむつかしかったと思いますが、きれいなカーブなどが表現されています。

 

真ん中のロッキングチェアに挑戦したのは、高校2年生の受講生、製作途中で時間切れでしたが、今週1~2日通って完成させるそうです。
先生方のこういう配慮もうれしいですね。

これらの名作といわれる椅子は、大学によっては、資料室に展示品として飾ってあるだけで、実際に座ったり触ったりできないところも多いそうですが、ここでは自由に座り心地を確かめたり、計測のために触ったり動かしたりさせてもらえ、しあわせな体験をすることができました。