Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

ドイツ平和村

2009-08-09 | テディベア

ファリスは薪を集めていたときに、不発弾にあたりました。
アベリーナは泉に水を汲みに行く途中、地雷を踏んでしまいました。
アヴドゥルは羊番のお手伝いをしていた時、飛び散った弾にあたりました。
彼らの母国では必要な治療をすることができません。
平和村は、治療のため、彼らをドイツに連れてきました。
みんな元気になって、母国の家族の元へ帰っていきました。
…このポスターは、ドイツの大学生が平和村のためにボランティアで作ってくれました。

 

ドイツ平和村は、1967年、ドイツ北西部オーバーハウゼンに創立された、戦争で傷ついた子どもたちを引き取り、治療・リハビリの後、母国へ帰す活動を行うボランティア団体です。
運営は、全て募金で成り立っていて、お医者さんをはじめスタッフもみんなボランティアだそうです。

 

治療を受け、心を癒し、

 

リハビリをして、

 

元気になって、

 

母国に帰っていきます。

 

展示会の会場には、子どもたちへのメッセージを書き込むパネルも置いてあります。

         

今日午後1時半から、トークと絵本の読み聞かせが行われます。

 

東ちづるさんが絵と文を手がけた絵本「マリアンナとパルーシャ」の表紙です。
今日は長崎の原爆の日、平和を願って書かれた絵本を本屋さんで見かけたら、ぜひ、手にとって見てください。
残酷な戦争の犠牲になった子どもたちが健気に生きる姿、それを支える大人たちの姿…。
子どもたちの背には翼が…。

 

会場に置いてあった「ビビってたまるか」の表紙のくまちゃんの背にも翼が…。