Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

17歳のリクイエム3/4

2006-10-31 | テディベア

トラ (小学3年生・水彩)

 

チータ (小学3年生・水彩)

 

ゾウ (小学3年生・水彩)

 

ライオン (小学3年生・水彩)

 

サイ (小学3年生・水彩)

 

鳥 (小学3年生・水彩)


山田かまち水彩デッサン美術館の絵はがきより

小学校3年生の冬休み、トラ、サンショウウオ、水牛など、学校の自由課題として描いた動物の絵36枚を、わずか1時間足らずで仕上げたという。
この絵は、当時彼の担任だった竹内俊雄先生によって大切に保存されていた。
  

17歳のレクイエム2/4

2006-10-30 | テディベア

「鳥の想い」 1976年16歳
大空を自由に飛ぶ鳥は、彼が繰り返し描いたテーマ。

 

「プリーズ・ミスター・ポストマン」 1975年15歳
中学時代、イギリス、中国、ポーランドのペンフレンドと文通していた。
休みの日などは、3時頃になると、窓辺に立って、郵便屋さんが手紙を持ってくるのを待っていた。

 

「絶筆」 1977年17歳
死の前日に描いた最後の作品。
その晩、彼は、級友と線香花火に興じ「人間の一生なんて線香花火のようにはかないものだ」と話していた。

 

「レノンとヨーコ」
言葉をよせている氷室京介は、彼と同級生。

 

「激しく生きよう」

 

「音楽は語るものじゃない」

 

「17歳のポケット」より辻仁成(作家)からのメッセージ。


今時の大人のなかに、17歳が、人生の中のかけがえのない1年だ、と考えているものがいるだろうか。
しかし、17歳で死ぬ人間もいる。
その人間にとって、17歳は絶対的な1年だ。
18歳の1年前でも、22歳の準備のための1年でもない。
人生最後の1年だ。
それでも完結すべき1年だ。
10年後のおいしい約束など、どんな意味があるというのか。
「燃焼しろ、燃焼しろ、17歳は二度と戻らない」かまちは美術館を訪れる者に向って、そう呼びかけているようだ。
なだ いなだ(作家・精神科医)

17歳のレクイエム1/4

2006-10-29 | テディベア

山田かまち水彩デッサン美術館は、群馬県高崎市にある。
群馬県安中市に出かける機会があり、途中、立ち寄った。

 

17歳まで生きた彼の残した言葉や絵が展示されている。

 

館内に入ると、彼が小学校3年生のときに描いた動物たちが迎えてくれる。

 

かまちという名前をつけたご両親の気持ちが綴られている。

 

愛 いちばんすばらしいもの....彼の書き残した言葉。
部屋に残されたぬいぐるみやキューピーたち。

 

絵だけではなく、音楽もこよなく愛した彼のエレキギター....。


感電の事故で、17歳で命を終えたかまち。
彼の絵は、広島にもきたことがあり、その時に見た感動は、いまでも、ありありと残っています。
今回、また、その絵や言葉に出会えて、改めて、彼の生き方に思いをはせました。
美術館は、彼のご両親の願いを受けて、広瀬さんが、画廊の続きに建てたのだと話してくださり、館内の写真撮影も、気持ちよくOKしてくださいました。
この美術館の前の道が、彼の通学路だったそうです。


リア王

2006-10-28 | テディベア

沢則行さんの「リア王」の公演を観に行った。
ネットの写真などではお馴染みだったが、舞台を観るのははじめて。
客席は椅子席の前に何枚かござが敷いてあり、その一番前に座ったので、迫力満点。

 

荒野を彷徨うリア王....彼がリア王を演じ、3人の娘たちは仮面と人形で表現される。

 

赤ずきんの舞台、赤ずきんちゃんは赤い紙をその場でカット、狼は彼の手、背景のレースがうまく使われている。
オーバーヘッドスライドを使って、影絵のようにスクリーンに投影する。


沢則行さんは、チェコ在住、プラハを拠点に、ヨーロッパ各地で公演をしている。
今回の「リア王」の重厚さもさることながら、短編にながれる卓越したユーモア感覚が、文句なく、楽しめる。
演じられた短編は、星、いも、うさぎ、空、かに、赤ずきん、アンコールでねこ。
どれも、珠玉の名品。
今日、明後日と、子どもたちをふくめて、ワークショップがひらかれるが、子どもたちにこそ、こうした舞台を見せてやりたい。

2枚目と3枚目の写真は、彼のホームページからの転載。
沢則行公式サイト
パペットハウス沢則行のアートシアター

アニメを作る

2006-10-27 | テディベア

広島アニメーションセンターでは、クレイタウンというソフトを使って、来場者にアニメを作らせてくれる。
昨日、ちょっと、のぞいてみると、熱心に、作っているmackyさんに出会った。

 

彼女の作品は、泣いているうさぎさんのところへくまさんがやってくると、ふたりの間に、赤いお花が咲いて、そのお花が開いて、花びらが風に舞うと、それがハートになるという夢のある作品。
小さな部品がたくさんあって、製作に時間がかかったことがわかる。

 

LOVEの文字がでてくる最後のシーンに、くまが友情出演させてもらう。
おもしろいコラボレーションができた。

 

ボードに貼りだすぬり絵作品の数も、ずいぶん増えている。
あれっ、なほさんちのトモくんとよっしーくんがくまの着ぐるみ、着ているよ。

 

右側の作品は、mackyさんの夫の作品、彼のアニメ作品も、楽しかった。
夫婦で楽しむアニメーションセンター....今日のコピー。


mackyさんとは初対面、話していると、ふたりとも、「山田さんちの親子日記」のなほさんのブログにコメントをしていることがわかりました。
まったく偶然の出会いですが、このブログも見てくださっているとのことで、彼女の力作の最終シーンに、くまが割り込んだというわけです。
2枚目の写真、彼女のアニメの場面の写真が小さいのは、送ってもらった粗い画像を写真にしたためです。
アニメをアップできないのが残念です。
mackyさんのブログ

ハロウィン

2006-10-26 | テディベア

もうすぐ、ハロウィン、今日は、その準備なんだけど....。
ぼくのカチューシャ、いいでしょう?
お菓子、はやく、食べたいな。

 

お店のショーウィンドウも、ハロウィンの飾りつけだね。
おばけちゃん、怖くな~い、かわいいよ。

 

ぼくね、パーティーに、こいつといっしょに、行くんだよ。


このtyベアは、先日、六本木ヒルズでプレゼントしてもらった2周年記念のもの。
かぼちゃと同じ色なので、くーたんは、ハロウィン用だと思い込んでいるらしい。
カチューシャは人間用なのに、あまりにもぴったりで....。


鰯雲

2006-10-25 | テディベア

わ~い、ちっちゃい雲がいっぱ~い。
お魚のうろこみたいでしょ、鰯雲っていうんだって。

 

裏の田んぼの稲刈りが終わったよ。
稲わらって、ほかほかで、気持ちいいんだ。

 

あれっ、くーたん、どこに行ったの?
うふふ、お目目とお鼻が、ちょっぴり、見えてるみたいだけど....。

 

見つかっちゃった?

 

気持ちいいよ~。
こっちに来て、いっしょに、お空、見ようよ。

 

ぼく、ここで、お昼寝しようっかな~。
あはは、もう、お目目が....。


銀河のかなたへ

2006-10-24 | テディベア

この日曜日、宮沢賢治を聴く会の主催で、「銀河のかなたへのメッセージ」谷口秀子広島公演があった。

 

プログラムは、花巻の風景のスライド、詩の朗読、チェロとピアノ演奏、語り「セロ弾きのゴーシュ」。

 

谷口秀子さんは、花巻出身。
小学校教諭の祖父が賢治を教え、父が農学校で賢治に教わったという。
現在、方言指導、年2回、「銀河のかなたへのメッセージ」と題して、賢治の詩の朗読、童話の語りの公演を行っている。

 

舞台の背景は、友だちの製作、森の木立に賢治の世界が表現されていた。

 

「セロ弾きのゴーシュ」の童話にでてくるたぬきの子どもをはじめ、ロビーに展示されているきつねやうさぎなどの人形は、知人の作品。

 

舞台終了後、谷口秀子さんの椅子に座らせてもらう。


舞台は撮影禁止だったので、終了後に、友だちの舞台背景とくまの写真を撮らせてもらう。
スライドは、何年か前、花巻に出かけていたので、とても、なつかしい気持ちだった。
詩の朗読は、「高原」、「永訣の朝」、「原体剣舞連」、「雨にも負けず」、花巻弁の響きが、耳にやさしく、心に響いてくる。
チェロとピアノの演奏も、賢治作詞作曲の「星めぐりの歌」をはじめとして、楽しめた。
語りの「セロ弾きのゴーシュ」も、花巻弁の響き、チェロの伴奏も効果的。
宮沢賢治を読むのではなく、聴いた心ゆたかな時間だった。


2006-10-23 | テディベア

いいお天気だね。
くーたん、裏山にお散歩に行こうか。
は~い。

 

ノギクが咲いてるね。

 

ミゾソバも咲いてるよ。

 

わ~、柿がいっぱいなってるよ~。
手が届かないよ、父さん、抱っこして。

 

うん、おいしそう、これにしようかな。

 

上手に、とれるかな。

 

稲刈りのすんだ田んぼ、ふかふかで、気持ちいいよ。
いただきま~す。

 

わんわん、ぼくにも、ください。
えっ、柿、食べるの?
じゃ、半分っこしようね。


真っ黒の小犬を、妹が、プレゼントしてくれました。
ブラッキーという名前です。
くーたんのお供は、いつもだと、バセットですが、今日は、おるすばんでした。


転んじゃった

2006-10-22 | テディベア

広島アニメーションセンターのクリエイターズキャンパスのくまさんが一番のお気に入りなので、パラパラアニメを作ってみた。
初心者のつたない作品で、デザイナーの方には申しわけないが、気持ちよくOKをいただいたので、アップした。

 

昨日のブログのこの写真を動かしてみたかった。
デザイナーの方には、次のようなメッセージをいただいた。
「今回、社会実験という意図でデザインしたものですから、どう波及するのかも興味があり、必要でしたら、お使いになられて、楽しい作品を見させていただければと存じます。」
楽しい作品になっているかどうか、自信はないが、作っている時間は、とても、楽しかった。
くまが、走ったり、遊んでいて、すってんころりんは、だいすきなので、昔、自分で、絵を描いて作ったこともある。
パソコンのどこかのフォルダに入ってると思うけど....。


おまけのアニメ、昔、作ったのが、でてきました~。