Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

おもちゃガイド(4-3)

2013-07-31 | テディベア

有馬玩具博物館の5階の「おもちゃガイド」で楽しい積み木の世界に触れて、4階に下りてきました。
4階のフロアはオートマタの展示、7月11日からは原田和明さんのオートマタ作品が展示されています。
前日のガイドはほかの作家の作品と原田さんの作品の紹介が半々でしたが、2日目の11時からのガイドはほかの作家の作品ばかりでした。

 

1枚目の写真の1番前に写っている鳥のオートマタは廃材を使って作ってあります。
次々に作品を動かして見せてくださいます。

 

空き缶を利用した作品、

 

影も含めて幻想的な針金で作った作品、

 

ミニサイズの作品、

 

ほかの作品に比べて、どんなに小さいか分かるでしょうか。

 

シンギングバード、小さな鳥なので、すぐ目の前に持って来て見せてくださいました。

 

美しい声で囀ります。
このあと、レショーさんがさりげなく「このシンギングバードを作った同じ時計師の時計をしています」とスタッフの方に声をかけてくださいました。
スタッフの方は大喜びで「ぜひお写真を撮らせてください」、私もわくわく、

 

シンギングバードといっしょに撮らせていただいたジャケ・ドローの腕時計です。
文字盤はエナメル、シンプルで、分針より秒針が大きい斬新なデザイン、ほんものをはじめて見せていただき、惚れ惚れと見とれていました。

ジャケ・ドローの時計、オートマタの代表的な作品、シンギングバードの鳴き声などは次のサイトで見ていただけます。
Jaquet Droz
ピエール・ジャケ・ドロー
シンギングバード

ジャケ・ドローのすばらしいオートマタの「音楽家」などの動き(絵を描き、オルガンを奏で、字を書き…)は次のサイトで見られます。
The Jaquet-Droz androids


オートマタのサイトを見ていて、日本のものづくりの原点ともいえる江戸時代に作られた田中久重の万年時計の謎に挑む人たちの姿に出会いました。
チームリーダーの方の「設計した人の思想のかたまり」という言葉が印象的でした。
1時間余りとすこし長いので、お時間があるときにご覧になってください。
日本の万年時計
10:50追記

おもちゃガイド(4-2)

2013-07-30 | テディベア

 

 

 

ネフ社の積み木、セラ(赤)です。

 

 

 

キュービックス(白木)です、中にキーナ・モザイク(2.5㎝の美しいキューブ)を詰めて分解すると、最後の写真のようになります。

 

 

 

アークレインボーです、叩くとすばらしい音色がします。
いずれもネフ社の積み木で、デザイン性がゆたかなこんな積み木で遊んでいると、まるで、アーティストになった気分です。
ネフ社のサイト「ネフスタイル」


         

チャーリーくんたちのお散歩シーン、お話が弾んでいるようですね。
kazzさんからお手製の暑中見舞いのおはがきをいただきました、ありがとうございます。

おもちゃガイド(4-1)

2013-07-29 | テディベア

有馬玩具博物館の「おもちゃガイド」は、各フロアごとに1日3回づつ行われています。
2日目の朝、開館時間の9時半にレショーさんと待ち合わせて、原田和明さんのオートマタ作品を見て、10時からの「おもちゃガイド」を聞きに6階に上がりました。

         

6階は、ドイツで伝統的につくられている木のおもちゃの紹介です。
写真の「ドイツおもちゃ街道」は、1997年3月おもちゃの生産と販売の重要な拠点を結ぶルートとして設定されたそうです。

 

スタッフの方が、煙り出し人形の香を焚いたり、

 

ピラミッドやろくろの職人技をDVDの映像を交えて、説明をしてくださいます。
ドイツの木のおもちゃがだいすきなので、説明に聞き入っていたら、写真を2枚しか撮っていませんでした。

 

5階に下りて、10時半からのガイド、ここでは積み木ネフスピールなどの実技を見ながら写真も撮ろうとはりきりました。
スタッフの方が同じ方だったので、親しみもわき、ちょっと余裕です。

 

積んでいるのは、スイスネフ社のネフスピール、こうして縦に積んで、振動を加えると、右、左、右、左と1個づつがころころッと落ちてきます。

 

ネフスピールは赤、青、緑、黄色の4個づつが1セット、全部を使ったり、

 

1色づつを使ったり、色違いを組んだり、いろいろ工夫して遊べます。

 

こうして積んで、

 

左右、上下から外していくと、

 

崩れることなく、中心部分だけが残ります。
慣れないととうまくできませんが、無限の可能性が広がる、魔法のような積み木です。
くーたんは何年か前にこのネフスピールをサンタさんにもらっているので、今日のブログを見ておもちゃ箱から出してくるかもしれません。
明日は、ネフ社のもうすこし複雑なセラ、キュービックス、モザイク、アークレインボーを紹介します。

 

 

くーたん、朝ご飯の後、おもちゃ箱から出してきて積みはじめました、うまくいくかなぁ。
9:20追記

バーデン・バーデン駅発車

2013-07-28 | テディベア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

有馬玩具博物館3階フロアには、大きな鉄道模型のジオラマがあり、11:30、14:30、16:30には列車がバーデン・バーデン駅を発車します。
とても精巧に作られたジオラマで、ドイツの風景のなかを走る列車は見応えがあります。
メルクリン社の列車模型をはじめ、船や自動車などの乗りもの、ブリキのおもちゃもたくさん展示されていて、鉄道マニアにはたまらないフロアです。



 

大きく育ったゴーヤとかわいいミニプリンをガリさんが届けてくださいました。
今日のお昼はゴーヤチャンプルーで暑さを吹き飛ばしましょう。
ありがとうございました。

現代のおもちゃ

2013-07-27 | テディベア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

有馬玩具博物館の5階フロアでは現代のおもちゃが紹介されています。
いろいろな積み木を積んだり崩したり、遊べるスペースもあって、親子で楽しめるようになっていました。
ネフ社の積み木はおもちゃガイドで遊び方を教えてくれますが、まるで魔法のよう、思わず身を乗り出して見とれてしまいます。



 

今朝の朝食の果物は妹が送ってくれた沖縄産のマンゴーでした、完熟で香りもよく糖度もたっぷり、暑い日が続いていますが、おいしいものをいただくと、元気な一日を過ごせそうです。
11:00追記

ふみの日

2013-07-26 | テディベア

7月23日はふみの日だったんだよ、でね、次の日とその次の日に、たくさんお手紙が届いたんだ。
ぼく両方のお手手で持てなかったから、ちろりんさん家の風太くんの真似っこをして、頭でも持っちゃった。

 

 

ちろりんさんからのお便り、封筒に貼った切手は郵便車がぼくんちに走って来るイラスト、大阪中央郵便局の手押しの記念印が押してある。
京都中央郵便局のポスト型はがきには祇園祭の切手に京都中央郵便局の風景印、京都名所はがきにはふみの日の切手に機械で押す記念印、機械で押す記念印は東京中央郵便局、日本橋郵便局と大阪中央郵便局でしか押してもらえないんだって、広島では手押しだけなんだ。

 

 

setsuさんからのお便り、ふみの日のポストのイラストの切手に東京中央郵便局の風景印だよ。
ぼくね、このポストの切手、お気に入りなの、ポストの上のとんぼさん、じっとしててね。
うちわのイラスト、かわいいなぁ、うふふ、「くーたんへ たくさん食べて元気に夏を過ごしてね」だって、は~い、たくさん、食べま~す。

 

 

みかんさんからのお便り、ふみの日の切手、朝顔のお花がかわいいね、手押しの記念印が押してあるよ。
ぼく、すこし前の夏休みに朝顔のお花の数を毎日数えたことがあるんだ。
男の子と女の子が風鈴の音色を聞いているイラストじゃなくて貼絵なんだって。

 

 

Donnさんからのお便り、ふみの日の切手、蚊取り線香のイラストに記念印、中にはポスト型はがきが3枚入っていて、それぞれの郵便局の風景印が押してあったよ。
愛媛県庁内郵便局の風景印は県庁舎と市内電車、まつやまマドンナ郵便局のは松山城と坊っちゃん列車とマドンナ、エミフルMASAKI郵便局のはひまわり、いろんな郵便局を回って集めてくれたんだって。

 

 

ふみの日の記念切手、50円切手と80円切手、金魚鉢に金魚鉢はぼくのコレクション。

 

ぼく、とってもうれしい。
ちろりんさん、setsuさん、みかんさん、Donnさん、ありがとうございました。 

ドイツの木のおもちゃ(5-5続)

2013-07-25 | テディベア

主にクリスマス飾りとして使われている天使と鉱夫、シュヴィップボーゲン 、ピラミッドです。

 

 

 

ろうそくを手にした天使と鉱夫のキャンドルスタンドはエルツゲビルゲ地方を代表するモチーフの一つで、ザイフェンがかつて鉱山で栄えていた頃、天使が石炭や鉱石の採れる場所を教えてくれたと言われています。
エルツゲビルゲ地方では、子どもの出産祝いとして、女の子なら天使を男の子なら鉱夫の人形を贈る習慣があるそうです。

 

 

 

 

シュヴィップボーゲンとろうそくに火を灯すと上昇気流で上部のプロペラが回りはじめるピラミッドです。
かつて鉱山ではクリスマスイヴの習慣として、鉱山内で祈りをささげた後、それぞれ自分たちのランプを坑道の入口に掛けて家路についていました。
このランプの灯りが、入口のアーチを縁どって明るく輝く様子が、シュヴィップボーゲンのイメージとなりました。
ザイフェンではクリスマスシーズンを迎えると、家々の窓辺に様々なキャンドルスタンドが並びます。
ザイフェンはアルプス山系につながる山岳地帯にあるため、冬はとても厳しく日照時間も短い土地、鉱山で働く人々は仕事が休みの日にしか太陽を見る事ができませんでした。
ザイフェンのおもちゃにろうそくを使ったものが多いのは、光にあこがれる鉱夫達をなぐさめたいという家族の気持ちのあらわれであるとも言われています。

 

 
 

だいすきな本「ドイツ おもちゃの国の物語」が置いてあるこのコーナーの椅子に座って、「おもちゃガイド」を聞くようになっています。
1日目は時間の都合で聞けませんでしたが、2日目はレショーさんといっしょに、各階のガイドを興味深く聞くことができました。

ドイツの木のおもちゃ(5-5)

2013-07-24 | テディベア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

有馬玩具博物館に展示されているドイツで伝統的につくられている木のおもちゃのうち、「煙り出し人形」です。
上半身と下半身が分かれるようになっていて、下半身に香を置いて、火をつけ、上半身をかぶせると口から煙を出します。
ドイツではお客さまを迎えるときなどに使っているそうです。

前回訪れたときに、4枚目の写真の右側のおもちゃ売りを買って帰りました。
ひとつひとつのおもちゃも木でていねいに作られてています。
2007.9.23 煙り出し人形

最後の写真もおもちゃ売りですが、ずっと大きなサイズで、違うメーカーのものです。
働く人たちがモデルになっているので、当時の市民生活のようすがよく分かり、メーカーによっていろんなタイプがあるのも楽しいです。

たくさんの工房の煙り出し人形が見ていただけるサイトです。
小さなミュージアム

ドイツの木のおもちゃ(5-5)が最終回の予定でしたが、明日(5-5続)で、キャンドルスタンドと天使を紹介します。

ドイツの木のおもちゃ(5-3)

2013-07-22 | テディベア
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マッチ箱のなかの世界(1枚目、2枚目)をはじめ、マッチ箱よりさらに小さな世界(3枚目、4枚目)とミニチュアのおもちゃたちです。
ミニチュアのおもちゃ作りが発展したのは、税金が重量制になったため、税金対策で、嵩の少ない重量も軽いミニチュアになっていったからだそうです。
おもちゃも社会体制の影響を受けていることが伺われます。