Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

赤ちゃん誕生

2009-09-30 | テディベア

昨日の午後4時頃、かわいいテディベアの赤ちゃんが生まれました。

 

身長18cm、もう、たっちができます。

 

いっしょに生まれた女の子と、

 

バケツに入って遊んだり、

 

ハロウィンのお菓子をキャリーに積んで運んだり、

 

いっぱい遊んで、お母さんのかわいいバッグに入って、帰って行きました。
この子のお母さんは、市立大学で椅子作りをごいっしょしたTさん、テディベアがおすきとのことで、手持ちの材料があるので、お弁当もちで、月曜日と火曜日に、来ていただき、二日とも、10時から17時までかかって、仕上げました。
横に写っているいろんな色のモヘアでパッチワーク風に作った女の子は、何年かぶりに私が作りました。

 

くま作り1日目、午前中、モヘアに型紙を写して、カット、午後、手、足、頭、胴、耳の各パーツを縫います、すこし残った所は宿題です。

 

くま作り2日目、午前中、手足に綿を詰めてジョイントを入れて、午後、顔に耳、目をつけて、鼻、口の刺繍をして、胴にジョイントして、できあがりです。
テディベア作りはじめてのTさんでしたが、いろいろもの作りをしている方なので、途中失敗もなく、お手伝いすることもなく、出来上がりました。

護国寺

2009-09-29 | テディベア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オルゴールの小さな博物館」は、東京メトロ有楽町線の「護国寺」で下車して歩いていきます。
開館までに時間があったので、護国寺の境内に寄ってみることにしました。
護国寺は、徳川綱吉の母、桂昌院の発願によって天和元年(1681年)に創建され、近代以降は宮家の墓所(豊島岡墓地)が造られたところです。
大隈重信、山縣有明などの墓所もあり、本堂、月光殿などは重要文化財、元禄の面影を残しています。

二胡コンサート

2009-09-28 | テディベア

昨日、ALSOKホールで、第6回二胡アンサンブルコンサートがあり、ガリさんに招待していただいて出かけてきました。

 

オープニングは中華民謡、

 

広島で二胡音楽院を主宰している姜暁艶(ジャンショウウェン)さんは、医学博士でもあり、ストレス社会への音楽療法に取り組んでいます。

 

二胡奏者としての腕はもちろん、笑顔のすてきな女性、全国で原爆被害者の支援活動チャリティーコンサートなども行っています。

 

多彩なゲストの方を含め総勢120人の出演者の中には、最年少5歳の二胡奏者海谷瑞之くんや、

 

大阪国際音楽コンクール民族楽器部門2位、ジャーナリスト賞受賞の高校生峠岡慎太郎くんの姿もありました。
彼は来年の3月22日の「峠岡慎太郎二胡リサイタル」が決まっている若いホープです。

 

若い女性だけではなく、

 

男性も含めた幅広い年代の二胡を愛する人たちがすばらしいメロディーを聞かせてくれました。

 

フィナーレは「シルクロード」、「長江の歌」の大合奏、休憩の15分を挟んで、あっという間の2時間半でした。
二胡はどこか懐かしい音色を奏でてくれますが、こんなに大人数での合奏ははじめての経験、広島で育っている音楽の可能性を感じたコンサートでした。
舞台から離れた客席からの撮影で鮮明ではありませんが、ノンフラッシュでの撮影が許されていたので、雰囲気だけでもお伝えできればとアップしました。
 

夏の思い出

2009-09-27 | テディベア

みぞやんさんちのtimくんと蝉捕りに出かけた夏の思い出、

 

あのね、timくんが絵日記に描いてたのを、送ってくれたんだよ。
こんな格好いい絵封筒に入ってた、封筒に絵が描いてあるの、絵封筒っていうんだって。

 

見て見て、スナフキンが釣りをしてるでしょ、それをムーミンとミイが見てて、ぼくは柿をとってるの。

 

封筒の裏にはね、この子、だれだか知ってる?

 

ポポックくんっていうんだよ、ぼくにお手紙を届けてくれてるの。

 

「くーたん、どう~、元気してる?」ってお手紙も入ってる。

 

うれしいなぁ、でんぐりがえりしちゃおうっと。

 

自分宛のお手紙が届くのって、うれしいですよね。
大喜びのくーたんはでんぐりがえりをしたり、いただいたお手紙をいつまでも眺めて、にこにこのお顔でした。
みぞやんさん、timくん、ありがとうございました。

ミュージアムショップ

2009-09-26 | テディベア

「オルゴールの小さな博物館」の開館は午前10時半、7階建てのおしゃれなビルです。

 

入口を入ると受付があり、オルゴールとオートマタに関するCD、DVD、書籍、絵はがきがディスプレイされています。

 

ショップは2階、美しいシンギングバードが迎えてくれます。

 

オートマタのポスター、この籠から子犬の顔を覗かせる少女のオートマタは上海のオルゴールミュージアムで見ましたが、顔を覗かせた子犬がキャンと鳴き声をたてるかわいいものです。

 

スイス、ドイツ、日本などで作られた

 

木のおもちゃやオルゴールが

 

リーズナブルなお値段のものから比較的高価なものまで並んでいて、

 

やさしい雰囲気のぬいぐるみもいます。

 

棚の上には、蛙のオートマタが2体並んでいたのですが、動きを見せてもらうのに下ろしてもらっていて、写真には写っていません。

 

緑色の蛙と空色の蛙がいて、どちらにしようかなと迷いましたが、すこし動きがスムーズな空色のを選びました。
ここでうれしいニュース、ふと、裏側を見ると、西田明夫さんのサインがありました。
西田明夫さんは現代玩具博物館(岡山)、有馬玩具博物館(神戸)の館長のかたわら、オートマタの設計や製作も手がけてこられた第一人者ですが、今年の2月に急逝されました。
以前(2009.4.13 SHOWER)、テディベアのオートマタを作っていただいた原田和明さんは、この西田さんの著書を読んで感激してオートマタ作家になった方です。
原田さんは、何年か前、西田さんにこの蛙のスケッチを見せてもらって、試作品をさわらせてもらったとのことで、ちょっとしたご縁を感じました。
この蛙のオートマタはユニークでとても楽しい動きをします、後日また詳しい画像をご紹介できるでしょう。

オルゴール

2009-09-25 | テディベア

オートマタの動きに感動した後はオルゴールの優雅な音色に癒される時間、手前のオルゴールのお人形たちは、曲にあわせてくるくる回りながら踊ります。

 

たくさんのオルゴールが並んでいます。

 

真ん中のオルゴールでは、何曲かのリストから、自分のすきな曲を選んで演奏してもらえます。

 

同行のDonnさんが選んだのは、アヴェ・マリア。

 

ディスクオルゴールだけではなく、

 

シリンダーオルゴールも展示してあります。

 

オルゴールの演奏をはじめるコインを入れさせてもらったり、ストリートオルガンのハンドルを廻させてもらって、コースの終りはティールームへ、

 

オルゴールとアンティーク家具に囲まれたすてきな空間です。

 

自動演奏ピアノの演奏を聴きながら、おいしいコーヒーか紅茶をいただきます。

 

案内をしてくださった方が、「くまちゃん、ピアノといっしょにいかがですか」と声をかけてくださり、貴重な写真を撮らせていただきました。
おそらく、このピアノの前に座ったはじめてのテディベアではないでしょうか。


オートマタ 5-5

2009-09-24 | テディベア

「クラウン・マジシャン」 1900年頃 フランス ルター

 

彼が扇子で顔を隠すと、

 

あら、ふしぎ、彼の顔が消えていて、しばらくすると、横の箱から彼の顔が現れます。
また、扇子が上に上がると、箱の蓋は閉まって、彼の顔は元に戻っています、お見事!

 

「タイト・ロープ」 1870年頃 フランス フォリボア
ガラスのドームの中に入っているタイプ、初期の頃はこういうのが多いそうです。

 

「トルコの煙草のみ」 1890年頃 フランス ランベール
ほんものの煙草を吸って、煙をはき、至福のひとときの表情をします。

 

「アフリカの女王」 1890年頃 フランス ルレ・エ・ドゥカン
彼女が持つ長い棒の上で、小さな子が曲芸を演じます。

 

「椅子の上の曲芸師」 1895年頃 フランス ルレ・エ・ドゥカン
ほんのすこし介助がいりますが、見事に演技してくれます。

 

ジオラマのひとつ、帆船が波間に揺れ、汽車が鉄橋を渡り、風車や回転木馬が廻ります。

 

裏側です、汽車が走る仕組みがよくわかります、ふだんはケースに入っていて裏側は見えませんが、この企画ではケースから出して見えるようにしてありました。 

 

「茶運び人形」 現代 日本
この人形のほか、展示台の下のケースに並べられていて、動きを見られないのも何体かありました。
動かしてもらったのも34体と多く、ご紹介できていないものもありますが、オートマタのご紹介は今日で終り、明日はオルゴールとティーサロン、明後日はショップと続く予定です。


オートマタ 5-4

2009-09-23 | テディベア

「ハープを弾く少女」 1890年頃 フランス ルレ・エ・ドゥカン
優雅な仕草でハープを弾いてくれます。

 

「お化粧をする少女」 1890年頃 フランス ランベール
右手の羽のパフを動かしながら、左手の鏡を自分の顔に近づけてじっと見つめます。

 

「長いリュートを弾く少女」 1885年頃 フランス ランベール
「ギターを弾く少女」 1900年頃 フランス ランベール

 

リュートやギターを上手に弾きます、ジュモーのビスクヘッドを使った少女たちはかわいい、

 

この小さな淑女たちに会うために、junはスーツを着てきました。

 

「香水をかぐ少女」 1900年頃 フランス ランベール
香水をハンカチにふりかけ、鼻に近づけて香りをかぎます、香水屋さんの店先で活躍していたそうです。

 

「ワルツィング・ドール」 1895年頃 フランス ルレ・エ・ドゥカン
花輪をもって、上手にワルツを踊ってくれます。
 
 

「ダンスをするアラビアの女」 1900年頃 フランス ルレ・エ・ドゥカン
両手を前後させながらダンスをします、めずらしいジュモーの褐色のビスクヘッドです。

 

「マリオネットと籠の少女」 1890年頃 フランス ヴィシー
マリオネットを動かしながらご機嫌の少女、うれしくて足もぴょんと上がります。

 

「マリオネットと少女」 1890年頃
「手品をする少年」 1900年頃 フランス
「ねずみと少女」
マリオネットが壊れたらしく少女は一生懸命ですが自由に動かないようです、少年の手品は上手、ねずみを飼っているらしい少女の籠からはねずみが出てきます。

次の動画が撮れていました、クリックしてみてください。
「ハープを弾く少女」
「ギターを弾く少女」
「マリオネットと籠の少女」

オートマタ 5-3

2009-09-22 | テディベア

「泣いているジャン」 1890年頃 フランス ヴィシー

 

被っているロバの帽子は、ばか帽子ともいわれていて、お勉強ができなかったり、いたずらをしたときに被らされるそうです。

 

それで、先生に叱られて、ジャンが泣いているんです。

 

「シルクハット犬」 1910年頃 フランス ルレ・エ・ドゥガン
「ミルク缶入りの子猫」 1890年頃 フランス ルレ・エ・ドゥガン
どちらも、ゼンマイを巻くと、かわいいお顔を覗かせます。
この犬のオートマタにちなんで、入場者にプレゼントされる記念品がこのたびは犬の形に作られたミニタオルになっていました。

 

「ケン玉をする少年」 1890年頃 フランス ルレ・エ・ドゥガン

 

ケン玉がとても上手、絶対に外しません。
玉をぽんと上げたとき帽子にぶつかってぼんと音がしたりして、うふふです、時にはおでこにも当たったりするそうです。

 

「シャボン玉吹きの少年」 1890年頃 フランス ルレ・エ・ドゥガン

 

左手に持ったカップにはほんもののシャボン玉液が入っていて、それにストローをつけて、ふっと吹いて、シャボン玉を飛ばします。
シャボン玉を飛ばすと、犬が足元にじゃれつくようになっている少女のバージョンのを、京都嵐山オルゴール博物館で見たことがあります。
短いですが、シャボン玉が飛んだところが動画に撮れていますので、クリックしてみてください。
「シャボン玉吹きの少年」

オートマタ 5-2

2009-09-21 | テディベア

「手品師」 1890年頃 フランス ランベール

 

「ギター弾き」 1890年頃 フランス ランベール

 

手品師は見事な技を見せてくれます、右手に持つ蓋を伏せて上げると、これが、あらっ、サイコロに替わっていました。
ギター弾きはギターを弾きながら、舌を出し入れします、話したり、歌ったりを表現しているそうです。

 

「ティー・ドリンカー」 1910年頃 フランス フォリボア

 

上の写真ではわかりにくいですが、ほんものの水がポットからカップに注がれています。
そして口にはこんで飲む時にはごくんと音もします。
その時にはもうポットに水が戻っているという仕掛けです。

 

「フライング・シンギング・バード」 1900年頃 フランス ボンタン
小鳥たちが囀りながら、木の間を飛び交います。
左の青い小箱は、

 

「シンギング・バードBOX」 現代 スイス リュージュ
丸い蓋があくと小鳥が飛び出てきて羽をふるわせながらしばらく囀り、また蓋が閉まります、声も姿もとてもチャーミングです。

 

「シンギング・バード・ケージ」 1900年頃 フランス メーカー不詳
50年以上寝かせて色褪せなかった羽だけを使っているとか、とても美しい小鳥たちです。

昨日ご紹介した「絵描き」、「バリスター」はこんな感じで展示されていました。
展示はそれぞれのオートマタを製作した作者の工房ごとになっていますが、私の紹介のしかたはばらばらです。