Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

クッキィ誕生

2013-02-28 | テディベア

4月19日からひらかれる「ひろしま菓子博2013」のマスコットキャラクターの一員クッキィがお気に入りなので、メイやキャンディちゃんのスイーツ姫、キャンディ婦人のコスプレといっしょに作りたいなと思っていました。
ネットを見ると、スイーツ姫の愛犬と紹介されているではありませんか、これはぜひにもということで、

 

手持ちの布でちくちくして、

 

できあがりましたが、

 

失敗、小さすぎました。

 

そこで、型紙を2倍に拡大して、できあがったのはちょっと太めちゃん。
母さん、ライオンさんのようなたてがみを早く作って。

 

うふっ、かわいい、わたしのクッキィ誕生よ。

 

クッキィ、お出かけしましょ。
メイちゃん、お帽子忘れてるようだけど。

 

スイーツ姫がお帽子を忘れちゃいけないわ、クッキィ、ありがとう。

 

裏の畦道をお散歩して、玄関先の花壇でもなかよく遊んだスイーツ姫になりきりのメイとクッキィでした。

タイムマシーン(3-3)

2013-02-27 | テディベア

こころ躍る名作がズラリ!
リーフレットに書かれている言葉です。
ブリキのおもちゃがただすきなだけで、コレクターではないし、どれが名作なのかは分からないのですが、素人でも質のよさには惚れ惚れとします。
コレクションカタログに載っているたくさんのロボットとバイクのなかから、こころ躍る私がすきなロボットたちをカタログの解説を交えて紹介します。

 

生まれたのは1948年頃、占領下の日本でした。
場所は東京都北区の王子。名前はアトミック・ロボットマン。
手にして遊んだ多くは戦時中に産まれたこどもたちです。
一緒に歳を重ねて64歳になりました。

名称:アトミックロボットマン 製造会社:メーカー不明 製造年:1950年頃 機構:ゼンマイ
国産2号のロボットです。初期版・中期版・後期版があり、これは中期版。ゼンマイを巻きレバーをSTOPからGOにすると歩行します。足は動かず、いわゆるピンウォークで足の裏からへら状の金属板を円軌道を描かせながら交互に出し入れすることで前進します。
メイド・イン・オキュパイド・ジャパン(占領下の日本製)が入っていないのは、製作者がオキュパイド(占領された)という事をよしとしない気概の持ち主だったからでしょう。

 

名称:ジャイアント・ギヤーロボット 製造会社:タイヨー 製造年:1960年代 機構:電動
大きな目と頭の上のライトが点滅し、胸の中のライトが点灯します。
大・小9個の歯車が連動回転し、手を振りながら歩行する全高38cmの頭デッカチな大きなロボットです。

 

名称:R-35ロボット 製造会社:マスダヤ 製造年:1950年代 機構:電動(リモコン)
マスダヤロボットのベストセラーです。バッテリーコントロールにより、手の動きとシンクロして目が点滅し、足の下から上下するピンにより走行します。これはファーストタイプでバッテリーケースにロボットのプリントがあります。セカンドタイプは、ただの電池ボックスです。顔はプレスする形が深いため、プリントではなく塗装がされています。

 

名称:ソニックロボット 製造会社:マスダヤ 製造年:1950年代 機構:電動
通称袴型ロボットとして生産された全高39.5cmの大きなロボット。大きなグリーンと赤の目が点滅し、胸のスピーカーからポーポーと音を出すことで、トレインロボットとも呼ばれています。壁等にぶつかると方向を変えて走行するノンストップアクションになっています。通称5人のギャングと呼ばれたうちの一体です。

 

名称:チーフロボットマン 製造会社:ヨシヤ 製造年:1950年代 機構:電動
エレガントな表情を持つロボットです。方向を探す様な頭部の動きがおもしろく、ギィギィという音と共に頭部のランプも点滅します。壁等にぶつかると方向を変えて走行するノンストップアクションとなっています。

  

名称:マイティロボット 製造会社:ノグチ 製造年:1950年代 機構:ゼンマイ
ゼンマイによって回転する車輪で進むさまが、まるでペンギンのよう。足のつま先がホイールに連結されているため歩いているように見えます。胸部分からは発火石によるスパークが見えます。

 

名称:スペースマン 製造会社:ヨシヤ 製造年:1950年代 機構:ゼンマイ
胸のレバースイッチを入れると、スライド歩行します。頭と胴体が一体化しており、前と後ろを合わせるタイプ。左右の足裏にそれぞれ2個のタイヤがあり、前輪に逆転防止のストッパーがついていて前進するようになっています。
頭の上にアンテナのついているタイプもあります。

 
 
名称:P.Dバイク 製造会社:佐藤玩具製作所 製造年:1950年代 機構:フリクション
全長31cmの大きなブリキのバイク。
機構は簡単なフリクションだが部品が一つ一つ単体で組み立てられ、重量感のあふれるバイクになっています。ハーレーのパトロールバイクでしょう。
バイクとしては珍しく、補助輪を内側に入れています。残念にも風防が欠品しています。

 

名称:T.C.O-598バイク 製造会社:西ドイツ・T.C.O社 製造年:1950年代 機構:フリクション
プリントの美しい非常に出来の良い大きなバイク(全長29cm)です。
エンジンガードと風防、ツーリングバッグがついており、ツーリングライダーでしょう。エンジンはパラレルツインで、ドイツのメーカーであるNSUかアドラーのバイクと思われます。
N361のバイク・コレクションでは最高の1台です。

いいなぁ、ロボットの顔はいくら見ていても飽きないし、解説もいろんなことがわかって、楽しい。
こうして、写真を見ながら解説を書き写していると、全部を紹介したくなってきます。
3-1、3-2でくわしい解説を見たいなと思われましたら、上から何枚目の写真のが知りたいか、コメントしてください。
その分だけ、機会をみてまたご紹介します。 

 

母さん、ロボットがすきなんだね、ぼくもだ~いすき、ぼくが絵を描いてあげるよ。
くーたん、上手、ありがとう。

タイムマシーン(3-2)

2013-02-26 | テディベア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワイン食堂N361のブリキのおもちゃコレクション「TIME MACHINE」のブリキのバイクコレクションの一部です。

カタログ37ページより
センスを競った職人たち
ブリキのバイクの楽しさは、その時代に流行ったバイクやエンジンの形が分かるだけでなく、ライダーのグローブ、ブーツ、ヘルメット、服装等から、ファッションの流行も知ることができることでしょう。
1930年ころから、時計のメカニックからヒントを得て、ゼンマイを使ったブリキのバイクが登場しますが、この時代(1930年代・40年代)のブリキのバイクは、金属玩具発祥の地であるドイツのものが色も形もギミックも非常に良くできています。

タイムマシーン(3-1)

2013-02-25 | テディベア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワイン食堂N361のブリキのおもちゃコレクションのカタログ「TIME MACHINE」(A4版、70ページ)をいただきました。
今日ご紹介したのは全部ではありませんが、ロボットコレクションです。
ロボットの写真には、それぞれ、名称、製造会社、製造年、機構をはじめ、ていねいな解説が添えられています。
最初、カタログを1日だけでご紹介の予定でしたが、とても写真を絞り込めないので、明日バイク、明後日印象に残ったページを説明つきで、3回にわたってアップすることにします。

カタログ03ページより
タイムマシーンに乗って
戦後すぐの頃のブリキ玩具は、進駐軍のゴミの中の空き缶をプレスで伸ばして作られた、手のひらに乗るくらいの小さなおもちゃが、ほとんどでした。
その頃(1947年~1950年)に制作されたおもちゃは、メイド・イン・オキュパイト・ジャパン(占領下の日本製)という刻印を押されてアメリカやヨーロッパに輸出されていました。
その後(1950年代・60年代)、日本のブリキのおもちゃの製造技術はドイツ・イギリス・フランスを抜いて世界の頂点に立ち、ギミックに優れた大きなおもちゃなど、名作が数多く制作されました。しかし、1960年代をピークに、製造工程の複雑なブリキから、コストが安くてリアルな加工ができ、大量生産が可能なプラスティックに変わっていき、ブリキのおもちゃは姿を消していきました。
N361には、戦後の子どもたちが、新しい時代を夢みていた時代のブリキのおもちゃを数多く展示しています。

カタログ05ページより
あの頃へタイムトリップ
海外では、アンティーク家具を集めるのと同じように、おもちゃのコレクターが数多くいます。そんな環境だから、おもちゃは、オークションにも立派なアンティークとして登場しています。
1950年代に、日本のマスダヤが作った当時最も大きなロボット5体(マシンマンロボット・ラジコンロボット・ラベンダーロボット・ソニックロボット・ターゲットロボット)の内の一体、マシンマンロボットは、1996年11月サザビーズ・ニューヨークのオークションで500万円で落札され(アメリカのナイキ社の社長の手に落ちました)、世界で話題になりました。N361には、マシンマンロボットの色違いのラベンダーロボットとソニックロボットの2体を展示しています。また、日本で2番目に作られたアトミックロボットマンなど、メイド・イン・オキュパイト・ジャパン(占領下の日本製)時代から1960年代までのブリキのロボットを数多く展示しています。 

ワイン食堂N361(続)

2013-02-24 | テディベア
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワイン食堂N361のブリキのおもちゃコレクションは、ロボット、バイク、自動車を中心に見事なものでした。
1階のカウンターでだいすきなロボットを見ながら、おいしい料理をいただけるのは、最高の時間、アルコールが飲めない私ですが、ワインを楽しむ人といっしょだったり、雰囲気を楽しむのがだいすきです。
9枚目からの写真は照明が暗めの2階のショーケースの中をノンフラッシュで撮っているのでわかりにくいのですが、雰囲気だけでもとアップしました。
カウンターに置いてあったブリキのおもちゃのカタログを何気なく手にとると、コレクションのロボットたちのすばらしい写真が載っています。
ひょっとして売っていただけるかなと声をかけると、「差し上げます」とのお返事、70ページものカタログ(非売品)をいただきました。
明日はその中から一部ですが、ご紹介します。

ワイン食堂N361

2013-02-23 | テディベア

ブリキのロボットがお迎えしてくれる、

 

ワイン食道N361が昨年12月25日に広島市西区中広町にオープン、昨日、katsuraさんの車で連れて行っていただきました。

 

開店時間は午後6時から午後10時半まで、1階のカウンター席には、目の前にずら~とロボットたちが並んでいます。

 

オーナーのコレクションだそうです。

 

テーブル席のケースには、ブリキのバイク、

 

だいすきなロボットたちを見ながらお食事ができるなんて、最高です。 

 

メニューにもブリキのおもちゃが、お値段もリーズナブルです。

 

いろんなもののお味見をしてみたかったので、すこしづつ盛り合わせていただきました。
メイの前に運ばれてきたのは、サーモンマリネ、ラタトゥイユ、人参マリネ、レバーペースト、テリーヌ、生ハム、ザワークラウト、生ハムは大きな塊をその場で切ってもらいました。

 

ラタトゥイユのお味と歯触りがとてもよかったので1品でとって、メインはふわふわチーズオムレツ、katsuraさんはえびのアメリケーヌソースパスタ、写真は撮り忘れました。

 

洗面所の金色のロボット、

 

2階のテーブル席、ケースの中はフェラーリなどの車のコレクションでいっぱいでした。

気持ちよく写真を撮らせていただいたので、明日はたくさんのロボットたち、明後日はいただいたカタログに掲載されている名作を紹介します。

森のおともだち

2013-02-22 | テディベア

白雪ちゃんと七人の小人たち、白雪姫のお話知ってるよ。

 

白雪姫も小人たちもかわいいね。

 

うふっ、ケーキになってるんだぁ。

 

森のおともだち、世界でいちばん美しいのは…?

 

宝石掘りの小人、女王のりんご、幸せな結末、ぜ~んぶおいしそう。

 

うふふ、くーたん、見て、見て~。

 

森のおともだち、りすさんのしっぽもかわいいね。

 

わ~い、ぼくのおやつなの?

 

うれしいな、いただきま~す。

 

おまけの写真……お野菜これだけ全部(レタス、ブロッコリー、プチトマト、柿)で一盛り300円でした。

広島のビル

2013-02-21 | テディベア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、縮景園に出かけたときに、市内電車の白島線沿いと、八丁堀から紙屋町へのメイン道路で目にとまったビルです。
広島は地方都市なので、そんなに高層ビルはなく、全体的に落ち着いた感じでしょうか。
直線的なすっきりしたデザインがすきですが、7、8、9枚目のような田舎っぽいというかちょっとごちゃごちゃした感じも地方都市っぽくって、案外すきだったりもします。

「約十の線を含む塊」

2013-02-20 | テディベア

 

 

 

 

2月14日から19日まで東京都国立市アートイマジンギャラリーでひらかれていた芸術の存在意義「展」に展示されたkatsura(寺田るみ子)さんの作品です。
壁面の作品が「約十の線を含む塊」、床に置かれている作品が「Diary」です。
このたびの展示では、作家、評論家、鑑賞者、画廊とがそれぞれの立場から多様な感性を相互交換するギャラリートークも行われ、新たな経験をされたそうです。
広島に帰られて、お写真を見せていただきました、どれもご本人撮影のものです。

 

 

カノンさんが展示に出かけてくださって、教えてくださったくまカフェのキーマカレーとコーヒー、ラテアートは半完成品から自分で作るようになっていたそうです。
katsuraさんのブログではほかのお出かけといっしょに紹介されています。
瑠からのたより

 

 

 

お土産にいただいた「デザインあ」のシールと付箋、手元にあった絵本で遊んでみました。
katsuraさん、カノンさん、ありがとうございました。

6月2日までひらかれている「デザインあ展」の楽しいサイトが見ていただけます、自由な発想って、すばらしいですね。
デザインあ展

縮景園(続)

2013-02-19 | テディベア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

縮景園の濯纓池(たくえいち)には大小の橋が架かっていますが、中央の跨虹橋(ここうきょう)は7代藩主重晟が京都の名工に2度も築き直させたものといわれ、東京小石川後楽園の円月橋や京都修学院離宮の千歳橋にも似た大胆奇抜な手法が駆使されているそうです。
昭和15年(1940)に国の名勝に指定されましたが、昭和20年(1945)原爆によって壊滅状態になりました。
その時の情景が石碑に遺されていますが、その後、広島県は戦前の景観を戻すために整備をすすめ、清風館、明月亭なども復元しました。
こうして、今、私たちが平和に散策できる場も戦争の惨禍を受けた場所だったことを改めて知り、戦争体験を語り継ぐ人たちの高齢化などにも思いをはせたことでした。