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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

ヒラリヒラリと

2024-08-13 07:35:32 | 日記
我が家で毎年夏に現れるヤツがいます。
それがこちら。



みんな大好き「アゲハチョウ」の幼虫です。
7月ぐらいからよく見かけますよね。

我が家では毎年この時期、アゲハチョウの幼虫が家に招かれ羽化して飛び立つまで生活を共にします。

子供の夏休み自由研究じゃないですよ。趣味です。
毎年、庭でアゲハチョウが生まれるんです。卵or幼虫を見つけてその枝を家に持ち込み羽化するまで観察するのです。
山椒の木にいるのはナミアゲハ。パセリにはキアゲハがいます。食性が違って棲み分けできてるんですね。
一度、駐車スペースを徘徊していたクロアゲハの幼虫がいましたが、それっきりでどの木にいるのか判明してません。アオスジアゲハは成虫はよく見るのですが、幼虫は未確認です。
そんな感じで我が家付近では4種のアゲハチョウが生息しているようです。

毎年観察していると、卵が黒っぽくなってきたからそろそろ孵化するなとか、水っぽい糞をしたから今日あたり蛹になるなとか分かるようになります。

そう、チョウは皆さんご存じの取り、卵→幼虫→蛹→成虫と姿形を変える「完全変態」の昆虫です。
ちなみにバッタは蛹にならず卵→幼虫→成虫と徐々に姿を変える「不完全変態」。ほぼ姿を変えない「無変態」というのもいるそうな。

この完全変態の起源と進化というのは専門家の間でも諸説ありまだはっきりとわかっていないようなのですが、一説によると「翅」がキーワードとなるとか。
・無変態は翅がない。
・不完全変態は幼虫時には翅は小さく使えないが、成長するにつれ徐々に形成され完成していく。
・完全変態は幼虫時には翅は全くなく、蛹を経て完成した翅をもつ成虫が生まれる。
完全変態は、幼虫時に不要な機能である翅を、必要となるタイミングで作り出すのに効率がよいシステムであるということのようです。

そういやチョウの場合、翅だけでなく口も、植物をかみ切る顎からストローのようなものに大きく変わりますね。要は適した形状への変化のためのシステムなのかなと思いますが、どういう過程で今に至ったのか気になります。

ところで、昆虫の「翅」というものも不思議で、
・翅のような形質は最初小さく、少しずつ大きくなったはず
・しかし、進化の中間段階の翅は飛翔に利用できない
・だとすれば、翅は進化しない。。あれ?
という変な話になります。で、次のステップとして、
・ならば、別の用途で発達し、後に飛翔に転用されたハズ
となるそうです。
「翅」の"もと"が何だったのかというと……
終わりが無いのでこの辺で。

生き物の進化については次から次へと疑問がわき、興味が尽きません。いやー、ロマン溢れますね。



ところで、この手の話「よく奥さんが許してくれるねー」って言われるんですが、
妻です。幼虫取ってくるの。


以上、(貴)でした。

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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア・システム開発、
  製品開発(moniシリーズ)、それに農業も手がけるIT企業
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