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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

珈琲焙煎記

2024-08-02 09:00:00 | 日記
はい、機ですが記です。

ついに焙煎機を買ってしまいました。焙煎奮闘記の始まりです。そういえばかつて馬車道奮闘記を書いてたな、懐かしい。

生豆を買ったらまずはピッキング。
欠点豆と言われるものがどんなものか、Google先生に教えてもらいながらピッキングしていくのですが…見れば見るほどどれも欠点豆のようなそうでないような…と、なかなか難しい。慣れかもしれませんが、最初はある程度ピッキング済みの生豆を仕入れないと大変です。こういうときにすぐ画像認識AIがあれば早いんじゃね?と思ってしまう。

さて、ピッキングができたらいよいよ焙煎。
温度上昇の変化グラフ(ローストカーブ)による味わいの違いをレシピというそうですが、初回ですし自動焙煎なので、ひとまず何℃で何分とだけ、予熱も大事そうですがひとまず取説に載っているものを参考に予熱なしで、焙煎してみました。

ドキドキしながらスイッチオン。



熱を帯びならが回転していきます。時間の半分くらい過ぎたところで…

く、臭い…!

なんだこの焦げ臭さは!珈琲焙煎屋さんのあの甘い香りが漂ってくることを期待してたのに、くっさい!!例のあの後遺症を、嗅覚障害を思い出させるいやな焦げ臭さ。色々迷って高い方の焙煎機を買ったのに、早くも後悔。ああ、焙煎が終わってしばらくしてもまだ鼻に残っている…失敗か、失敗してしまったか……

珈琲は焙煎したてより3〜4日経ったほうが味がまとまってきます。飲み頃になるまでずっと不安な気持ちでいましたが…飲んでみると普通でした。

あとで調べてみたら、予熱しないと中の焦げやすい部分が先に焦げてしまうみたいです。というわけで、次は予熱してやってみました。するとどうでしょう…

あまーい!

めっちゃいい匂いがしてきました。これよこれ、この香りを待ってた。初回のブラジルから、香りの高いグァテマラにしてみたのもあってか、めっちゃいい匂いです。うん、飲んでも美味しい。

今度は私の好きなマンデリンを買って焙煎してみました。マンデリンは欠点豆が出やすい品種のようで、結構ピッキングしました。だから高いんだなぁ。

さて焙煎ですが、今度は予熱後、なるべく温度が下がらないようにサッと豆を投入してすぐ焙煎開始。するとしばらくして、

カラメル…!!

めっちゃ甘い香りが漂ってきました。マンデリンは甘みが多く酸味が少ない品種なので、煎るとカラメルのような香りがするんですよね。で深く煎るほど、カラメルと同じで苦くなる、この濃厚な苦みが好き。素敵。ああ癒し。



甘い香りと豆が色づいてくるフェーズ、メイラード反応フェーズといって、味わいが作られるフェーズらしいです。4回くらい焙煎してみて、予熱大事、フルシティローストまでいくには大体これくらい、というのが分かってきました。一時は後悔と諦めが頭をよぎりましたが、反省と改善を繰り返してよかったです。趣味が増えました。

今度は温度変化を記録してローストカーブを記録していこうかな。でも、ずっと張り付いてアプリに入力していくのは面倒くさい。画像認識で自動記録したいなー(私はほんとに珈琲が好きなのかい?はい、超絶面倒臭がりなだけです笑)

記録するなんて誰でも、機械でもできるんです。でも、どんなカーブを描くとどんな味わいになるのか、それは美味しいのか、どんな好みや気分のときにお薦めなのか、考えるのは人間です。一度定まれば、あとはAIに学習させればよいですが、人の感情に寄り添った仕事は、人間にしかできない。近い未来、AIと人間が協力しながら仕事をする未来には、人間にはそういうスキルが重要視されているのでしょうね。引き続き、SmileEngineering、お客様の想いに寄り添ったモノづくり、インターンでも社員教育でも、大事にしたいと思います。
研修関係の企画や実施を担当している(い)でした。

(い)

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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア・システム開発、
  製品開発(moniシリーズ)、それに農業も手がけるIT企業
コメント
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