ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

アイルランド発(datelined Ireland): hopes of finding survivors fade

2019-05-31 17:12:30 | 日記
2019年5月31日(Fri.) 今日は朝から曇っていて、予報によると、午後からは一時的な雨もありそうです。 そして気温は23℃ぐらいで、とても過ごしやすい一日になっています(愛知県平野部)。 思えば、先週末頃続いた33〜35℃の気温は異常でしょう。これを一過性の事象として看過して良いのでしょうか・・・。

繰り返しになりますが、実に、日本人は流されやすい性格の人種だと、つくづく思います。 注目を浴びやすい話題・事件・事故のニュースにマスコミが走っていますし、結果として、人々(若者を含む)の関心は逸らされることになります。 これはマスコミによるミスリードとも言え、勘ぐって考えると、意図的なものかも知れません(政治的利用含む)。 一例として、だから若者の政治等への関心は薄れていると。

但し、昨今の貧困政治を見ていると、または、唖然とするような稚拙な政治家(とても政治家とは呼べない)を見聞きすると、さらには、教条主義的な司法判断等を見ていると、辟易するのも当然かも知れません。 しかし、だからこそ、極右(日本会議)勢力や、それら、若しくは傀儡勢力が発する虚言等を見過ごすことなく、選挙で自らの意志を示して行くことが必須です。そして、危機的な状況に於いては、街頭に出て声を上げるべきです(スウェーデンのグレタのように)。



さて、ハンガリーのドナウ川での事故、多くの犠牲者が出てしまっています。( ニュースソース: The Liberal.ie 5月31日発 )

<原文の一部>
Authorities arrest captain following Danube vessel collision as hopes of finding survivors fade
生存者の発見が望み薄になりつつある中で、ドナウ川での衝突事故で当局は船長を逮捕しました。



Authorities in Hungary, have confirmed that a Ukrainian man has been arrested after a tourist boat capsized on the River Danube.

It is understood the man’s arrest comes after 7 people were killed and 21 others have been reported missing following the incident which occurred on Wednesday night.

Officials say a 64-year-old captain has been arrested on suspicion of reckless misconduct in waterborne traffic leading to mass casualties.

The news comes as hopes of finding any of the 21 people who are reported missing alive have severely diminished.

Authorities say a criminal investigation has begun and that search operations are continuing, however due to strong currents caused by heavy rainfall search teams say the chance of finding any survivors are slim.

It is believed that the boat had as many as 35 people on board at the time of the crash with many of those being South Korean tourists.

Authorities say the age of tourists on board ranged from those aged in their 40s and 50s, although it is believed that a 6-year-old child and an elderly man aged in his 70s were on board the vessel at the time of the incident.

(超抜粋) この事故に関連して、ハンガリー当局は、ウクライナ人(注: 船長)を逮捕しました。
水曜日の夜の事故で、7人が死亡、21人が行方不明になっています。
当局によると、64歳の船長は、多くの犠牲者を出した容疑で逮捕されました。 また、不明になっている21人については、発見の望みはかなり薄れているとしています。
捜査や捜索は継続されていますが、大雨によって川の流れが激しい為、生存者発見の望みは少なくなって来ています。
事故当時の乗り合わせたのは35人と考えられており、多くは韓国の人と思われます。 年齢は40代から50代で、6歳の子供が一人、70代の男性一人も含まれています。

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衝突した一方の船長が逮捕されたと書かれていますが、大雨によってドナウ川の流れが急流になっているのであれば、そもそも、出航・運行させたこと自体がミスジャッジではないでしょうか。 誰も責任を取れないような無責任な運営体制が多くの犠牲者を出したのかも知れません。



何か、どこかで、類似の事案があるようにも思えます。 絶対安全・・・です、とは言えないでしょう。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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アイスランド(Iceland 🇮🇸): Whale Carcass Removed

2019-05-30 17:08:39 | 日記
2019年5月30日(Thu.) 先日、とある国際都市(日本国内)を散策する機会がありました。以前にも訪れたことがある街で、その発展ぶりは著しいものを感じました。街づくりが洗練されているし、2020年の東京オリンピックを目指して、大規模なホテルも建設中でした。
そんなキレイな街にも拘らず、一部の地下街や地下通路においては浮浪者らしき人たちが段ボール箱などで仕切りを作って寝そべっているのでした(複数地点で)。近くを通り抜けることになったのですが、幾ばくかの異臭も感じた次第です。
思うに、彼らが全面的に悪いわけではないでしょう。格差社会が広がったりセーフティーネットが不十分であるならば、闇雲に彼らだけを責めるわけには参りません。
そして、当該自治体に対し、意見をメールで伝えました。 歩いていて感じたことに加えて、単に彼らを排除するのではなく、弱者に救いの手を差し伸べる考えで善処していただきたいと。そして、縦割行政の言い訳はしないようにとも付け加えておきました。
容易に解決出来ることではないかも知れませんが、言うべきことは伝えて行かないと、遅々として進まない状態が続くことでしょう。



さて、アイスランドでは浜に上がってしまったクジラが異臭を放っているそうです。 ( ニュースソース: iceland monitor 5月29日発 )

<原文の一部>
Whale Carcass Removed
クジラの遺骸は移動しました。


The carcass was lifted up with a crane. mbl.is/Eggert Jóhannesson

A whale that beached on the shore of Reykjavík yesterday was successfully removed from there just before noon today, mbl.is reports. The Reykjavík Public Health Authority worked in cooperation with the Environment Agency of Iceland on removing the carcass, which had a very foul smell.

See an earlier report on the beached whale here.

The minke whale was lifted up with a 100-ton crane and put on the deck of a truck, which was to take it to a landfill in Álfsnes, in the eastern part of Reykjavík.

(超抜粋) 昨日、レイキャビクの海岸に打ち上げられたクジラは、本日(注: 29日)の昼前までに無事移動することが出来ました。 関係当局の手によって、ヒドイ異臭を放つこの遺骸を移動させました。(注: 関連報道は上記文中のリンク先で確認出来ます。)
このミンククジラは、100トン・クレーンで持ち上げられ、トラックに乗せられて、レイキャビク東部の埋立地に搬送されました。

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まぁ、何んでもかんでも嫌なものは排除すれば良いと言うわけではないでしょう。それを生み出す根本原因にも着目し、メスを入れるべきであることは言を俟ちません。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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アイルランド発(datelined Ireland): Knife crime continues

2019-05-29 17:33:45 | 日記
2019年5月29日(Wed.) この英文見出しの言葉を見て、一瞬、川崎市の事件をアイルランドが報じているのかと思いましたが、続く単語でロンドンのことだとわかりました。 そう言えば、ロンドンでは、こうした事件が続いているとのニュースが報じられていました。 ( ニュースソース: The Liberal.ie 5月28日発 )

<原文の一部>
Knife crime continues in London, after a man in his 30s is stabbed to death in the British capital
ロンドンではナイフによる犯罪が続いています。UKの首都で、30代の男性が刺されて死亡しました。


Image source: Open Edu

The wave of knife crime continues in London, after a man in his 30s was stabbed to death in the British capital overnight.

The latest violent incident happened in the Newham area of east London in the early hours of Tuesday morning. The victim was taken to hospital, but he was pronounced dead a short time later.

No one has been arrested in connection with the incident yet, and investigations are ongoing.

(超抜粋) ロンドンでは、ナイフによる犯罪が続く傾向にあります。昨夜、30代の男性が刺されて死亡しました。
これはロンドン東部のことで、火曜日の早朝に発生しています。 犠牲者は病院に搬送されましたが、ほどなく、死亡が確認されました。
この事件に関連して、まだ誰も逮捕されていません。捜査は継続中です。

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UKを含むEUとしては、難民移民の増加とともに、各種の犯罪件数も増加して来ているとの情報は既報です。 だから、難民受け入れ等に関しても、反対意見が大きくなる実態があります。
加えて、労働機会が奪われることにもつながり、無制限な難民移民受け入れには問題ありとされて来ています。また、UKがEU離脱( BREXIT )を叫ぶのも、こうした背景があるからでしょう。

人道的見地から、紛争地域等からの難民を受け入れることは当然としても、それだけでは対策としては不十分なのでしょう。 そもそもの紛争原因や経済支援などを通して、その問題を有する地域が、平和裡に復興して行く為の国際的支援が必要なのでしょう。

テロに屈することはないにしても、対話のテーブルに関係者がつくことが肝要ですし、日本も、こうした面で、説得力ある声明などを発するべきだと思います、おべんちゃら外交ではなく・・・です。



話をナイフ等による通り魔的犯罪に戻しますが、尋常ではない人物が僅かとは言え、存在することは事実でしょう、どこの国でも。 そして、これは永久に続く問題です。
しかし、そうした犯罪者を生み出す背景にも着目すべきと思います。 育った環境にも依るかも知れませんが、逆に、過酷な環境で育ったとしても、その多くの人々は、正しい判断力を持った人物に成長しているのではないでしょうか。
一方で、格差助長社会や、正直者が馬鹿を見るような社会であったり、司法が唖然とするような判断を示すなど、まるで社会正義が失われているような社会にあっては、自暴自棄に陥る輩も少なくないのかも知れません。

今回の川崎市での事件を受けて、安倍が通学通園の安全を確保するように各自治体に要請したそうですが、言っていることと、自らやっていることがチグハグであるなら、誰も信用しません。単なるパフォーマンスか、対処療法的なその場しのぎの無責任発言にしか聞こません。

例えば、非正規従業員ではなく、多くは正社員雇用を原則とするとか、年金も絞るのではなく逆に上昇させ、お金が一部の富裕層に偏る施策ではなく、広く回転(お金が)するような社会構造に転換すべきです。 法人税などは上げるべきですし、不必要な消費税率UPは避けるべきです。 一方で、社会福祉やセーフティーネットの強化につながるようなところに税金を使うべきで、USから戦闘機などを大量に買うなどは以ての外です(専守防衛に徹するべき)。

犯罪者を生む要因として、格差社会が閉鎖的な人間関係を生み出し、孤独で自暴自棄的な考えに陥る・・・。 そして、セーフティーネットも機能しなければ、登戸(川崎市)事件は繰り返されるでしょう。 ゼロにすることは至難ですが、少なくする努力は国も地方も協力して行うべきです。



追記: 経産省や文科省のキャリア組が、違法薬物に手を出しているとの報道がありました。しかも、省内で使用したとのこと。こんな行政(本省の役人)で、まともな施策が行えるのでしょうか、大問題です。 日本は腐っていませんか!

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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アイルランド(Ireland 🇮🇪): wild honey bee colonies

2019-05-24 20:32:28 | 日記
2019年5月24日(Fri.) ジャガイモの畝の土寄せ(3回目)をやって来ました、今日。 ジャガイモの収穫は約1ヶ月後ぐらいを想定しています。 一方、ニンニクは花芽も摘み取った段階で、間も無く収穫となります。 ちなみに、やっと愛知用水からの水が田植えの為に流されていて、しばらくの間、この水を利用することが出来ます。

そう言えば、昨日は、近くの田圃区域を散歩しましたが、カエルがゲコゲコと鳴きあっていました。彼らも、農薬等が使用されると被害を被る可能性があるのでしょう。 化学肥料・殺虫剤・除草剤などを多用すると、土中の微生物の生息環境が変わり、食物連鎖の結果、ミミズや昆虫なども減少、中には、受粉の役割が大きいミツバチや蝶なども影響を受け、さらには、それらを餌とする野鳥にも影響が及んでいる実態があります(EU情報)。

金儲け(経済)の為には何でもする連中が少なくないようですが、持続可能な社会や世界を維持する為には、その考えだけでは自滅の道を歩むに等しいでしょう・・・。



さて、アイルランドでは、野生のミツバチの巣(コロニー)を探す為の協力が呼びかけられています。 ( ニュースソース: The Journal.ie 5月24日発 )

<原文の一部>
A new survey is asking people to report sightings of wild honey bee colonies in Ireland this summer
アイルランドでこの夏、野生のミツバチの巣を見かけたら報告するよう求めています。

The survey is the first of its kind in Europe.
この種としてはヨーロッパで初めての調査になります。



RESEARCHERS FROM NUI Galway have launched a new survey inviting people to report sightings of wild honey bee colonies across Ireland during the summer months.
The survey, the first of its kind in Europe, aims to discover the number and distribution of wild honey bees in Ireland to assist in devising strategies for their conservation.

It follows a collapse in bee populations across the world in recent years, a phenomenon which could have negative ecological consequences because of the importance of the insect’s importance in the pollination of flowers and crops.
The new survey comes on foot of a pilot survey in 2016, when there were more than 200 reports of honey bee colonies in buildings, trees, walls and other types of cavities throughout Ireland.
Researchers were subsequently able to monitor their survival, some of which appeared to last more than three years without human intervention.
Professor Grace McCormack from NUI Galway, who is leading the study, said that the input of the public is critical for data collection on this scale and to help with conservation efforts.
She described the data gathered during the 2016 survey as promising, and revealed her team was now looking to discover the extent of wild honey bees left in Ireland.
“We’re aiming to capture data on where free-living honeybee colonies currently exist, where they like living and ultimately how long they survive unaided,” Keith Browne, one of the team’s researchers said.
“ Managed honey bees originally came from wild colonies and both populations are important for their mutual survival.”

(超抜粋) この夏の期間、アイルランド全土について、野生のミツバチの巣を見かけたら報告するように協力を求めています。
この調査は、近年におけるミツバチの生息数の減少を受けての調査であり、花や穀物等の受粉を司る重要な位置付けにあるからなのです。(一部、意訳)
また、この調査は2016年に行われたものに続く形ですが、その時は200以上の報告が集まりました。 それらの巣は、ビル、樹木、また、その他の洞窟(穴)がアイルランド各地から報告されました。
・・・ 以下、和訳省略。 原文サイトを含み、サラリと流し読みして下さい。 ・・・

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私は、この種の専門家ではありませんが、関連するニュースを読み重ねていると、おおよその問題等は見えて来ます。 マスコミも、事件や事故などだけでなく、地球や持続可能な社会にとって重要な問題も適宜報道して欲しいものです。 でないと、人々は ”知らないまま“ で過ごすことになります。

(注: 明日から数日間、当ブログの新規UPはお休みします、悪しからず・・・。)

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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アイルランド発(datelined Ireland): chopped off

2019-05-23 17:40:40 | 日記
2019年5月23日(Thu.) UKでは国民投票のやり直しが議論されているようですが、見通しは不透明です。 何度でもいいますが、あの国民投票の僅差の結果で、EU離脱を決めたこと自体がUKの失敗だったと思えてなりません。 あんなに重大な事柄を、単なる多数決原理で決めることが失策です。



さて、今日は翻訳を割愛します。 事件は中国の湖南省で発生したもので、男性は、顕微鏡手術が出来る病院が見つからずにたらい回しされ、最終的には長沙(湖南省の省都)の病院で接合手術を受けたと言う内容です。 そして、そもそもの原因などは述べられていません(言えないのかも知れませんね)。 ( ニュースソース: The Liberal.ie 5月22日発 )

<原文の一部>
Man wakes up in agony following booze session to find his penis chopped off



A Chinese man is reportedly recovery after he had his penis chopped off following a night on the booze.

According to STEN, the man known only as Tan was left mortified after he awoken in severe pain only to find his manhood chopped off.

Although Tan has no idea of how his penis became badly severed, it is believed that he woke up to find his genitals almost fully detached from his body following a night of heavy drinking.

The bizarre incident which occurred Hunan, southern China, has now led to a police investigation to find the culprit behind the brutal attack.

Tan who is said to be recovering well following microsurgery was apparently that badly injured he was turned away from a number of hospitals as they were unable to treat him.

However he was eventually treated by surgeons at Changsha Hospital, who say they successfully reattached his organ.

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この男性は酒を飲んだ後の出来事だと言っているようですが、普通は、こんなことにはならないでしょう。 そのうち、後日談として詳細情報がリークされるかも知れません。( 原文をサラリと読んでみて下さい。)



世の中、理解出来ないようなことが起きるものですね・・・。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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