ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

アイスランド(Iceland 🇮🇸): Pedestrian Streets

2018-08-31 17:27:57 | 日記
2018年8月31日(Fri.) 秋雨前線が南下してきた影響で、午後になって雨が降っています。 時折り、遠くから雷の音も伝わってきています。
ところで、今朝、ベランダのレモンの木にいたアゲハの幼虫(青虫)が居なくなっていました。 早速、可能性のある場所をいくつか覗いて見ると、居ました。 まだ、色は黄緑色ですが、サナギになるポーズをして壁にジッとしています。 現在、段ボール箱にサナギ2匹、そして壁に1匹、計3匹が羽化を待っています。 何れもナミアゲハです。

さて、アイスランドの首都レイキャビクでの取り組みは賛同したくなるものです。 ( ニュースソース: Iceland Review 8月30日発 )

<原文の一部>
Reykjavík Residents Support Pedestrian Streets
レイキャビクの住人は歩行者道路を支持しています。



The majority of Reykjavík residents have a positive opinion of pedestrian-only streets in the city centre, Kjarninn reports. The data is from a recent opinion poll conducted by Maskína for the City of Reykjavík.

Overall, 71% of residents say they have a positive opinion of pedestrian streets while 11% say their opinion is negative. Unsurprisingly, the more often residents visit pedestrian streets, the happier they report being with the initiative.

Laugavegur, Bankastræti, Skólavorðustígur, and Austurstræti are just a few of the streets in Reykjavík’s downtown core which are converted into pedestrian-only zones between May 1 and October 1 every year. A quarter of residents said they wanted the zones to be pedestrian-only year-round, more than double the number in a poll conducted last year.

(抜粋) レイキャビクの住人の多くが、街の中心部にある歩行者専用道路に関して肯定的な意見を持っています。 これは最近の意識調査の結果によるものです。
全体として、71%の住人は肯定的な意見で、11%が否定的でした。 意外ではないもので、住人はしばしば歩行者道路を利用していて、手始めとしては好感触の結果となっています。(意訳)
Laugavegur, Bankastræti, Skólavorðustígur, and Austurstræti の各下町中心部の通りは少なく、毎年、5月1日から10月1日までの間を歩行者専用に切り替えています。 4分の1の住人は、年間を通した歩行者専用道路にすることを望んでいて、昨年の調査結果の倍以上になっています。

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迂回のための主要道を確保した上で、街の中心部は歩行者や自転車専用とし、且つ、オープン・カフェなどもある交流空間として街づくりがされるのであれば、人も集うことになるのでしょう。

こうした面でも、地方議会や行政等が力を発揮してもらいたいものです。 但し、その動機が、一部の私企業等の利益を狙った不公正なものであってはなりません。

安倍政治は、如何に本人が否定しても、現実に、友人知人を優遇していて、公正さが歪められているので、多くの国民が許せないと声をあげているのです。 しかも、行政文書等も改竄や破棄・隠蔽までが意図的にされていますので、犯罪までも誘発してしまっているあるまじき政権と言えるでしょう。

普通ならば、そうした事態・疑義が生じたのであれば、リセットしてやり直しをするのが妥当な判断でしょうが、擁護はしても、一切、やり直しを指示していないので、自ら不正を助長していることを証明しているに等しいのです。 実に、虚言の塊です。 そして、国民がボーッとしているのは、マスコミがボーッとしているか、または、操作しているからでしょう。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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アイルランド発(datelined Ireland): stalled on a level crossing

2018-08-30 16:39:58 | 日記
2018年8月30日(Thu.) 昨日は初めて飲むアイリッシュ・ウィスキー( TEELING )を楽しみました。 ラム酒の樽で熟成しているタイプで、アルコール度数は46度で高いのですが、ほのかな香りとアイリッシュ特有のスッキリした飲み口が印象的でした。

さて、これはショッキングなニュースです(ポーランド)。 ( ニュースソース: The Liberal.ie 8月29日発 )

<原文の一部>
Horrifying: Teenage girl killed during driving test after instructor flees car which stalled on a level crossing
恐怖: 10代の女性が、ドライブ・テスト中に、踏切でエンストした車から教官が逃げ出して死んでしまいました。



An 18 year old woman has tragically died after her car stalled on a busy railway line whilst she was taking her driving test in southern Poland.

The young woman sadly lost her life after the vehicle was struck by oncoming train in the village of Zaskale.

According to Polish state media, the young woman who has been named only as Angelika was tragically left to die after her instructor fled the vehicle uninjured whilst it stalled at a level crossing on the busy line.

It is reported that the instructor a 62-year-old man left Angelika inside the car as she panicked trying to remove the car from the tracks.

A number of eyewitness who saw the horrific collision told reporters that the instructor who has since been condemned for his actions on social media, also done nothing to help the desperate teenager as she lay dying inside the badly damaged vehicle.

(抜粋) 18歳の女子がドライブ・テスト中に、往来の激しい鉄道路線上でエンストし、悲惨にも死亡する結果になりました。 ポーランド南部でのことです。(意訳)
事故は village of Zaskale で起きました。 やってきた列車に衝突されて彼女は死亡しました。 報道によると、名前が Angelika とだけしか明らかになっていませんが、往来の激しい路線の踏切でエンストし、教官は逃げ出してしまっての出来事でした。 この教官は62歳の男性で、車を動かそうとしてパニックになっている女子を残したまま逃げたのでした。
悲惨な衝突を見た多くの目撃者によって状況が伝えられ、彼(教官)の行動がSNSで非難を浴びています。 さらに、衝突された車に残された彼女に対して何も助けなかったとされています。

It is believed Angelika, suffered a serious head injury and had laboured breathing as bystanders tried to save her life.

One eyewitness told reporters that the instructor somehow managed to flee the vehicle before the train struck the car.

They added: “The train had been sounding its horns for several minutes and the frantic young woman eventually got the car started but unfortunately it was too late.”

Meanwhile another eyewitness said the instructor did nothing to assist those trying to rescue the badly injured teenager who sadly passed away in hospital in Nowy Targ, a short time later.

It is believed the train which struck the car had been traveling between the towns of Nowy Targ and Zakopane when the tragic accident occurred.

Meanwhile the District Prosecutors office in Nowy Targ have confirmed they are currently reviewing CCTV footage and have launched an investigation into the incident.

(抜粋)彼女は頭部に重傷を負い、見物人によって人工呼吸の措置がとられました。
目撃者の一人によると、教官は何故か、列車と衝突する前に車から脱出したのでした。 そして、列車は衝突前から警笛を鳴らしており、気も狂わんばかりの女子は最後には車を動かしたのですが、不幸にも遅すぎたのでしたと語っています。
その後間もなく、彼女は病院で死亡しました。 事故は Nowy Targ and Zakopane の間で起きました。 関係当局は、カメラ映像の検証を行う等、捜査を進めています。 (注: 原文を読み流して下さい。)

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教官は、彼女を連れて避難すべきだったのでしょう。 しかし、思うに、18歳の純粋な彼女は、列車との衝突を何としても回避しようと懸命の努力をしたのでしょう。 残念ながら、彼女の願いは通じませんでしたが、最悪の列車転覆事故は回避されたと考えるべきかも知れません。 ・・・

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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ドイツ発(datelined Germany): calls for 'justice to be done'

2018-08-29 12:50:05 | 日記
2018年8月29日(Wed.) 今朝の羽鳥の司会するニュース番組で、マイクロプラスティック等による海洋汚染の問題を大きく取り上げていました。 先日(8月17日)も放送していましたが、今回の方が、より詳しい内容だったと思います。 加えて、水道水にもマイクロプラスティックが入ってしまっていることを紹介していましたので、一般の人に対する警鐘になったと感じました。 同様に、社会的に不可思議なことや、納得出来ないことなどについても、追及・報道してもらいたいものです。 視聴率稼ぎが目的ではなく、社会的に放置すべきでない問題点や課題を周知する役割等が報道機関にはあるでしょう。



さて、モロッコで起きた許されざる事件について、ドイツが報道しています。 これは、8月24日に当ブログで取り上げた事件のその後です。 ( ニュースソース: DWーDE 8月27日発 )

<原文の一部>
Morocco: Teen rape survivor calls for 'justice to be done'
モロッコ: 十代の強姦被害者は、社会正義が執行されるよう声をあげています。(意訳)

Thousands have signed a petition to Morocco's king in support of a rape survivor. Despite a new law to tackle violence against women, rights groups say few survivors "will be able to get protection from their abusers."
大勢の人がモロッコ王に対して、性犯罪被害者に対するサポートを訴える嘆願書に署名しています。 新しい法律は女性に対する暴力に取り組む内容になっているとは言え、擁護団体は、加害者からの保護が可能なのは、ごく僅かであると問題視しています。 (意訳)



As of Monday evening, more than 18,000 people had signed a petition to Moroccan King Mohammed VI to provide support for a young woman who was tortured and held captive for two months.
"During her captivity, she was subjected to every torture imaginable: She was repeatedly raped by 15 men, beaten, deprived of food and basic sanitary needs, and had her body forcibly tattooed by her captors," petition organizers wrote.
The 17-year-old told the Moroccan broadcaster Chouf TV that she was kidnapped in June and held for two months by a gang of men in Oulad Ayad, a small town about 150 kilometers (90 miles) northeast of Marrakesh.

(抜粋) 月曜日の夜、18,000人を超える人が嘆願書に署名し、2ヶ月間以上にわたって監禁・拷問された若い女性に対するサポートを、モロッコの国王に訴えました。
監禁の間、彼女はあらゆる拷問の対象とされました。 15人の男に繰り返し強姦され、叩かれ、食べ物や基本的な衛生事項からも制限を受け、さらに、強制的にタトウーもされたと抗議団体は述べています。
この17歳の娘(こ)が語ったところによると、6月に誘拐され、2ヶ月間に及んでギャング団に監禁されました。 場所は、マラケシュから北東方向に150kmほどのところにある小さな街でのことです。

'I want justice'
During her captivity, men would visit the house where she was held and pay the kidnappers to rape her, she said. "They didn't give me food or drink, and I was not even allowed to take a shower."
"I want justice to be done and [for them] to pay for what they have done to me," she added, according to the website Morocco World News.
Her father, Mohammed, told DW's Arabic service that officials, activists and journalists had reached out to the family. "A medical committee comprising associations, doctors and the Health Ministry will be formed to provide health care and psychological support for my daughter so that she can reintegrate into society," he said.
At least 12 people have been arrested in connection with the case, Naima Ouahli, of the Moroccan Association of Human Rights, told the AFP news agency. Mohammed confirmed that number. "Twelve people have been arrested so far, but that number could grow," he said.

(抜粋)社会正義を望む: 彼女が監禁されている間、男たちはその家を訪ね、誘拐者に彼女を強姦するためにお金を支払いました。 彼らは、食べ物も飲み物もくれませんでした。 さらに、シャワーを浴びることすら許されませんでしたと彼女が語っています。
社会正義が全うされることを望みますし、彼らが私にしたことに対してですとも言います。
彼女の父親は、娘が社会に復帰できるように、身体的医療や精神的治療サポートが必要だと語ります。
関係した連中のうち、少なくとも12人が逮捕されていると人権保護団体の一人が語っています。 これまでのところ、12人が逮捕されているが、この数値はさらに増えるだろうとも言います。



Nationwide issue
Activists have pushed for more rights and stronger punishments to deter sexual violence against women following several high-profile cases over the past year.
More than 50 percent of Moroccan women have been subjected to violence in some form, according to a report by the country's National Observatory on Violence Against Women. Those under the age of 30 and without paid work are the most vulnerable, Morocco's national security body reported.
Earlier this year, parliament adopted a new law to combat violence against women. Although the law provided new protections for survivors, human rights groups said it didn't go far enough.
"Few women will be able to get protection from their abusers under this law, as it requires a prosecution and a conviction of their abusers — and yet, little is provided in the law to set out duties of authorities to arrest, prosecute and convict abusers," Rothna Begum, Middle East and North Africa women's rights researcher at Human Rights Watch, said in February.

(抜粋) 活動家は、近年のいくつかの注目すべき性犯罪を抑止するため、もっと正当で強力な懲罰を求めています。
モロッコの女性の50%以上が、何らかの暴力の対象に晒されてきています。 30歳未満と労働に就ていない女性が最も攻撃されやすいのです。
今年の始め、議会は女性に対する暴力と戦うための新しい法律を採択しました。 この法律は、被害者を保護する内容も含まれてはいますが、人権団体によると、それは十分とは程遠いものだ言います。
この法律では、加害者から被害者を護ることは殆ど出来ないと言います・・・。 これらのことは、2月に言われていたことなのです。

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8月24日に掲載した内容から、さらに厳しい事件内容が報道されています。 監禁者は、お金を払わせて、少女を強姦させていたと言うことでしょう。 このモロッコの地区が、どのような社会水準にあるのかわかりませんが、人間にあるまじき行為であると言えます。

首謀者や加担者には、極刑以外は考えられません。 これは過失ではなく意図的なものであり、悪質性は超高いと言えるでしょう。

また、18,000人以上の人が抗議行動に出たことは当然でしょう。



日本でも、理不尽なことがまかり通るようなら、そして、報道も徹底せず、行政・司法までもが歪められているのであれば、市民が街頭に出て、その意思を示すしかないでしょう。

ボーッとしていると、スターリン独裁のような悪政暴政に陥り、国民が大被害を受けることになります。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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アイスランド(Iceland 🇮🇸): Large iceberg

2018-08-28 17:05:04 | 日記
2018年8月28日(Tue.) 秋雨前線の影響で、曇と程よいにわか雨になっています。(愛知県平野部) そんな中、久しぶりに名古屋市名東区にある Iceland Market に行って来ました。 前回(2ヶ月前)とランチメニューは少し変わっていましたが、デザートも含めて美味しくいただきました。
また、HPにはUPされていませんが、店内情報によると、8月30日(木曜日)から、夜の部の営業も始めるようです。 但し、毎日ではなく、木曜・金曜・土曜の18〜22時となっています。 気になる方は、直接、お店に確認してみては如何でしょうか。

と言うことで、今日は、アイスランドからの話題をUPします。 ( ニュースソース: iceland monitor 8月27日発 )

<原文の一部>
Large iceberg north of West Fjords





A large iceberg is now located by Hornbanki, about 40 miles northeast of Horn, the northernmost part of the West Fjords. It is stuck at a depth of 100 m.

“This is huge,” remarks Guðmundur Gísli Geirdal, skipper on Gísli KÓ-10. “I sailed all the way up to it, and some pieces were falling from it,” he tells mbl.is.

“It’s at a location where I’ve been catching very large fish, and I sailed all the way to it and caught quite a bit of the large fish. I got four tubs of [cod], over 20 kg a piece. That, of course, is amazing,” Guðmundur states.

Another fairly large iceberg, with two towers is now located 6 km north-northwest of Reykjaneshyrna, which is on the east side of the West Fjords. It is about 18 km from the shore, drifting west, the Icelandic Met Office reports.

(抜粋) 大きな氷山が West Fjords の最北端部で確認されました。 ある漁船の船長が語るには、とても大きなものだと言います。 氷山からは分離したかけらが落下していると言います。
さらに、この場所では大きな魚を獲っていて、タラ4桶分もあって、1尾が20kgを超えるのだと。 これも、もちろん、驚きのことだと言います。
他に、いくらか大きい氷山が二つあり、West Fjords の東側にあって、沿岸からはおよそ18km離れています。 これは西に向かって漂っています。 アイスランド気象当局が報告しているものです。

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アイスランドのことは十分には知りませんが、ここを知れば(勉強すれば)、北欧全体のことも学べるのではないでしょうか。 それにしても、百聞は一見に如かずとも言いますので、機会があれば現地滞在したいものですね、観光旅行だけでなく・・・。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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ドイツ(Germany): Lost dog rescued

2018-08-27 17:48:43 | 日記
2018年8月27日(Mon.) 午前中、屋外での作業を2時間ほど行いましたが、照りつける日差しで体力も限界、気温は35〜36℃ぐらいでした。 午後には38℃ぐらいに上昇しましたが、 これはやはり異常と考えるべきでしょう。

さて、こんなホッとさせるニュースもあります。 ( ニュースソース: DWーDE 8月26日発 )

<原文の一部>
Lost dog rescued after spending 11 days in German Alps
ドイツのアルプスで、11日間も経ってから不明だった犬が救出されました。

Locals could hear 8-year-old Barry's barks become weaker and weaker, but they struggled to locate the lost pooch. A crack team of national park staff in southern Germany managed to find the dog and carry him down.
8歳になる犬の鳴き声は次第に弱くなっていました。 しかし、地元の人達は不明になっている犬を必死に探しました。(意訳) ドイツ南部の国立公園の一流のチームは、その犬を発見し運んだのです。



A German holidaymaker has been reunited with her dog after it went missing for 11 days in Berchtesgaden National Park on the German border with Austria.
Eight-year-old mongrel Barry escaped from his owner on August 12, while they were descending from the Kärlingerhaus mountain lodge — which can only be reached on foot — to the Königssee Lake.
A team of national park rangers searched for the hound over several days after his barks were heard by hikers and local residents. But they were unable to trace him.

(抜粋)ドイツ人旅行客は、11日間も行方不明になっていた犬と再会することが出来ました。 オーストリアとの国境に近い国立公園でのことです。
この8歳になる雑種の Barry は、8月12日に飼い主のもとから逃げてしまいました。 彼等が山小屋から下山中のことでした。
国立公園のレンジャーがチームで数日間探しましたが、彼(犬)を追跡することは出来ませんでした。



Barks weakened
Over the subsequent days, his barks became weaker and were heard less often, leading rescuers to presume that his health was weakening.
On Thursday, they deployed a thermal imaging camera and set off on the Sagerecksteig trail, which runs through the park, in a final attempt to track down the pet.
Despite no sound from Barry, they searched almost impassable terrain around the rock face before the camera picked up a small bright spot, which quickly disappeared behind a bush.
"It was only a short moment, but I was sure that this had to be a dog," forest ranger Tilman Piepenbrink said.

(抜粋)鳴き声は弱くなった。: その後、鳴き声は弱くなって行き、彼の体力は衰弱しつつあると推定されました。 木曜日、捜索隊は熱検知カメラ(注: 赤外線カメラか)で検出を試みました。
Barry からの鳴き声は無くなったにも関わらず、岩場の通行不能と思われるエリアから、小さな明るい点を確認しました。 しかし、すぐに茂みに隠れてしまいました。
本当に瞬間のことでしたが、その犬だと確信したとレンジャーの一人が語りました。



Trapped on a sleep slope
As the search was intensified, Barry was eventually found 150 meters (500 feet) above the lake on a 70-degree steep grassy slope. He was trapped directly above a 100-meter drop.
Rescuers had to descend 40 meters down another steep section of the mountain to reach him, in an operation that took five hours.
"When he was rescued, Barry was completely apathetic, he didn't even notice me and didn't move," National Park ranger Fritz Eder said, adding that he looked like he was made of "skin and bones."
The emaciated pet was taken to a veterinary clinic, where he was given a full bill of health, and later reunited with his tearful owner.

(抜粋)急坂で身動き取れず(注: sleep slope ではなく steep slope が正しいと思います。): 捜索の結果、Barry は、湖の上150mのところで、斜度が70度もある急峻な草地にいることがわかりました。 彼(犬)は100mの標高差があるところで身動きができない状況になっていました。
救助隊員は40mを下降して犬のところに辿り着きました。 この作業に5時間を費やしました。
犬を救出した時、Barry は全く無感動で、私にも気がつかないし動きもしませんでしたとレンジャーが語ります。 また、犬はまるで骨と皮だけのようだったとも言います。
この痩せ衰えたペットは動物病院に運ばれて健康を回復し、その後に、涙いっぱいの飼い主と再会することになりました。

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11日間も生き延びたことにも感心しますが、熱検知カメラで発見し、且つ、困難な場所から救出した一連の活動に敬意を表したいものです。

何事にも諦めない、納得するまで時間を使う・・・ドイツ人。 ウーム、ドイツ人気質を感じさせられました。



2013年、ドイツに滞在した時、しばしば、ドイツ人気質を感じさせるシーンを私も体験しています。 親切でもあるんです、ドイツの人は。

また、人種に対する差別・偏見はないように感じましたし、 逆に、日本人や日本の文化に対する関心が高いと見えました。



外交に武力は必要ありません(原則としては)。 話し合う努力をすれば、合意点は見いだせることでしょう。 それが出来ないと言うことは、発想が貧困で、政治も貧困であると言えるでしょう。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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